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2011年06月30日

米Solarbuzz社がレポート「Regional Downstream PV Market」を発表、欧州市場のシェア低下を予想

米「Solarbuzz」社が、レポート「Regional Downstream PV Market」を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・スマートグリッド:太陽光発電市場がアジアや米国にシフト、欧州の電力買い取り価格引き下げによる (1/2) - @IT MONOist
 http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1106/30/news017.html

(Solarbuzz社のサイト内ページ)
・European Solar Incentive Cuts Initiate Global Photovoltaic Market Shift | Solarbuzz
 http://register.solarbuzz.com/jp/1/our-research/recent-findings/european-solar-incentive-cuts-initiate-global-photovoltaic-market-shi

上記URL先ページによると、主な内容は、

・世界市場の見通し:
 ・地域別シェアの実績・予想(需要ベース):
  ・欧州
   ・2010年:82
   ・2011年予想:65
  ・米国
   ・2010年:5
   ・2011年予想:9
   ・2015年予想:最低で16
  ・アジア太平洋
   ・2010年:11
   ・2011年予想:16%
   ・2015年予想:最低で26
 ・総設置容量:
  米国・中国・インドの総設置容量は、現時点で25GWに到達している。

・地域別の見通し:
 ・欧州
  ・主要市場の
   ・ドイツ
   ・イタリア
   では、2010年1月1日〜2011年7月1日にFIT(Feed-In Tariff、固定価格買取制度)の改正を進め、買取価格を最大で1/3削減した。
   この措置により、下記のような影響が出ている。
   ・ドイツの2011年第1四半期の太陽電池需要は、前年同期の半分以下まで減少した。
    同国では、2011年中頃に予定していた電力買取価格引き下げを中止して、下半期の需要回復を狙う。
   ・用途別では、
    ・農地設置向けの大規模システム:特に需要が減少した。
    ・居住/商業施設の屋根設置向け:
     FIT改正後も、2011年上期の投資収益が見込まれている。
     しかし太陽電池の価格低下に対する末端消費者の反応は、2011年6月時点まで鈍い。
  ・欧州全体の年間の太陽電池需要は、2011年には横ばいになると予測される。
   (2009〜2010年の成長率は170%)
  ・2010年〜2011年初頭には、太陽光発電システムの販売利益は(予測に反して)横ばい維持となった。
   しかし現状では、太陽光発電プロジェクトの展開ではもう利益が上がらないため、
   ・ビジネスモデルの修正
   ・販売チャネルの拡大
   に再び注力する必要が生じている。
 ・中国
  2010年に国内需要が倍増し、アジアで2番目の規模の市場となった。
  ・主要市場:
   ・内陸部の寧夏回族自治区
   ・東シナ海に面する江蘇省
   の2地域。(以前から需要が多い地域)
  ・主な用途:公共施設向けが49%を占める。
 ・日本
  ・市場の年成長率:111
  ・アジア太平洋地域でのシェア:82
  ・市場規模の見通し:
   ・2011年:1.3〜1.5GW
 ・米国
  ・公共施設での需要が急成長している。
  ・市場では現在、
   ・市場の構造
   ・流通チャネル
   ・扱う製品の種類
   等で、様々な変化が生じている。
  ・中国メーカーの市場シェア:2010年時点で37%。
   ・Suntech Power
   ・Trina Solar
   ・Yinglii Green Energy
   等の健闘により拡大した。
   この傾向は、2011年第1四半期も継続している。
  ・市場規模の見通し:
   ・2011年:約2GW
   ・2015年:6.4GW

・設備価格:
 ・メーカー間のモジュール価格差
  ・2010年第1四半期時点:
   欧州に拠点を持つ中国メーカーの製品価格は、欧州・日本メーカーより25%低かった。
  ・2011年2月
   欧州メーカー等の値下げにより、価格差が10%まで縮まった。
  ・2011年第2四半期の終わりにかけて、再び価格差の拡大が予想される。
 ・需要への影響:
  2011年上半期に、太陽光発電システムの価格が急低下したことから、イタリアでは需要が刺激された。

等となっています。


欧州市場のマイナス方向への変動見通しには、政府補助やFITに大きく依存している太陽光発電市場の現状を、改めて強く感じざるを得ず、この点は今後の見通しがプラスである他の市場(日本・米国・アジア太平洋)についても、絶えず念頭に置いて置かねばならないことだとも感じます。

また、この状況を克服できなければ、太陽光発電が(火力・原子力に替わるような)主要な発電方法としての位置を得ることは無いのでは、と考えます。 
(その点では、設備の価格低下が急速に進んでいるのは、企業側の負担は増すものの、普及拡大と利用価値の向上においては好ましいことに思われる)


※参考サイト・ページ
・[1]solarbuzz
 http://register.solarbuzz.com/jp
posted by 管理人 at 18:03 | Comment(0) | 市場調査・予測(レポート等)

Orient Solar社が、太陽電池生産工場をハンガリー国内に新設予定

中国とハンガリーの合弁企業「Orient Solar」が、太陽電池生産工場ハンガリー国内に新設する計画とのこと。

(ニュース記事)
・中国系太陽電池合弁会社、ハンガリー東部に太陽電池工場建設へ | 為替ニュース | Klugクルーク - FX投資家向けの為替ニュース・相場コラム・経済指標カレンダー
 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=114641
・Orient Solar to build HUF 2 billion assembly plant in Eastern Hungary | China BIPV
 http://chinabipv.com/news/orient-solar-to-build-huf-2-billion-assembly-plant-in-eastern-hungary

上記URL先ページによると、この新工場の概要は、

・建設場所:ハンガリー東部のBerettyo'u'jfalu(ベレッチョーウーイファル)
・面積:4,000m2
・設備投資資金:1,050万ユーロ(約12億円)
 現在、25〜60%の政府支援を受けるために、ハンガリーの国家開発省と国家経済省との間で協議中。
・生産能力:
 ・太陽電池セル:年間80万枚(発電出力換算で20万kW相当)
・製品の供給先:
 大半を、
 ・ルーマニア
 ・ブルガリア
 ・セルビア
 ・クロアチア
 等、ハンガリー周辺のEU諸国に輸出する。
・着工時期:2011年9月
・操業開始時期:2012年1月頃の予定。
・雇用:工場完成後に、地元から800人を雇用する予定。

等となっています。
(※ロイターと「China BIPV」の記事では、生産品目や稼動時期、雇用人数などで記述の違いがみられます。
  上記の内容は、主にロイターの記事の内容をまとめたものです。)


「The Budapest Business Journal」のサイト[2]では、この件に関する記事を見つけることができませんでしたが、同サイトのトップページ内には「CHINA FEVER」と銘打たれたカテゴリが設置されており、中国とハンガリーの経済的関係が強いことが伺えます。
(今回のOrient Solar社による設備投資も、その動きの1つ、ということでしょうか)


※参考サイト・ページ
・[1]Orient Solar kft
 http://orientsolar.hu/
・[2]The Budapest Business Journal on the web | bbj.hu
 http://www.bbj.hu/
・[3]ハンガリー - Wikipedia
posted by 管理人 at 17:58 | Comment(0) | 他の海外メーカー

日本カーボン社が滋賀工場の炭素繊維製造ラインを増強予定、太陽電池向け等の需要増に対応

日本カーボン」社が6月10日、滋賀工場に構えている炭素繊維製造ラインの生産能力増強する方針を決定したとのこと。

(ニュース記事)
・日本カーボン 滋賀工場で能力増強 断熱材などの炭素繊維製品(ゴムタイムスWEB)
 http://www.gomutimes.co.jp/kiji/1106/3188/110620nihonkabon.html

(日本カーボン社のサイト掲載資料)
・炭素繊維製品の生産能力増強について
 http://www.carbon.co.jp/topics/topic_11_06_10.pdf

上記URL先ページによると、今回の生産能力増強の概要は、

・背景:
 日本カーボン社の炭素繊維製品群(炭素繊維系断熱材・機能材、C/Cコンポジット)は、
 ・結晶系太陽電池の市場拡大
 ・薄膜系太陽電池用途の伸張
 ・LED基板製造用途
 を背景に、需要の増加が続いている。
 同社はこれに対応するため、
 ・滋賀工場での生産対応
 ・白河工場での断熱材専用ライン新設(2009年)
 との取り組みにより、生産能力を約2倍までアップした。
 しかし、現状ではフル操業状態が継続していることから、更なる生産能力の増強を図る。
・設備投資額:約6億
・稼動開始時期:2011年10月の予定。
・増強後の見込み:
 ・炭素繊維製品の売上高30%増を見込んでいる。
 ・既存ユーザーに加え、新たなニーズに対する迅速な対応も図る。

等となっています。


生産能力を倍増しても、なおフル操業が続いており更なる増強が必要、という点に、太陽電池の生産が近年急激に活発化していることが伺えます。


※参考サイト・ページ
・[1]Nippon Carbon Co., Ltd.
 http://www.carbon.co.jp/
posted by 管理人 at 17:56 | Comment(0) | るつぼ・黒鉛・炭素繊維

2011年5月の鉱工業生産で、「太陽電池モジュール」は生産増も出荷数は前月より0.2%減

経済産業省が6月29日、2011年5月鉱工業生産指数(速報値、2005年=100、季節調整値)を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・5月鉱工業生産速報は自動車回復で上昇幅拡大、夏場の前倒し生産も | ビジネスニュース | Reuters
 http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-21940520110629

(経産省のサイト内ページ)
・鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)|経済産業省
 http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/index.html
・集計結果又は推計結果|鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)|経済産業省
 http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result-1.html
・最新プレスの配布冊子
 http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result/pdf/press/h2a1005j.pdf

上記URL先ページによると、まず全体の指数は88.8(前月比5.7%増)で、この上昇率は現行基準による統計開始(2005年)以降で最大。

そして分類別「その他の電気機械」の中で、品目「太陽電池モジュール」については、経産省サイトのPDFファイル内(p46)で

生産枚数:1,058,494枚(前月(944,687枚)比12.1%増、前年同月比19.1%増)
出荷枚数:1,019,387枚(前月(1,021,689枚)比0.2、前年同月比7.6%増)
在庫枚数:1,843,677枚(前月(1,669,535枚)比10.4%増、前年同月比30.9%増)

との数字が挙げられています。

また1つめのニュース記事では、太陽電池モジュールの出荷減の要因として、

・欧州向け出荷が減少した。

との状況に言及されています。


当ブログでチェックしてきた中では、幾つかの海外メーカーについて、欧州での需要減による今年に入ってからの販売減少が報じられていましたが、国内需要が成長している日本のメーカーも、欧州市場の需要減少の影響は避けられていない、ということでしょうか。


※参考サイト・ページ
・[1]経済産業省のWEBサイト / Ministry of Economy, Trade and Industry
 http://www.meti.go.jp/
posted by 管理人 at 17:54 | Comment(0) | 市場調査・予測(レポート等)

2011年06月29日

北海道内の戸建て住宅メーカーにおける、太陽光発電付き住宅の販売強化の取り組みを紹介している「日本経済新聞」の記事

下記URL先ページでは、北海道内の戸建て住宅メーカーが、太陽光発電システム搭載住宅販売強化に取り組んでいる状況が紹介されています。

(ニュース記事)
・北海道の戸建て各社、「太陽光」住宅テコ入れ  :日本経済新聞
 http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819491E0E5E2E2968DE0E5E2E4E0E2E3E39EE6E3E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E2E3E0

具体的な各企業の動向としては、

・「ミサワホーム北海道」:
 ・旭川市内に建てた住宅(2011年5月下旬に一般公開開始)の壁面に、同年1月から太陽電池パネルを設置して発電データを集計している。
  その結果、
  ・太陽光の照射角度が緩やかなため、発電効率は屋上設置型より低い。
  ・ただし一方で、雪が積もりにくい利点がある。(雪下ろしの手間を軽減できる)
  ことから、年間発電量は屋根設置の場合とほぼ同水準を確保できることが判明した。
 ・2011年内に、出力3kWの太陽光発電システムの販売価格140〜160万円前後(工事費込み、従来比2〜3)に引き下げる方針。
  これにより、新築戸建て住宅の太陽光発電システムの設置比率について、2014年までに20%(現状は5〜6%)への引き上げを目指す。

・「豊栄建設」:
 2011年10月初旬を目処に、札幌市内に太陽電池パネルを壁面設置したモデルハウスを開設する。
 (同社は低価格帯の住宅販売に長じているが、太陽光発電システム搭載住宅の販売実績はこれまで殆ど無い)

・「北海道セキスイハイム
 2011年6〜8月の成約限定で、
 ・太陽光発電システムの販売価格から、1kWあたり10万円を割引する。
 との販促策を開始している。
 このキャンペーン自体は日本全国で行われているが、北海道での割引額はグループ内でも最大とのこと。

等の内容が記述されています。


北海道に住んでいる私としては、住宅の壁面設置で屋根設置と発電量がほぼ同等、というのは、非常に興味を引かれます。
特に、雪が降る量や時間帯は一定していないので、冬にパネルの除雪をしなくていいというのは、発電能力を維持するための手間や精神的な負担を軽減する上で非常に大きいと考えます。

ただ、壁面設置の施工方法(新築でなければ無理か)や、施工した場合の住宅の強度は十分に保たれるのか、また地震などで壁面のパネルが脱落や破損する危険性は無いのか等、疑問点もあるので、今後の更なる実証や情報公開に、強く期待したいところです。


※参考サイト・ページ
・[1]ミサワホーム北海道|みさわなび|住宅・ハウスメーカー|注文住宅|土地・分譲住宅|展示場・モデルハウス
 http://hokkaido.misawa.co.jp/
・[2]旭川発ニューコンセプト住宅 OASIS誕生!!
 http://event.misawa.co.jp/misawa/www/index.php?module=User&action=FairDetail&id=18970&m=0&d=2&b=2&e=&p=&i=&s=
・[3]豊栄建設株式会社|北海道・札幌市の注文住宅、ハウスメーカー
 http://www.hoei999.co.jp/
・[4]北海道セキスイハイム株式会社
 http://www.hokkaido-heim.com/
・[5]太陽光発電のある住まい|北海道の家づくり5つのポイント|北海道セキスイハイム株式会社
 http://www.hokkaido-heim.com/point/sun/index.html
posted by 管理人 at 19:34 | Comment(0) | 戸建住宅

オーナンバ社の太陽光発電配線ユニットの国内シェアは6割とのこと

下記URL先ページでは、「立花証券」が6月23日に公表したレポートにおける、「オーナンバ」社に関する内容が紹介されています。

(ニュース記事)
・オーナンバ(5816・大証2部市場) 太陽光発電配線ユニット。(立花証券)(兜町ネット)
 http://www.kabutocho.net/news/livenews/news_detail.php?id=261674

この中で、同社のPVU(太陽光発電配線ユニット)について、

国内シェア6
・現在は、売上が急拡大している。

との状況が紹介されています。


2年前には、オーナンバ社のPVUの国内シェアは約5割と報じられていましたが、その後シェアを拡大した、ということでしょうか。

今は売上が伸びているとのことなので、今後シェアがどう変化するのか(オーナンバが更に伸ばすのか、それとも他社も販売を拡大してくるのか)が気になるところです。


※参考サイト・ページ
・[1]電線・ワイヤーハーネス製品・通信ケーブル等の製造販売-オーナンバ株式会社
 http://www.onamba.co.jp/index.html
・[2]製品案内|オーナンバ株式会社
 http://www.onamba.co.jp/product/index.html
・[3]PVU|経営基本方針-オーナンバ株式会社
 http://www.onamba.co.jp/product/pvu.html
posted by 管理人 at 19:32 | Comment(0) | パネル外の配線(JB等)

カナディアンソーラーが、関西・東北地方の営業体制を拡充する方針

カナディアンソーラー」社が、日本国内の営業網拡大する方針とのこと。

(ニュース記事)
・カナディアンソーラー、太陽光発電システム拡販 関西・東北にも営業拠点 - ニュース - NIKKEI 住宅サーチ
 http://sumai.nikkei.co.jp/news/setsubi/detail/MMSUn3000028062011/

上記URL先ページによると、具体的な事業展開や予定は、

・背景・目的:
 福島第1原発の事故後に、太陽光発電に対する関心が高まっている。
 例えば関西電力も、2011年夏の節電要請を行っていることから、太陽光発電システムの導入住宅の増加が予想される。
 カナディアンソーラー社では、営業体制を拡充し、きめ細かい営業活動を展開することで、住宅用太陽光発電システムの拡販を図る。

・具体的な展開:
 ・西日本
  ・2011年5月には、大阪営業所に施工者向け技術研修センター(国内2ヶ所目)を設置している。
  ・2011年7月に、大阪市に拠点を設置する。(カナディアンソーラー社では、日本初の地方拠点)
   同拠点の従業員数は3〜5人で、住宅関連設備の施工会社などを対象に、拡販を図る。
 ・東北地方:早ければ2011年8月営業所を開設する。

等となっています。


東北地方での太陽光発電システムの販売強化については、先日パナソニック電工が方針を発表したばかりですが、今回は更に海外メーカーのカナディアンソーラー社も方針を表明したとのことで、太陽光発電システムの販売者側としては、東北地方での今後の需要の大幅拡大を見込んでいる、ということでしょうか。


※参考サイト・ページ
・[1]Canadian Solar Inc. | manufacturer of silicon, ingots, wafers, cells, solar modules (panels) and custom-designed solar power applications
 http://www.canadian-solar.com/
・[2]カナディアン・ソーラー・ジャパン 株式会社
 http://www.canadiansolar.co.jp/
posted by 管理人 at 19:31 | Comment(0) | 他の海外メーカー

ソーラーフロンティアがjuwi solar社を通じて、米国北東部の太陽光発電プロジェクトに太陽電池3.8MWを供給予定

ソーラーフロンティア社が、米国北東部の公益企業が運営する太陽光発電プロジェクトに対し、CIS薄膜太陽電池3.8MW分を供給することが決定したとのこと。

(ニュース記事)
・ソーラーフロンティア、米国北東部の太陽光発電プロジェクトに太陽電池を供給 | プレスリリース | 環境とCSRの専門メディア ecool(エクール)
 http://www.ecool.jp/press/2011/06/solarfro11-0628.html
・ソーラーフロンティア、米国北東部の大規模太陽電池プロジェクトに3.8MWの太陽電池を設置(日経プレスリリース)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=284675&lindID=4

(各社のサイト内ページ)
・ユービーソーラー、米国北東部最大級の太陽電池プロジェクトにソーラーフロンティアのCISを選定
 http://www.solar-frontier.com/jp/newsrelease/pdf/20110628.pdf
・juwi solar Selects Solar Frontier for Largest CIS Solar Project in North America – juwi solar Inc.
 http://www.juwisolar.com/juwi-solar-selects-solar-frontier-for-largest-cis-solar-project-in-north-america/

上記URL先ページによると、今回の供給は米「juwi solar」社を通じて行うもので、プロジェクトの稼動開始時期は2011年末とのことです。


ソーラーフロンティア社については、海外企業との販売提携を積極的に進めている感がありますが、結晶シリコン系以外の太陽電池を大規模に手がける日本メーカーとして、メガソーラー向けの供給についても、今回を含めて今後複数のケースが実現することを、個人的には期待したいです。


※参考サイト・ページ
・[1]太陽光発電ならソーラーフロンティア|太陽光発電商品のご紹介
 http://www.solar-frontier.com/jp/
・[2]juwi solar Inc.
 http://www.juwisolar.com/
・[3]Northeastern United States (U.S. Census Bureau) - Wikipedia, the free encyclopedia
 http://en.wikipedia.org/wiki/Northeastern_United_States_%28U.S._Census_Bureau%29

島津製作所の液晶パネル・太陽電池パネル加工用ターボ分子ポンプの事業規模は、年商約30億円

下記URL先ページでは、「東海東京調査センター」が6月24日に公表した、「島津製作所」に対するレーティングの内容が紹介されています。

(ニュース記事)
・島津製作所(7701) ターボ分子ポンプ。(東海東京調査センター)(NSJショートライブ - 毎日jp(毎日新聞))
 http://mainichi.jp/life/money/kabu/nsj/news/20110628261641.html

具体的には、「ターボ分子ポンプ」について、

・世界市場の状況:
 ・市場規模:500億円程度
 ・シェア上位企業:
  ・1位:「BOCエドワーズ」(約30%、ピーク時の年商は150億円)
  ・2位:「島津製作所」(シェア約20%)

・島津製作所の事業状況:
 ・年商:100億円規模
  ・背景:
   半導体製造装置やフラットパネル製造装置の受注回復を受け、ターボ分子ポンプも回復傾向にある。
  ・内訳、
   ・半導体製造装置用の4,000Lクラス:年商70億円規模
   ・液晶パネル・太陽電池パネル加工用の6,000Lクラス:同約30億
 ・今後の方針・目標:
  生産能力を50%増強して、年商150億円規模(世界市場首位に並ぶ水準)を目指す。

等の内容が記述されています。


記事では販売増の背景として、半導体やフラットパネルの製造装置の受注回復が挙げられていますが、太陽電池向けではどのような状況なのかが気になるところです。
(年商における液晶パネル・太陽電池パネル加工用の割合が、拡大傾向に有るのかそれとも維持・縮小なのか、等)


※参考サイト・ページ
・[1]株式会社 島津製作所
 http://www.shimadzu.co.jp/
・[2]東海東京調査センター:東海東京フィナンシャル・ホールディングス
 http://www.tokaitokyo-fh.jp/group/ttrc/
・[3]ターボ分子ポンプ 真空機器/成膜装置/FPD関連機器 島津製作所
 http://www.shimadzu.co.jp/products/semicon/products/tmp/
・[4]Edwards - Vacuum Pumps and Abatement Technology | Service and Repairs
 http://www.edwardsvacuum.com/
posted by 管理人 at 19:28 | Comment(0) | 製造装置

2011年06月28日

九州経済産業局の支援による「九州ソーラーネットワーク」が設立、地場企業の参入推進などに取り組む方針

九州経済産業局が支援する「九州ソーラーネットワーク(SONEQ、SOlar NEtwork in Q-shu)」が、6月17日に設立されたとのこと。

(九州経済産業局のサイト内ページ)
・「九州ソーラーネットワーク(SONEQ)」の会員募集について〜ソーラーアイランド九州の実現に向けて〜
 http://www.kyushu.meti.go.jp/press/1106/110627_1.html

(SONEQのサイト)
・九州ソーラーネットワーク
 http://www.soneq.jp/

上記URL先ページによると、SONEQの概要は、

・背景・目的:
 ・九州地域は太陽光発電分野において、
  ・需要面(住宅用太陽光発電システム普及率で上位)
  ・供給面(次世代型薄膜太陽電池工場が集積している)
  ・研究面(「産業技術総合研究所九州センター」や「(財)北九州産業学術推進機構」が実証研究を行っている)
  と、ポテンシャルを持っている。
  また同分野は、全量買取制度の導入による更なる市場拡大が見込まれている。
 ・太陽光発電産業と九州の地域経済においては、
  ・国内太陽電池パネルメーカーと海外メーカー間での、国際競争力の強化
  ・九州の地場企業に対する、同分野の
   ・業界・政策関連情報
   ・人材
   の不足への対応
  等が課題となっている。
 ・今回のSONEQでは、
  ・「太陽電池の普及拡大
  ・「九州における太陽電池に関する産業振興
  の2目的を実現するために、事業・研究会や活動を通じての、上記の課題解消の推進に取り組む。

・具体的な活動内容:
 ・普及拡大への取り組み
  ・ネットワーク基板の形成(各種の情報発信、講演会の実施など)
   これがSONEQのベースとなる。
  ・展示会の開催・出展(「PV九州」「PVエキスポ」)
 ・産業振興への取り組み
  特に、非住宅向け市場(メガソーラー含む)の拡大に向けた取り組みを行う。
  ・「ビジネスモデル研究会」:
   新しいビジネスモデルの提案・実証を推進する。
   (「ファイナンス分科会」「メガソーラー分科会」など)
  ・「ものづくり技術研究会」: 
   関連製品の開発や施工技術の高度化を目指す。
   (「アプリケーション製品開発分科会」など)
  ・上記の取り組みに関する実証

・会員:
 現在、太陽光発電分野に関心を持っている
 ・企業
 ・大学・公的機関の研究者
 ・行政機関
 から、会員を募集している。

等となっています。


九州の太陽電池生産拠点というと、個人的にはソーラーフロンティアと三菱重工業がまず思い浮かびますが、今回の発表内容では他に、富士電機・ホンダソルテック・YOCASOLの拠点も取り上げられており、更に産総研などの研究施設もあるとのことで、確かに太陽光発電分野においてかなりの拠点が揃っている地域だと感じます。

産官学の連携を目指すSONEQの取り組みが、どのような成果を生み出すのか、国内の太陽光発電分野における動きの1つとして、今後が非常に楽しみです。


※参考サイト・ページ
・[1]経済産業省 九州経済産業局
 http://www.kyushu.meti.go.jp/
posted by 管理人 at 11:50 | Comment(0) | 地方自治体の取り組み