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2011年03月31日

東芝が伊「アンサルドT&D」社を買収、欧州・北アフリカでの送変電・太陽光発電事業への本格参入を狙う

東芝が3月29日、

イタリアの企業「アンサルドT&D」を買収した。

ことを発表したとのこと。

(ニュース記事)
・東芝、伊の太陽光発電企業を20─30億円で買収 | Reuters
 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20320620110329
・東芝、伊の送変電・太陽光発電エンジニアリング会社を買収 2011/03/29(火) 21:12:19 [サーチナ]
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0329&f=business_0329_226.shtml

(東芝のサイト内ページ)
・東芝:ニュースリリース (2011-03-29):イタリアの送変電・太陽光発電エンジニアリング会社の買収について
 http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_03/pr_j2901.htm

上記URL先ページによると、アンサルドT&D社は、

・電力の送電・変電(T&D)
・電力・産業用太陽光発電所

のエンジニアリングを手掛けている企業。

今回の買収の概要は、

・東芝の目的:
 ・欧州
 ・北アフリカ
 における、送変電太陽光発電事業への本格参入を狙う。
・買収額:
 アンサルド社の株式の67%を取得したが、金額は未公表。
 (※1つめの記事では、
   ・20〜30億円
   との数字が記述されている)

等となっています。


東芝は昨年、中期経営計画で太陽光発電システムのシステムインテグレーションの展開加速を打ち出していますが、今回の買収もその一環、ということでしょうか。

欧州はともかく、北アフリカは現在騒乱も起こっていますが(リビア等)、東芝がこれからどのように事業を展開する計画なのか、ちょっと気になるところです。


※参考
・[1]Ansaldo T&D - Power & Care
 http://www.ansaldotd.it/
posted by 管理人 at 07:32 | Comment(0) | メーカー:東芝

独フォトン社が、2011年のインドの太陽電池生産の大幅拡大を予想

独「フォトン・グループ」が、2011年のインドの太陽電池生産見通しを発表したとのこと。

(ニュース記事)
・【インド】太陽電池生産量、2.3倍に:今年1100MW、12社合計[製造]/NNA.ASIA
 http://news.nna.jp/free/news/20110331inr001A.html

上記URL先ページによると、具体的な内容は、

全体の見通し:
 ・2011年の総生産量(インド国内12社の合計):1,090MW(前年実績(470MW)比2.3倍増)
 ・2011年末の総生産能力(同上):1,225MW(同(690MW)比77.5%増)
 ※12社のうち、生産量・生産能力の両方が10MWを超えるのは9社。

・企業別:
 ・インドソーラー(国内最大手):
  ・生産量:360MW(前年(140MW)の2.6倍)
   ※2009年の生産実績は21.8MW(3位)。
  ・生産能力:360MW(前年(160MW)の2.3倍)
 ・モセル・バエル2位):
  ・生産量:250MW(前年比66.7%増)
   ※2009年の生産実績は120MW(最大手)。
  ・生産能力:250MW(前年は150MW)
 ・ウェブソル3位)
  ・生産量:120MW(前年(30MW)の4倍)
   ※2009年の生産実績は12.5MW。
  ・生産能力:60MW(前年の
 ・KLソーラー
  ・生産量:80MW(前年は20MW)
  ・生産能力:100MW(同30MW)
 ・USLフォトボラティクス
  ・生産量:80MW(前年は25MW)
  ・生産能力:100MW(同35MW)
 ・BPソーラー
  ・生産量:70MW(前年は50MW)
  ・生産能力:84MW
 ・ジュピター・ソーラー
  ・生産量:70MW(前年は40MW)
  ・生産能力:145MW
 ・バーラト・エレクトロニクス(国営企業):
  ・生産量:4.5MW(前年は2.5MW)
  ・生産能力:5MW(据え置き)
 ・シュルジョ・エナジー
  ・生産量:5.5MW(前年は0.8MW)
  ・生産能力:6MW(据え置き)

等となっています。

また世界の生産状況(199社を調査)については、

2010年
 ・生産量:27.2GW(前年の2.2倍)
  前年までの4年間の合計数値を上回っている。
  前年比では、フォトン社の調査開始(1999年)以来最高の伸び。
2011年見通し
 ・生産量:51.4GW(前年比90%増)
 ・生産能力:67GW
 
との数字が挙げられています。


インドの太陽光発電市場で、既に国内メーカーが10社以上もあることにまず驚きました。
(記事に名前が挙がっているメーカーを検索してみました[2]〜[7]が、「モセル・バエル」「モセル・バエル」「シュルジョ・エナジー」のサイトは見つけることができませんでした。)

また、世界のトップメーカー(サンテックパワー、JAソーラー等)の生産規模(1GW超)にはまだまだ及ばないものの、生産量の伸び予想の大きさに、その成長スピードの速さを強く感じます。

この伸びを支えることになる各メーカーの供給先がどこなのか、というのが気になるところですが、インド政府が大幅な導入推進の方針を示している以上、やはり国内向けがメイン、ということでしょうか?
(そうだとするなら、同じく巨大人口を抱える中国(供給量は世界の50%以上、国内需要は世界の3%未満)とは大きく異なることになり、興味深いと思いますが、実際にはどうなんでしょうか。)


※参考
・[1]Photon Group
 http://www.photongroup.com/home.aspx
・[2]Indiasolar
 http://www.indiasolar.com/
・[3]Websol Energy Systems Limited
 http://www.webelsolar.com/
・[4]KL Solar Company
 http://www.klsolar.com/
・[5]Welcome to USL Photovoltaics Limited
 http://www.uslpv.com/
・[6]Tata BP Solar
 http://www.tatabpsolar.com/?categoryId=9020991
・[7]BHARAT ELECTRONICS LIMITED
 http://www.bel-india.com/
posted by 管理人 at 07:31 | Comment(2) | 市場・業界の動向:アジア

米ナノマーケット社が、レポート「太陽電池向けスマートコーティング市場調査-Smart Coating for Photovoltaics」を発表

ナノマーケット社が、レポート「太陽電池向けスマートコーティング市場調査-Smart Coating for Photovoltaics」を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・ソーラーパネル産業でのスマートコーティングのビジネスチャンスについて発表 - CNET Japan
 http://japan.cnet.com/release/30001296/

(DATA RESOURCES社のサイト内ページ)
・Smart Coating for Photovoltaics
 http://www.dri.co.jp/auto/report/nano/nano33411.htm

上記URL先ページによると、レポートの概要は、

・予測対象:
 太陽光発電分野における
 ・自動洗浄
 ・自動復元
 ・エレクトロクロミック
 ・サーモクロミック(熱変色性)
 のコーティングについて、8年間の市場を予測している。
 具体的には、
 ・主要なビジネスチャンスの分析
 ・8年間の量と金額
 の予測を行っている。

・調査対象企業:
 バイエル マテリアルサイエンス、Cardinal Glass、コーニング、ジェンテックス、
 GlasNovations、日本板硝子、日産化学、PPG、Peer、
 SAGE Electrochromics、サンゴバン、Soldadigmなど。

・内容の一部:
 ・太陽電池パネルメーカーにとって、スマートコーティングは、
  ・高効率
  ・低コスト
  ・高付加価値
  な製品を提供できる技術である。
  これは、スマートコーティングが太陽光発電産業で成功できる3つの主要な要因を備えているためである。、
 ・太陽光発電分セクターにおけるスマートコーティングの販売額
  現在は取るに足らないが、将来的には
  ・2016年:5億400万ドル
  ・2018年:8億4,700万ドル
  に達すると予想する。
 ・自動洗浄コーティング:
  太陽光発電セクターにおける自動洗浄スマートコーティングの販売額は、
  ・2016年:1億5,000万ドル以上
  と予想する。
  この技術は、太陽電池パネルにおいては
  ・パネルの性能アップ
  ・メンテナンスコストの低減
  を実現する。
  自動洗浄のガラスは、既に主要なガラスメーカーで利用可能となっている。
  このためで、太陽光発電分野での採用も、技術的には大きな飛躍ではない。
 ・太陽光発電セクターにおける
  ・エレクトロクロミック(電力により色を変化する技術)
  ・スマートコーティング(オンデマンドで着色する)
  の販売額は、
  ・2016年には2億2,200万ドルに達する
  と予想する。
 ・熱変色性のスマートコーティングも、太陽光発電分野で大きな役割を果たすと予想する。
  具体的には、
  ・決定的に破損する可能性がある高温度条件下では、太陽電池パネルをオフにする。
  といった利用ができる。
  (幾つかの太陽光発電技術(CdTe PV等)は、高温下での加熱・損傷に弱い)

等となっています。


私はコーティング分野についてはほぼ知識が無いので、記事に書かれている内容には正直面食らいましたが、技術が確かなものであり、また太陽電池パネルの運用において適している(性能アップに明らかに寄与する)ものであるなら、市場の大幅拡大は間違いないのでは、と考えます。

私としてはやはり、日本市場向けの太陽電池パネルにこれらの技術が今後どれだけ採用されていくのか、また採用された場合のコストアップはどの程度になるのか、というのが非常に気になるところです。

PVソーラーハウス協会が2011年度、東北地方太平洋沖地震の被災地にパネルを寄贈する制度を開始予定

PVソーラーハウス協会」が2011年度に、会員企業の太陽電池供給量に応じ、東北地方太平洋沖地震の被災地太陽電池パネルを寄贈する制度を、開始する予定とのこと。

(ニュース記事)
・PVソーラーハウス協会、来年度供給するパネルの1%を被災地に寄贈(新建ハウジングWEB)
 http://www.s-housing.jp/modules/news6/article.php?storyid=212

上記URL先ページによると、制度の概要は、

・背景:
 PVソーラーハウス協会では、2011年4月1日から「ECO・エコキャンペーン」を開始する
 (このキャンペーンは、
  ・新築住宅を対象に、太陽電池パネルを4kWあたり175万円(工事費込)で提供する。
  というもの)
 これにより2011年度は、全国の協会員(190社)において、新築・既築の合計で約4,000〜4,500kWのパネル供給を見込んでいる。
・内容:
 2011年度の1年間に、全国の協会員が供給する太陽電池パネルの1%相当を、被災地に寄贈する。
 寄贈数の見込みは約10棟分(1棟に4kW搭載する場合)で、寄贈先の建築物は、今後公募により決定する。

等となっています。

また記事では、PVソーラーハウス協会の会長の方の、

・「協会を通じて太陽光パネルを搭載する施主に、少しでも被災地へ支援する意識をもってもうためのもの。
  本業である太陽光パネル供給を通じて被災地に貢献したい」

とのコメントが紹介されています。


太陽光発電システムを寄贈するというのは、負担は決して軽くないと思いますが、その分インパクトはあるので、PRすることで顧客側の支援意識は確実に高まるのでは、と考えます。


※参考
・[1]PVソーラーハウス協会
 http://www.pv-solar.co.jp/
posted by 管理人 at 07:26 | Comment(0) | 市場・業界の動向:国内

三菱上工業と台湾「AuriaSolar」が、シリコン薄膜太陽電池の協業について検討する方針

三菱重工業が3月30日、台湾の太陽電池メーカー「AuriaSolar(宇通光能)」と、

シリコン薄膜太陽電池の開発・生産・販売において、協業のあり方(資本関係含む)に関する検討を行う。

との方針で合意したことを、発表したとのこと。

(ニュース記事)
・三菱重<7011.T>、台湾のAuriaSolar<4992.TWO>と資本関係含めた協業で検討を開始 | マネーニュース | 最新経済ニュース | Reuters
 http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK056571620110330
・三菱重工、台湾の太陽電池メーカーAuria Solarと資本提携も含めた協業で協議開始? | プレスリリース | 環境とCSRの専門メディア ecool(エクール)
 http://www.ecool.jp/press/2011/03/mhi-aru0330.html

(三菱上工業のサイト内ページ)
・三菱重工|台湾Auria社と太陽電池事業で提携の詳細協議を開始
 http://www.mhi.co.jp/news/story/1103305048.html

上記URL先ページによると、詳細は、

・背景・目的:
 ・世界の太陽電池市場は現在、主要市場の欧州の他、高温に強いシリコン薄膜型のメリットが生かせる新興国(インド、東南アジア等)でも拡大が始まっている。
  しかし三菱重工業においては、
  ・急激な円高
  ・中国・台湾メーカーの台頭に伴う競争激化による、製品価格の下落
  といった状況から、更なるコスト競争力の強化が喫緊の課題となっていた。
 ・AuriaSolar社(2007年設立)は、微結晶タンデム型太陽電池において台湾トップであり、年産能力は6万kW規模に及ぶ。
  現在はコスト競争力を利点とし、新興国市場(東南アジア、インド等)の開拓に取り組んでいる。
  また、生産能力を倍増するための新工場建設を検討している。
 ・今回は、
  ・三菱重工業:コスト競争力の強化
  ・AuriaSolar社:性能向上による一層の生産規模拡大・競争力強化
  との両社の狙いが一致した。
  (※三菱重工業は、成膜速度が世界トップのPCVD(プラズマ援用化学蒸着)設備を保有している)

・具体的な検討内容:
 三菱重工業の長崎造船所諫早工場にある微結晶タンデム第一工場の1ラインを用い、同社がシリコン薄膜電池の開発・生産・販売を継続する。
 一方AuriaSolar社については、
 ・資本出資
 ・技術の供与
 ・生産ラインの移管
 を行うことを検討する。

等となっています。


シリコン薄膜型を巡っては、韓国「Alti-solar」の不振も報じられていましたが、技術に優れる三菱重工業においても、やはり厳しい状況となっている、ということなんでしょうか。

台湾メーカーとの協業が実現した場合、具体的にどのような生産・販売体制となるのか、というのが気になるところです。


※参考
・[1]AURIA SOLAR 宇通光能
 http://www.auriasolar.com/index.html
posted by 管理人 at 07:24 | Comment(0) | メーカー:三菱

パナソニックが東北地方太平洋沖地震の被災地に、太陽電池・蓄電池などを備える「ライフイノベーションコンテナ」を提供予定

パナソニックが3月29日、

・東北地方太平洋沖地震の被災地に、「ライフイノベーションコンテナ」を提供する。

との方針を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・パナソニック、被災地に太陽光発電装置「ライフイノベーションコンテナ」を設置 - デジカメWatch
 http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110330_435986.html
・【東日本大震災】パナソニック、太陽光発電と蓄電池搭載のコンテナを追加支援 - MSN産経ニュース
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110330/biz11033019210042-n1.htm
・【インドネシア】移動式太陽発電 世界初導入:パナソニック 2台を試験運用[公益]/NNA.ASIA
 http://news.nna.jp/free/news/20110331idr002A.html

(パナソニックのサイト内ページ)
・東北地方太平洋沖地震の被災地・被災者への追加支援について | プレスリリース | ニュース | パナソニック企業情報 | Panasonic
 http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn110329-2/jn110329-2.html

上記URL先ページによると、「ライフイノベーションコンテナ」の概要は、

・背景・経緯:
 元々は、HIT太陽電池が持つ
 ・面積あたりの発電能力が高い
 ・高温に強い
 ・業界平均より44%軽量
 との利点を生かし、移動可能なシステムとして、熱帯の国(アフリカ、インドネシア等)の無電化地域における利用(医療、教育、情報施設、小売店舗など)を想定して開発されたものである。
 現在は世界に3台のみで、当初は試験運用を
 ・インドネシア:2
 ・タンザニア:1
 で行う予定だったが、インドネシアへの発送後に東日本大震災が発生した。
 このため、タンザニア向けの予定だった1台を、宮城県に寄贈した。
・設備:
 輸送用コンテナをベースとして、
 ・内部:蓄電池48台)、電力制御装置
 ・天面:HIT太陽電池パネル18枚)
 を備える。
・サイズ:高さ2.9m×幅6m×奥行き4m
・発電能力:6kW
・想定用途:
 今回の被災地においては、通信機器などへの電力供給を想定している。
・販売する場合の価格:未公表
 (※地方自治体などへの販売も視野に入れている)

というもので、今回は宮城県内の災害対策本部(南三陸町ベイサイドアリーナ内)に設置される予定とのことです。


3つ目のニュース記事に「ライフイノベーションコンテナ」の写真が掲載されていますが、輸送用コンテナがベースというだけに、かなりの存在感がある設備だと感じます。

今回は被災地で、実際にどのように活用されることになるのか、今後の続報も期待したいところです。
posted by 管理人 at 07:21 | Comment(0) | メーカー:パナソニック

「DYESOL Limited」と「Tata Steel」が、英国での太陽電池つき鉄鋼建材の開発プロジェクトを拡大予定

DYESOL Limited
Tata Steel

の2社が3月30日、英国における太陽電池共同開発プロジェクトの拡大を決定したとのこと。

(ニュース記事)
・オーストラリア市場レポート 2011年3月30日: DYESOL Limited (ASX:DYE) と Tata Steel (BOM:500470) がイギリスでの太陽電池プロジェクトを拡大予定
 http://www.abnnewswire.net/press/ja/35563/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%80%802011%E5%B9%B43%E6%9C%8830%E6%97%A5%EF%BC%9A_DYESOL_Limited_%28ASX:DYE%29_%E3%81%A8_Tata_Steel_%28BOM:500470%29_%E3%81%8C%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%A7%E3%81%AE%E5%A4%AA%E9%99%BD%E9%9B%BB%E6%B1%A0%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%92%E6%8B%A1%E5%A4%A7%E4%BA%88%E5%AE%9A.html

(各社のサイト内ページ)
・Dyesol and Tata Steel move to next phase in photovoltaics project(Dyesol社)
 http://www.dyesol.com/index.php?page=NewsArticle&archiveitemid=67&archiveitemdatetime=2011-03-30%2009:51:03&archiveitemstart=1&archiveitemtotal=37&archiveitemlimit=2
・Tata Steel and Dyesol move to next phase in photovoltaics project(Tata Steel社)
 http://www.tatasteeleurope.com/en/news/news/2011_dyesol_next_phase

上記URL先ページによると、まずプロジェクトの概要は、

・目的:
 建物の屋根・壁を利用する、再生可能エネルギーに基づく様々な新しい機能的被覆鉄鋼製品を開発する。
・拠点:
 Tata Steel社のPV Accelerator Centre(英国North WalesのShottonに位置)
・規模:1,100万英ポンド
・スケジュール:
 2011年6月に初期開発段階を完了予定。

とのこと。

今回は、同プロジェクトの取組み人員を50名に拡大(従来は30名)するもので、これによりプロジェクトは研究・試験段階から事前工業化段階に移行するとのことです。


建材一体型の太陽電池モジュールについては、当ブログでチェックしてきた中でも複数のケースがありましたが、鉄鋼製品との一体型というのはかなり珍しいのでは、と感じます。

製品化はまだ先と思われますが、夏場の高温でも耐久性に問題は無いのか等、詳細が非常に気になるところです。
posted by 管理人 at 07:19 | Comment(0) | 市場・業界の動向:欧米

オーナンバのPVUは、世界シェア1-2割とのこと

下記URL先ページでは、いちよし経済研究所が3月29日に発表した、「オーナンバ」社のPVU(太陽電池パネルを繋ぐ電線・防水コネクタ・端子箱のセット)事業に関する解説が紹介されています。

(ニュース記事)
・オーナンバ(5816・大証2部市場) 太陽光発電配線ユニット。(いちよし経済研究所)(NSJショートライブ - 毎日jp(毎日新聞))
 http://mainichi.jp/life/money/kabu/nsj/news/20110330251249.html

具体的には、

・オーナンバのPVUは、電圧を一定に保持する仕組みを内部に備えている。
 世界シェア1〜2割程度。 

・PVU関連事業の売上高:
 ・2009年度:77億
 ・2013年度目標:172億
 (※「PVU-Finder」(パネル各々の発電状況・故障の有無などを、PC上で遠隔監視できるシステム)等を含む)

等の内容が記述されています。


オーナンバ社のPVUについては、2009年には国内シェア約5割と報じられていましたが、世界市場においてもかなりの位置を占めている、ということでしょうか。


※参考
・[1]製品案内|オーナンバ株式会社
 http://www.onamba.co.jp/product/index.html
・[2]PVU|経営基本方針-オーナンバ株式会社
 http://www.onamba.co.jp/product/pvu.html
posted by 管理人 at 07:18 | Comment(0) | パネル外の配線(JB等)

いちよし経済研究所が、「安永」社の2012年3月期のワイヤソー受注を200台程度と予想(前期は約120台)

下記URL先ページでは、いちよし経済研究所が3月28日に発表した、「安永」社の業績見通し等が紹介されています。

(ニュース記事)
・安永(7271・大証2部市場) 太陽電池向けシリコンウエハ切断用ワイヤソー。(いちよし経済研究所)(NSJショートライブ - 毎日jp(毎日新聞))
 http://mainichi.jp/life/money/kabu/nsj/news/20110330251235.html

具体的には、

2012年3月期の見通し
 太陽電池向けシリコンウエハー切断用ワイヤソーの受注台数は、200台程度と予想。(2011年3月期見込みは120台程度)
 また同期以降は、同事業の拡大が期待される。
背景
 2010年8月頃から、中国からワイヤソーの旺盛な引き合いがある。
 (同国でのウエハー切断の主流は遊離砥粒方式。
  また同国は、世界のウエハースライスの約6割を占めている)

との内容が記述されています。


日本国内では「固定砥粒方式」の普及が進んでいるとのことですが、中国ではまだまだ従来方式が主流、ということでしょうか。

世界の太陽電池生産の半分を占めるという同国で、この状況が今後どのようになるのか(大きく需要が変化するのか、それともあまり変わらないのか)、非常に気になるところです。


※参考
・[1]ワイヤソー:株式会社 安永
 http://www.fine-yasunaga.co.jp/y-ws/index.html

Qセルズの2010年売上高は前年比7割増、2011年も同程度の見通し

Qセルズが3月29日、2010年業績や2011年の方針・見通しを発表したとのこと。

(ニュース記事)
・独Qセルズ:戦略的再編に引き続き重点−10年通期は70%増収 - Bloomberg.co.jp
 http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=asskjEP9Y_dQ

(Qセルズのサイト内ページ)
・Q-Cells SE - 29.03.2011 - Q-Cells SE: positive result for 2010 – Continued focus on realignment
 http://www.q-cells.com/en/company/investor_relations/corporate_news/29032011_qcells_se_positive_result_for_2010_continued_focus_on_realignment/index.html?pr=594

上記URL先ページによると、具体的な内容は、

2010年
 ・業績:
  売上高は13億5,000万ユーロ(約1,560億円、前年比70%増)。

2011年
 ・業績:
  ・第1四半期(1-3月)は「需要が非常に弱い」。
  ・通期売上高は前年並みと予想。
 ・方針:
  ・優先課題に「戦略的再編に引き続き重点的に取り組むこと」を挙げている。
  ・新規投資額は1億2,000万ユーロ。

等となっています。


Qセルズの業績はリーマンショック後に大きく低迷しましたが、昨年からかなり盛り返してきた、ということでしょうか。

かつては太陽電池の生産量で世界トップだった同社が、今年はどこまで回復できるのか、注目したいところです。