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2011年02月26日

ドイツ連邦環境庁が、再生可能エネルギーによる発電電力買取補償のための「上乗せ料金」に関する分析結果を公表

ドイツ連邦環境庁が、再生可能エネルギーによる発電電力の買取補償のために導入されている、電力料金への「上乗せ料金」に関する分析結果を公表したとのこと。

(ニュース記事)
・EICネット[海外環境ニュース - ドイツ、再生可能エネルギー上乗せ料金上昇の要因分析結果を公表]
 http://www.eic.or.jp/news/?act=view&word=&category=&oversea=1&serial=24727

上記URL先ページによると、その内容は、

・電力料金への「上乗せ料金」は、2008年末までは一定だったが、2009・2010年に大幅上昇した。
 ただし、2000〜2010年の電力料金アップのうち約85%は、「上乗せ料金」以外の要因が原因となっている。
 具体的には、下記の要因がある。
 ・通常電力を取引する電力市場において、調達費用が値下がりしている。
  これにより、再生可能エネルギー買取補償価格との差が拡大したことで、「上乗せ料金」が値上がりした。
 ・太陽光発電設備の卸価格は、2009年初め〜2010年初めまでで34.5%近く低下した。
  これは予想外の状況で、太陽光発電導入量の大幅拡大につながった。
 太陽光発電に対する買取補償額の削減は計画済みで、これは正しい決定と言える。

・「上乗せ金」の値上がりに伴い、多くの電力供給会社では、電力料金そのものを値上げした。
 しかし一方では、電力市場で大幅に値下がりした電力調達費用は考慮されていない。
 これは、
 ・電力消費者にとって、電力市場での競争機能が不十分である。
 ということを示しており、対策の必要性が示されている。

・再生可能エネルギーは、他の発電方法と比較しても透明性を持っている。
 例えば、他の発電方法では、
 ・原子力発電所:
  直接・非直接的な補助金(数十億ユーロ規模)があってこそ割が合う。
 ・化石燃料による発電:環境負担費用が含まれていない。
 という状況が有る。
 その中で再生可能エネルギー利用技術は、今日では競争能力を持っており、更に助成の必要性を大幅に削減している。

等となっています。


通常電力の調達費用と「上乗せ料金」の関係は、この記事だけでは(具体的な数字が例示されていないので)正直よく分かりませんでした。

一方、太陽光発電設備の価格が約1年間で3割以上も低下したというのは驚きましたが、これは一般国民の負担に拠るとはいえ、FITによる需要増加がもたらした大きな恩恵、ということでしょうか。

ただ、設備価格の急激な低下が海外製品(中国など)の導入によるものだとすれば、特定の国の企業のみがFITの恩恵を受けていることになる、と考えられるので、世界最大市場である現在のドイツ国内における(太陽電池パネル等の)メーカーシェアがどのようになっているのか、というのが非常に気になるところです。
posted by 管理人 at 12:58 | Comment(0) | 市場・業界の動向:欧米

パナソニック電工が、変換効率17.9%の住宅向け新モジュール「HIT230シリーズ」と、配線工事が不要な「ワイヤレスエネルギーモニタ」を発表

パナソニック電工が、

・高効率な太陽電池モジュール「パナソニック 住宅用太陽光発電システム HIT230シリーズ
・設置における配線が不要な「ワイヤレスエネルギーモニタ

の受注を開始する予定とのこと。

(ニュース記事)
・パナソニック電工、「パナソニック 住宅用太陽光発電システム HITR 230シリーズ」などの受注開始(日経プレスリリース)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=274842&lindID=6
・パナソニック、“世界最高水準”変換効率17.9%の住宅用太陽光発電システム - 家電Watch
 http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20110225_429528.html
・世界最高効率の住宅太陽電池 パナ電工、3月9日に発売 - MSN産経ニュース
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110225/biz11022517440045-n1.htm
・パナ電工、国内最高効率の太陽電池を販売  :日本経済新聞
 http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C93819696E0E7E2EAE38DE0E7E2E0E0E2E3E38698E3E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E2E5EAE5E5E2E3E7E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2

(パナソニック電工のサイト内ページ)
・「パナソニック 住宅用太陽光発電システム HIT230シリーズ」新発売 | ニュースリリース 2011年 | ニュース | パナソニック電工株式会社 | Panasonic
 http://panasonic-denko.co.jp/corp/news/1102/1102-12.htm

上記URL先ページによると、各製品の詳細は、

・「パナソニック 住宅用太陽光発電システム HIT230シリーズ」:
 ・主な特徴:
  2010年7月に発売した「HIT215シリーズ」は、これまで約3,000セットを販売している等、好評を得ている。
  今回の新モジュールでは、更なる高効率化技術として
  ・独自の「高品質セル
  ・抵抗ロスを低減する「3本タブデザイン
   (セル1枚のタブを3本(従来は2本)とした。
    またタブを細くし、間隔も短縮している)
  ・反射・散乱光を低減する「低反射ガラス
  を採用した。
  これにより、従来モジュールと同面積で、公称最大出力230Wを得ることが可能となっている。
  また、同出力を得るためのモジュール枚数が少なくなり、屋根・建物への負担軽減に繋がる。
  (3.68kWの設備で16枚・約357kg(1kWあたり約97kg)。
   「多結晶154シリーズ」では3.69kWで24枚・約487kg(1kWあたり約132kg))
 ・主な仕様:
  ・品番:VBH13230T
  ・モジュール変換効率:17.9
  ・公称最大出力:230W
  ・サイズ:1,580mm×812mm×35mm
  ・質量:15kg
  ・希望小売価格(税込・工事費別):166,950円/枚
 ・受注開始日:2011年3月9日
 ・販売目標:2011年度に10,000セット。

・「ワイヤレスエネルギーモニタ」:
 ・主な特徴:
  ・ワイヤレスのため、配線工事が不要であり、既築住宅でも設置しやすい。
   (データ受信範囲は、電力検出ユニットから約80mの距離まで)
  ・表示データは、
   ・毎日の発電量
   ・売電/買電量
   ・電気料金の概算
   ・エコキュートでの使用湯量
   等。
   また、
   ・毎日決まった時間での省エネ達成度の表示
   ・SDカード経由でパソコンにデータを取り込んでのグラフ化
   等も行える。
 ・希望小売価格:70,350
 ・受注開始日:2011年4月1日

等となっています。


またモニターについては、京セラもつい先日に「ECONONAVIT」のワイヤレス製品を発表していますが、今後はワイヤレスタイプのものが主流となってくるのかどうか、他メーカーの動向も気になるところです。
posted by 管理人 at 12:57 | Comment(0) | メーカー:パナソニック

ソーラーフロンティアと独BalticsolarがCIS太陽電池の長期販売契約を締結、数十MW規模をドイツ北部で販売?

ソーラーフロンティア社が2月25日、ドイツの太陽電池専門企業「Balticsolar GmbH」との長期販売契約を締結したとのこと。

(ニュース記事)
・ソーラーフロンティア、ドイツ北部に本格的に進出 バルティックソーラー社と販売契約を締結 | プレスリリース | 環境とCSRの専門メディア ecool(エクール)
 http://www.ecool.jp/press/2011/02/solarfrontier11-0225.html

(各社の発表資料)
・ソーラーフロンティア、バルティックソーラー社とドイツ北部を対象とした販売契約を締結(ソーラーフロンティア社)
 http://www.solar-frontier.com/jp/newsrelease/pdf/20110225.pdf
・Solar Frontier Signs Balticsolar in Northern Germany Distribution Agreement(Balticsolar社)
 http://www.balticsolar.de/index.php?option=com_content&view=article&id=44%3Asolar-frontier-und-norddeutscher-anbieter-balticsolar-unterzeichnen-distributionsvertrag&catid=34%3Anews&Itemid=53&lang=en

上記URL先ページによるとBalticsolar社は、住宅用・産業用の太陽光ソリューションの企画・設置を専業としている企業。

今回の契約では、同社がソーラーフロンティア製CIS薄膜太陽電池の販売・設置(数十MW規模)を行うもので、これによりソーラーフロンティア社がドイツ北部に本格進出することになるとのことです。

また記事では、Balticsolar社のゼネラル・マネージャーのAlexander Hansmann氏による、

・「ソーラーフロンティアとの契約の決め手となったのは、CIS薄膜太陽電池の経済性と環境特性の高さに加え、世界最大規模の生産能力を持つことです。
  当社のシステム設計・施工のノウハウにソーラーフロンティアの販売・営業チームの専門知識を組み合わせることにより相乗効果を生み出し、トップクラスのサービスと最先端のエネルギーソリューションをお客様にお届けします。」

とのコメントが紹介されています。


ソーラーフロンティア社のドイツ展開については、約1ヶ月前に「MHH Solartechnik GmbH」との提携が報じられていたばかりですが、今回のBalticsolar社との提携により、更に同国内での販売体制を拡充する、ということでしょうか。

また今回の提携においても、ソーラーフロンティア社が大規模な生産体制を整備しつつあることが重視されているのが、個人的にはかなり興味深いです。
(海外の太陽光発電市場に喰い込んでいくには、生産・供給能力の充実が重要な条件となっている、ということでしょうか。)


※参考
・[1]太陽光発電と補助金について。製品の特徴や価格のご紹介|太陽光発電ならソーラーフロンティア
 http://www.solar-frontier.com/jp/

2011年02月25日

九州電力グループ「ニシム電子工業」が、自治体・事業者向けの太陽光発電設備の遠隔監視サービスを開始予定

九州電力グループの「ニシム電子工業」が、自治体・事業者向けに、太陽光発電設備遠隔監視サービスを開始する予定とのこと。

(ニュース記事)
・ニシム電子、4月から太陽光遠隔監視サービス - 地域 - ニュース - 電気新聞
 http://www.shimbun.denki.or.jp/news/local/20110225_01.html

上記URL先ページによると、サービスの概要は、

・背景:
 太陽光発電設備に関する情報は、通常は設備の設置個所ごとに、現地で管理されている。
・主な機能・特徴:
 ユーザーは、複数地点に分散する太陽光発電設備の
 ・発電量
 ・日射量
 ・気温
 等の情報を、インターネットにより遠隔地で把握することが可能となる。
 また、月報の作成なども自動で行える。
・想定メリット:
 太陽光発電設備のパソコン上での遠隔監視が可能となることから、発電設備を大規模導入する場合に、設備の運用監視・管理業務の効率をアップできる。
・提供開始時期:2011年4月

等となっています。


最近は自治体は勿論のこと、企業の拠点(工場など)でもかなりの規模の太陽光発電設備を導入するケースが出てきていますが、それらの動きに伴い、発電設備の管理の効率化に対する要望・需要も増えつつある、ということでしょうか。


※参考
・[1]ニシム電子工業株式会社
 http://www.nishimu.co.jp/
posted by 管理人 at 13:01 | Comment(0) | 導入施設

全日空商事が、米国のEVA封止材メーカー「Specialized Technology Resources」・バックシートメーカー「CPP Solar」と、日本での代理店契約を締結

全日空商事の米国法人「ANA Trading Corp., U.S.A.(米国全日空商事)」が、米国の太陽電池部材メーカー2社と、日本国内での各社の製品販売に関する総代理店契約を締結したとのこと。

(ニュース記事)
・全日空商事、米国の太陽電池部材メーカー2社と国内販売の総代理店契約を締結(日経プレスリリース)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=274724&lindID=4

(全日空商事のサイト内ページ)
・米国の太陽電池部材メーカー2社と国内初の販売代理店契約締結|お知らせ|全日空商事株式会社
 http://www.anatc.com/information/2011/02/24-2.html

上記URL先ページによると、事業の詳細は、

・契約相手企業:
 下記の2社。(日本市場での代理店契約は今回が初)
 ・「Specialized Technology Resources, Inc.」(STR):
  ・本社:米コネティカット州
  ・設立:1945年
  ・年商:約3億4,500万ドル(2010年実績)
  ・主力製品:太陽電池用EVA封止材
   35年の実績を持つ。
   特長として、
   ・製品収縮率の低減
   ・光透過率の向上
   ・紫外線等による変色の抑制
   といった点が有る。
 ・「CPP Solar, LLC」(CPP):
  新興のベンチャー企業。
  ・本社・米ニューヨーク州
  ・設立:2009年
  ・年商:約1,800万ドル(2010年実績)
  ・主力製品:太陽電池用バックシート
   安価なPVDF素材の採用により、価格低減が可能。

・全日空商事の事業目標:
 両社製品の合計で、初年度に売上10億円を目標とする。
 (営業対象は、国内の太陽電池モジュールメーカー。)

等となっています。


太陽電池用のEVA封止材に関しては、昨年5月に、中長期的に大幅な供給不測が生じる可能性が指摘されていましたが、今回の全日空商事による代理店契約は、その状況も考慮したもの(十分に販売できると見込んだ)、ということなんでしょうか。

ともかく、対象の両社とも日本市場での製品販売は今回が初となるようですが、日本で製品がどのように評価されることになるのか、今後の販売動向に注目したいところです。


※参考
・[1]STR - helping to ensure the safety, quality, and social responsibility of consumer products
 http://www.strquality.com/en-us/pages/default.aspx
・[2]CPP Solar
 http://www.cppsolar.com/web/index.php
posted by 管理人 at 13:00 | Comment(0) | 封止材・接着剤

アイカ工業が、太陽電池製造工程向けの製品受注に取組んでいる

アイカ工業」が2月22日、新規事業説明会を開催したとのこと。

(ニュース記事)
・アイカ工業(4206) 新規事業を開拓しつつ、主力の住宅・建築分野も強い回復。(野村証券)(NSJショートライブ - 毎日jp(毎日新聞))
 http://mainichi.jp/life/money/kabu/nsj/news/20110224247157.html
・アイカ工業が続伸、22日説明会で社長が太陽電池材料について説明 2011/02/24(木) 14:46:32 [サーチナ]
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0224&f=business_0224_158.shtml

上記URL先ページによると、この中で太陽電池関連では、

・2010年6月に就任した小野社長は、新規事業(太陽電池製造に用いる材料など)育成への注力を開始している。
・太陽電池用材料では、
 ・生産工程に用いる仮止め材
 ・セルへの水蒸気の付着を防止するシール材
 等、4つの工程で扱う製品の受注獲得に取り組んでいる。
 同事業の売上計画は、
 ・2011年3月期:2億4,000万
 ・2014年3月期:22億
 としている。

等の内容が発表されたとのことです。


アイカ工業における環境分野向け事業への注力方針は、約2年前に報じられていましたが、その後太陽光発電の市場が拡大を続けている中で、同社のこの方針も更に強化されている、ということでしょうか。


※参考
・[1]アイカ工業株式会社
 http://www.aica.co.jp/
posted by 管理人 at 12:59 | Comment(0) | その他の素材・材料・部品

2011年02月24日

兼松が、米United Solar社のアモルファスシリコン型太陽電池「Uni-Solar」の輸入販売を開始予定

兼松」社が、米「United Solar」社のアモルファスシリコン型太陽電池モジュール「Uni-Solar」の輸入販売を開始するとのこと。

(ニュース記事)
・兼松、太陽電池ビジネス強化の一環として「Uni−Solar」を販売開始(日経プレスリリース)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=274593&lindID=4

(兼松のサイト内ページ)
・UNI-SOLAR | 軽い、曲がる、薄い。太陽電池は、フレキシブルな時代へ | 製品情報
 http://www.kanematsu-solar.jp/

上記URL先ページによると、事業や製品の概要は、

・背景:
 兼松における、太陽電池事業強化の一環として取組む。

・製品の特徴:
 ・製造・販売の実績:
  1980年初頭に研究開発が開始された製品で、約20年の製造販売実績を持つ。
  導入実績は、欧米企業を中心に累計450MWに達している。
 ・長所:
  ・従来型の結晶型太陽電池モジュールと比較し、非常に軽量3.6kg/m2)で柔軟性に富む。
   このため、
   ・曲面の屋根
   ・耐震強度・耐荷重などの問題で、従来のモジュールが設置不可能だった場所
   への設置も可能になる。
  ・フレキシブル型アモルファスシリコン型太陽電池では、生産能力が世界トップ。
   このため、価格競争力に優れる。
   また、
   ・施工が容易(短時間で設置可能)
   ・設置に必要な部材が少ない(架台やフレーム等が不要)
   ・軽量かつロール状のため、輸送効率が高い
   との点から、施工のコストダウンにも寄与する。
 ・発電能力:
  年間発電量は世界トップクラスとのこと。
  ・構造は、アモルファスシリコンとシリコンゲルマニウムで構成される3層型。
   これにより、幅広い波長の光(紫外線から赤外線まで)を吸収できる。
   (単層・2層型のアモルファスシリコン型太陽電池より発電能力に優れる)
  ・朝夕の斜めの光、また曇りの日でも発電能力が高い。
  ・全てのセルを、バイパス・ダイオードにより並列接続している。
   これにより、部分的な影や汚れが発生しても、出力低下が最小限で済む。
  ・温度係数が低いため、高温条件(夏場など)でも、高いエネルギー獲得率を維持できる。

・今後の予定:
 「第4回太陽電池展〜PV EXPO 2011〜」(3月2〜4日)に出展し、日本向け販売を本格的に開始する。

等となっています。


当ブログでチェックしてきた中では、アモルファスシリコン型・シートタイプの太陽電池では富士電機システムズ社の製品を活用するケースが多く報じられていますが、この分野の国内市場に兼松が新たに参入する、ということでしょうか。

個人的には、一般住宅向けにこの製品を採用した場合に、通常の結晶シリコン型パネルと比較して具体的にどの程度のメリット(施工コストや発電量など)が得られるのかが、非常に気になるところです。


※参考
・[1]兼松株式会社|トップページ
 http://www.kanematsu.co.jp/
posted by 管理人 at 13:14 | Comment(0) | 他の国内メーカー

ABB社が、最大2,000A、直流1,000Vの開閉が可能な直流電力向けブロックコンタクタ「GAFシリーズコンタクタ」を製品化

ABB社が、直流・大電力用のブロックコンタクタGAFシリーズコンタクタ」を発売するとのこと。

(ニュース記事)
・asahi.com(朝日新聞社):ABB、日本でソーラー向けソリューションを展示 - 企業リリース - ビジネス・経済
 http://www.asahi.com/business/pressrelease/ATP201102230018.html
・ABB、日本でソーラー向けソリューションを展示(ABB株式会社)(財形新聞)
 http://www.zaikei.co.jp/releases/4434/

(ABB社のサイト内ページ)
・低電圧機器 ABBのソーラー向けソリューション
 http://www.abb.co.jp/cawp/seitp202/0d4595f578466be3c12576b6001ef2e4.aspx

上記URL先ページによると、「GAFコンタクタ」の概要は、

・背景:
 従来、高電圧の直流で高い頻度の開閉が必要な場合には、ブレーカーに頼らざるを得なかった。
 しかし、ブレーカーは本来、頻度の高い開閉には適していない。
・主な特徴:
 ・最大2,000A、直流1,000Vの開閉が可能なブロックコンタクタ。(世界初とのこと)
 ・高電圧、直流の高頻度な開閉に対して、耐用性と安全性を両立可能。
  効率的かつコンパクトなソリューションを提供できる。
・想定ユーザー:
 特にメガソーラー分野の顧客から、画期的な製品との評価が得られると考えられる。
・発売時期:
 日本では2011年3月から順次導入する予定。

等となっています。

この製品は「第4回国際太陽電池展(「PV Expo 2011」、3月2日〜3月4日、東京ビッグサイト)に出展される予定。

またABB社は、同展で他に、

・直流1,000Vを安全・効率的に遮断・保護・制御できる機器類(ブレーカー(MCCB、MCB)、ヒューズギア、サージアレスタ等)と、標準化された「直流側系統接続箱」
・太陽電池製造工程向けのソリューション
 ・小型の垂直多関節6軸ロボット「IRB 140」2台を用いての、高周波による
  ・横タブ
  ・ジャンクションボックス
  の自動はんだ付けシステムの実演
 ・「IRB 120」による、特性検査後のセルの搬送を想定したデモンストレーション

も出展する予定だそうです。


当ブログでチェックしている限りでも、国内・世界でメガソーラーの建設計画が格段に増加していると感じますが、その状況が今回の新製品の登場を促した、ということでしょうか。


※参考
・[1]ABB in Japan
 http://www.abb.co.jp/
posted by 管理人 at 13:12 | Comment(0) | パネル外の配線(JB等)

アイサプライ・ジャパンが、レポート「発生電力の高効率収穫技術(MLPM)が太陽光発電市場に嵐を」を発表

アイサプライ・ジャパンが、レポート「発生電力の高効率収穫技術(MLPM)が太陽光発電市場に嵐を」を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・【iSuppli】発生電力の高効率収穫技術(MLPM)が太陽光発電市場に嵐を - ELISNET -
 http://www.elisnet.or.jp/news/news_detail.cfm?select_news_id=21461

上記URL先ページによると、「MLPM(モジュールレベルパワーマネージメント)システム」は、

マイクロインバータ
 単一の太陽電池モジュールが発電する直流(DC)電力を、交流(AC)電力に変換する。
オプティマイザ
 「DC-DCコンバータ」(直流・直流変換技術)を用い、PVシステムの発電電力を効率良く管理する。

から構成されるもので、太陽光発電の性能アップに寄与するとのこと。

今回のレポートは、MLPMソリューションの現状と見通しについて述べるもので、具体的には、

市場の状況・見通し
・現在は、
 ・米国
 ・カナダ
 での採用が多く、両市場が住宅用MPLMの市場をリードしている。
・「IHS iSuppli」の調査結果によると、今後の市場は下記のように予想される。
 ・MLPMシステムの世界出荷数:
  2014年には6.2GW(2010年は160MW)まで拡大する。
 ・世界の住宅用太陽光発電システムにおける採用割合:
  2014年末までには38%に達する。(2010年は2%)

採用によるメリット
特に住宅用PVシステムにおいては、
・設置業者の作業の容易化
・プロジェクト設計のシンプル化
・高電圧DCの専門知識が殆ど不必要
との点から、メリットが大きい。

コスト
通常のインバータを用いる太陽光発電システムと比較し、設置コストは
・マイクロインバータ:1Wあたり0.20〜0.25ドル追加
・オプティマイザ:同0.15ドル追加
と、現状では割高となる。
しかし、MLPMは半導体を多く用いていることから、今後はムーアの法則による大幅なコストダウンが予想される。
具体的には、2014年の平均販売価格 (ASP)は、
・マイクロインバータ:0.29ドル(2010年は0.88ドル)
・オプティマイザ:0.08ドル(同0.18ドル)
となると予測される。

等の内容、またIHSのチーフリサーチアナリストのGreg Sheppard氏の、

・「ソーラーシステムが発生する電力を最大で25%まで増加させるMLPMシステムは、PV効率を向上させる新たな方法を提供する。」
・「この方法は特に住宅用途で急速に促進されるだろう。
  他のMPLMの利点としては、設置業者の労働力の削減やパネル当たりのモニタリング機能や安全性の改善などがある。」

とのコメントが紹介されています。


当ブログでチェックしてきた中では、ナショナル セミコンダクター社の「SolarMagic」に関するニュースが多かったですが、北米では他メーカーの製品も発売されているんでしょうか?

記事に掲載されている数値から、現状ではMLPMシステム導入で0.40ドル/Wの上乗せと考えると、1kWあたり400ドルの追加コストとなりますが、国内の住宅用太陽光発電システムに導入する場合に、この追加投資に対してどの程度のメリットが見込まれるものなのかが最も気になるところです。


※参考
・[1]iSuppli Corporation :アイサプライ・ジャパン
 http://www.isuppli.co.jp/
posted by 管理人 at 13:11 | Comment(0) | 市場調査・予測(レポート等)

マレーシア「ベルジャヤ・ソーラー」社が、同国内の廃棄物処理場で太陽光発電施設の建設を計画

マレーシアの「ベルジャヤ・ソーラー」社が、同国内の廃棄物処理場における太陽光発電施設の建設計画を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・廃棄物処理場での太陽光発電、Bソーラーが建設[マレーシア]|AsiaX News
 http://www.asiax.biz/news/2011/02/23-113221.php

上記URL先ページによると、プロジェクトの概要は、

・背景:
 連邦政府による再生可能エネルギー推進政策の一環として行われる。
・場所:セランゴール州ブキ・タガルの廃棄物処理場
 環境に配慮した衛生埋立場で、国内外から高評価を得ているとのこと。
 ・容量:1億2,000万t
  (50年間の廃棄物埋立が可能と見積もられている)
・協力企業:「KUBベルジャヤ・エンバイロ」
 (※当該処理場の設計、開発、運営を担当している企業)
・太陽光発電施設の設置計画:
 17期に分けて実施する予定。
 限界容量に達した埋立場を完全封鎖し、その土地に太陽電池パネルを設置する。
 ・協力企業:「KUBベルジャヤ・エンバイロ」
  (※当該処理場の設計、開発、運営を担当している企業)
 ・発電能力:100kW
 ・開始時期:2011年第2四半期
 ・投資額:300万〜500万リンギ(約8,211万〜1億3,685万円)

等となっています。


2009年9月には、同じブキ・タガルにおけるベルジャヤ・ソーラー社によるメガソーラー(10MW)建設計画が報じられていましたが、スランゴール州は経済活動が盛んな地域とのこと[2]で、その分環境分野での取り組みも活発になっている、ということなんでしょうか。

また産業廃棄物処理場での太陽光発電所建設ということで、通常の土地での建設とはどのような異なる点・課題が出てくるのか、埋立地の有効活用法の1つを確立するという意味からも、今後のプロジェクトの推移に期待したいところです。


※参考
・[1]Environment Services & Clean Technology(Berjaya Corporation Berhad)
 http://www.berjaya.com/enviro-services-clean-technology.html
・[2]スランゴール州 - Wikipedia
posted by 管理人 at 13:09 | Comment(0) | 海外のメガソーラー