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2011年12月28日

田中貴金属工業が、色素増感太陽電池向けのルテニウム錯体色素「CYC-B11」「CYC-B1」の販売ライセンスを、「台湾国立中央大学」から取得

田中貴金属工業」社が2011年12月26日、色素増感型太陽電池向けのルテニウム錯体色素

・「CYC-B11
・「CYC-B1

について、「台湾国立中央大学」から販売ライセンスを取得したことを、発表したとのこと。

(ニュース記事)
・田中貴金属、色素増感型太陽電池で高変換効率を持つ色素を独占販売(環境ビジネス)
 http://www.kankyo-business.jp/news2011/20111227_c.html

(田中貴金属グループのサイト掲載資料)
・田中貴金属工業、色素増感型の太陽電池用ルテニウム色素を独占提供
 http://pro.tanaka.co.jp/topics/fileout.html?f=59

上記URL先ページによると、これらを用いる色素増感太陽電池では、「CYC-B11」で変換効率11.4%以上、「CYC-B1」では9.5%以上が実現されるとのこと。

今回の販売ライセンス取得により、田中貴金属工業ではこれらの色素を独占的に製造・販売する計画で、具体的な事業方針は

・今後の予定:
 ・製造コストの削減
 ・実用化に向けた製造体制の構築
 に取り組む。

・事業目標:
 ルテニウム錯体色素群の販売を、2015年には年間3億円に拡大する。

等となっています。

また同社は、色素増感型太陽電池の今後の市場について、

2013年:本格普及が開始
2015年:太陽電池全体の5〜10%程度を占める

と予想しているとのことです。


高い変換効率を実現できる素材の本格販売が始まれば、色素増感太陽電池の本格普及開始も十分に見込まれる、ということでしょうか。

色素増感型では、結晶シリコン系にはない展開(ステンドグラス状の装置など)が可能とのことなので、今後早い時期に本格的な実用化・製品化が実現し、その製品に身近に触れられる機会が来ることを、強く期待したいです。


※参考サイト・ページ
・[1]田中貴金属グループ
 http://www.tanaka.co.jp/index.html
・[2]国立中央大学(ウィキペディア)
posted by 管理人 at 20:40 | Comment(0) | 色素増感太陽電池

2011年12月27日

仏Total傘下の米SunPowerが、同じく傘下で同業の「Tenesol」社を1億6,540万ドルで買収する方針

Total社が2011年12月23日、

・傘下企業のSunPowerが、同じく傘下で同業の「Tenesol」社を買収する。

との方針を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・仏トタル、傘下の太陽光発電装置事業を統合(時事ドットコム)
 http://www.jiji.com/jc/rt?k=2011122600135r

(SunPower社のサイト内ページ)
・SunPower Announces Agreement to Acquire Tenesol SA
 http://us.sunpowercorp.com/about/newsroom/press-releases/

上記URL先ページによると、Tenesol社の概要は

・創設:1983
・本社:フランス
・主な事業内容:太陽光発電システムのデザイン・設計・製造・設置・管理
 欧州ではトップクラスの太陽光発電事業の運営者であり、またフランス国内での産業用・商業用太陽光発電システム市場のリーダーとのこと。 
・事業展開地域:18カ国
 また、フランス南アフリカで、太陽電池モジュールの生産を行っている。
・実績:
 太陽光発電システムの設置数は、世界全体で15,000件(計500MW)。
・売上高:
 ・2010年:2億4,000万ドル
 ・2011年見込み:2億ドル

等というもの。

そして今回の買収の概要は、

・買収額:1億6,540万ドル
・実施時期:2012年早期の見込み
・その他:
 Total社は、今回の買収手続き完了に伴い
 ・SunPower社が私募発行する新株1,860万株)を、8.80ドル/株で購入する。
 ことで合意している。
 (これによりTotal社が保有するSunPower社の株式は、最終的に66%に到達することになる)

等となっています。


欧州での買取価格値下げや製品の供給過剰など、マイナス要因が多い現在の市場において販売チャネルを拡大する取り組み、ということでしょうか。

ニュース記事やSunPower社の発表資料を読む限りでも、Tenesol社が持つ販売実績・チャネルは大きいことが伺えるので、SunPower社としては、(期待通り)今回の買収が事業の下流領域の充実に寄与するのでは、と考えます。


※参考サイト・ページ
・[1]Total.com
 http://www.total.com/en/home-page-940596.html
・[2]SunPower
 http://us.sunpowercorp.com/
・[3]Tenesol
 http://www.tenesol.co.za/
posted by 管理人 at 20:05 | Comment(0) | 市場・業界の動向:欧米

「エネルギア・ソリューション・アンド・サービス」が太陽光オンサイト発電事業を開始、ユーザーは設備設置費用が不要

中国電力の子会社「エネルギア・ソリューション・アンド・サービスESS)」が、太陽光オンサイト発電事業を開始したとのこと。

(ニュース記事)
・中国電子会社、太陽光設備オンサイト化(日刊工業新聞)
 http://www.nikkan.co.jp/dennavi/news/nkx0820111226qtyc.html

(ESS社のサイト内ページ)
・電気・熱エネルギー供給事業
 http://www.gr.energia.co.jp/ess/index2.html
・太陽光オンサイト発電サービスのご紹介
 http://www.gr.energia.co.jp/ess/service/electric/sunlight.pdf

上記URL先ページによると、事業の概要は、

・サービスの仕組み:
 ・ESSが、顧客の施設に設置した太陽光発電設備を所有し、契約期間(10〜15年)中の
  ・運転管理
  ・メンテナンス
  等を、サービス料金として設置ユーザーから受け取る。
 ・ユーザー側には、
  ・各種申請(国や電力会社など)の申請代行してもらえる。
  ・設備設置の初期投資不要
  ・日々の設備管理の負担が無い。(ESS社が、運転状況の遠隔監視などを担う)
  ・発電電力は、
   ・自社工場・ビルでの使用
   ・電力会社への売電
    (※現状では、電力会社の電気料金より、本サービスの料金のほうが高くなる)
   に利用できる。
  ・契約期間終了後は、太陽光発電設備を自社所有にできる。
   (ESSとのメンテナンス契約も継続可能)
  とのメリットがある。
・サービス提供先:
 環境保全に熱心な企業などの
 ・工場
 ・オフィスビル
 等。
・設置目標:初年度は計1,000kW(出力100kW設備を10基程度)

等となっています。

また記事では、ESS社の

・「余剰電力の全量買い取り制度の行方にもよるが、企業の社会的責任(CSR)を推進している企業などへ再生可能エネルギーの重要性をアピールしたい」

とのコメントが紹介されています。


毎月のサービス料金は明記されていませんが、契約期間が終わったら施設はユーザーのものとなるとのことで、契約上はともかく実質的には(アフターサービスの料金を上乗せしての)分割払いのようなもの、ということでしょうか。

とはいえ、産業用施設だと規模が大きいだけに、初期費用の負担も重いと思われるので、それを必要なくするサービスというのは、やはり少なからぬ魅力を持つのでは、と考えます。

また、固定価格買取制度の実施後であれば、(勿論買取価格の設定如何によるとは思うが)より経済的な魅力は増すのではないでしょうか。


※参考サイト・ページ
・[1]エネルギア・ソリューション・アンド・サービス
 http://www.gr.energia.co.jp/ess/index2.html
posted by 管理人 at 20:04 | Comment(0) | 市場・業界の動向:国内

Foxconn社が太陽電池モジュール生産に進出する方針、中国江蘇省に工場を建設中とのこと

Foxconn」社が、太陽電池モジュール生産に進出する方針とのこと。

(ニュース記事)
・台湾系フォックスコン、中国で太陽電池生産へ−業界のマージン縮小も(ブルームバーグ)
 http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LWSE0O1A1I4I01.html
・台湾系企業、太陽電池生産へ フォックスコン 業界マージン縮小も(サンケイビズ)
 http://www.sankeibiz.jp/business/news/111227/bsk1112270503000-n1.htm

(江蘇省阜寧県政府のサイト内ページ)
・中国阜?
 http://www.funing.gov.cn/jrdy/ttxw/2011/12/2200440406516.html

上記URL先ページによると、事業の概要は、

・工場:
 ・場所:江蘇省
 ・生産能力:不明
 ・建設:現在既に着工している。
・投資額:3,000万ドルの予定
・生産開始時期:
 2012年5月に試験生産を開始する予定。
 (江蘇省阜寧県政府のウェブサイト掲載情報(12月22日)による)

等となっています。

ただしFoxconnのサイト[2]では、(当記事の作成時点で)この件に関する情報は掲載されていません。


当ブログでチェックしてきた中では、Foxconnの太陽電池事業参入に関する話は2009年6月ころから出ており、その紆余曲折があったようですが、現在はいよいよ本格参入の見通しが立っている状態、ということでしょうか。

Foxconnが自社ブランドで太陽電池を生産・販売するのか、それとも他メーカーから請け負うのかはわかりませんが、電子機器の大量生産で豊富な実績を持つ同社が参入した場合、現状でさえ供給過剰・大幅な価格下落にあえいでいる市場は更に競争が激しくなると思われるので、まだ試験生産も半年後と先のことではありますが、今後の動向に強く注目したいところです。


※参考サイト・ページ
・[1]フォックスコン(ウィキペディア)
・[2]Foxconn Technology Group
 http://www.foxconn.com/
・[3]江蘇省(ウィキペディア)
posted by 管理人 at 20:02 | Comment(0) | 他の海外メーカー

2011年12月26日

兵庫県の建設会社「美樹工業」が、茨城県つくば市でメガソーラー建設を計画

兵庫県の建設会社「美樹工業」が、茨城県つくば市内でメガソーラー建設を計画しているとのこと。

(ニュース記事)
・つくばにメガソーラー建設 発電量 年間375世帯分(東京新聞)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20111225/CK2011122502000115.html

上記URL先ページによると、計画の概要は、

・背景・経緯:
 建設予定地はゴルフ練習場の跡地であり、美樹工業が2007年に、宅地開発などを念頭に購入していた。
 今回は、東日本大震災後の電力不足などを受け、太陽光発電所の建設を決定した。
・場所:つくば市花島新田
・敷地面積:約21,000m2
・太陽電池パネルの枚数:6,250
・年間発電量:約136万kWの見込み(一般家庭375世帯の年間使用量に相当)
・予定スケジュール:
 ・着工時期:2012年1月
 ・稼動開始日:同年7月1日

等というもの。

また、将来的にはパネルを増設して、発電量を500世帯分まで拡大することを予定しているとのことです。


国内の建設不況の中で、他業種への進出を図る建設会社が多くなっていると聞いていますが、今回の太陽光発電事業もその取り組みの1つ、ということでしょうか。

やはり(固定価格買取制度があるとはいえ)コスト面で十分な収益が見込めるか、というのが気になるので、採用する太陽電池パネルのメーカーや設置工法など、初期コスト低減の取り組みにも注目したいところです。


※参考サイト・ページ
・[1]美樹工業
 http://www.mikikogyo.co.jp/
posted by 管理人 at 14:29 | Comment(0) | 国内のメガソーラー

2011年12月24日

長崎県の「門田建設」がシート状・可搬式の太陽光発電システム「FKpower」(198万円)を発売、発電能力920Wで蓄電池などもセット

長崎県佐世保市の「門田建設」社が、シート状・可搬式の蓄電池つき太陽光発電システム「FKpower」を製品化・発売したとのこと。

(ニュース記事)
・軽量太陽光発電を開発 佐世保の建設会社
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/278765

(門田建設のサイト内ページ)
・移動型太陽光発電システム「FKpower」発売開始 (2011-12-13)
 http://www.kadotakensetsu.jp/info.php#D33

上記URL先ページによると、この製品は「富士電機」社と提携して開発されたもので、概要は

・セット内容:
 ・太陽電池モジュール
  ・種類:富士電機製のフィルム型アモルファス太陽電池「FWAVE
  ・1枚の仕様:
   ・サイズ:縦約2m・横約1m
   ・重さ:2kg
   ・出力:46W
  ・セット枚数:10枚(約10畳分)
   ※増設可能。
  ・出力:最大920W
  ・接続ケーブル:30m
  ・その他:
   フッ素樹脂でラミネートしており、塩害への耐久性も高い。
 ・蓄電池
  ・重さ:約60kg
  ・容量:100Ah(50Ah×2
  ・充電時間:
   フル充電には10時間の日照時間が必要。
  ・電力供給能力:
   フル充電されている場合、19インチの液晶テレビを100時間稼動できる。
 ・電源ユニット
  ・重さ:約15kg
 ・その他:
  ・防塵防水キャリングケース
  ・太陽電池シート収納ケース(筒状に丸めて収納する)
  ・発電量(Wh)メーター
  ・バッテリー残量計
  等。
・全体(バッテリー等含む)の重さ:85kg
・組み立て・設置に要する時間:約10
・価格:198万
・想定用途:
 ・現場事務所
 ・屋外での業務
 ・屋外イベント
 ・海上作業
 ・道路事情の悪い山間部
 ・緊急時(災害など)の電源
 など。
 
等となっています。

また記事では、門田建設の環境部副部長の方の

・「東日本大震災以降、軽量でコンパクトな太陽電池の必要性を感じた。
  いざという時のためにも普及していきたい」

とのコメントが紹介されています。


価格は正直、手が届きやすいものではありませんが、その分、蓄電池などとセットになっていること、またシート状の太陽電池を採用しており設置が容易である点は、大きな魅力だと感じます。

写真では太陽電池を地面に敷いていますが、壁面設置も可能であるなら、より用途が広がるのでは、と考えます。
(ただシート状であるだけに、強風に飛ばされないようにする工夫は必要になると思われますが)

2011年12月23日

英国で、FIT値下げ日(2011年12月12日)前の1週間の太陽光発電システム設置件数は約3万件、しかしその次週は約800件

英「Department of Energy and Climate Change(エネルギー・気候変動省)」が、FITでの電力買取額値下げ2011年12月12日以降の設置が対象)前後における、太陽光発電システムの設置状況を公表したとのこと。

(ニュース記事)
・英、太陽光パネル設置件数が急増=助成減控え駆け込みで(時事ドットコム)
 http://www.jiji.com/jc/rt?k=2011122200419r

上記URL先ページによると、具体的な設置件数の数字は、

2011年12月までの約2ヶ月間:23万
・同12月11日までの1週間:2万9,880件(過去最高)
・上記期間の次週の登録件数:812

とのこと。

また英国の太陽光発電の合計出力は、760MW近く(20111年間で6倍に増加)に達しているとのことです。


価格引下げの境となる12月12日を挟んで、その前の駆け込み需要の大きさと、その直後の激減度合いに、FITの影響の大きさを良くも悪くも感じざるを得ません。

今年は急激に設置量が増えたとはいえ、価格引下げ日を過ぎた今後は、お寒い状況が続くことになるでしょうか?


※参考サイト・ページ
・[1]Department of Energy & Climate Change
 http://www.decc.gov.uk/
posted by 管理人 at 16:09 | Comment(0) | 市場・業界の動向:欧米

長野県「サンリン」社が、産業用太陽光発電システム販売でネクストエナジー社と業務提携

長野県の「サンリン」社が2011年12月22日、

産業用の太陽光発電システム販売について、「ネクストエナジー・アンド・リソース」社と業務提携する。

との方針を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・太陽光パネル、安価な中国製販売 サンリンがVBと組み(日経プレスリリース)
 http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819490E0E0E2E1E58DE0E0E3E0E0E2E3E39EE1E3E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E6

(各社のサイト内ページ)
・ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社との業務提携に関するお知らせ(サンリン社)
 http://www.sanrinkk.co.jp/press_release20111222.pdf
・長野県最大級のエネルギー関連企業サンリンと提携(ネクストエナジー)
 http://www.nextenergy.jp/010.html?28
・自然エネルギーのネクストエナジーが長野県最大級のエネルギー関連企業サンリンと提携(同上)
 http://www.nextenergy.jp/020.html?28

上記URL先ページによると、今回の事業の概要は、

・背景・目的:
 サンリン社は現在、家庭用を中心に、国内メーカー製の太陽電池パネルを採用したシステムを販売している。
 今回は、再生可能エネルギーの全量買取制度施行(2012年7月)により、産業用システムの需要拡大を予想して販売に取り組む。

・太陽電池パネル:ネクストエナジー社の低価格製品(委託先の中国企業で生産)を採用。
・販売先:サンリン社が長野県内に擁する取引先
・想定用途:
 ・工場・社屋の屋上などへの設置
 ・遊休地を活用する大規模太陽光発電設備

等となっています。

またニュース記事では、

(ネクストエナジー社の社長)
・「当社は営業面が弱く、業務提携で補完できる」

(サンリン社の社長)
・「買い取り制度の価格が決まれば多くの企業が導入に動き出す」

とのコメントが紹介されています。


まだ買取価格は決まっていないとはいえ、固定価格買取制度の施行予定が、地域の企業による事業展開にも影響を及ぼしつつある、ということが伺えます。

私としては、何とか魅力的な買取価格が設定されることで、国内の関連企業・産業の大幅な活性化をもたらすことを、強く期待したいです。


※参考サイト・ページ
・[1]サンリン
 http://newsofsolarcell.blog.shinobi.jp
posted by 管理人 at 16:06 | Comment(0) | 市場・業界の動向:国内

三菱商事やシャープが携わるタイのメガソーラー(ロッブリ県、73MWの予定)が、一部で商業運転開始

三菱商事シャープが建設に関わっているタイ国の大規模太陽光発電所ロッブリ県73MWの予定)が、一部商業運転を開始したとのこと。

(ニュース記事)
・三菱商事、タイの太陽光発電所が来春に全面運転
 http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201112230018.html

上記URL先ページによると、発電所の概要は、

・設備・機器:
 シャープが
 ・薄膜太陽電池モジュール
 ・周辺システム
 を供給している。
・保守・メンテナンス:
 シャープの専任者が担当する。
・発電電力の用途:
 25年に渡り、タイの電力公社「EGAT」に売電する。
・全面運転の開始時期:2012年春の予定

等というもので、今回運転を開始したのは第1工区の約10MW分とのことです。


タイでのメガソーラーというと、つい先日には今回の事業を上回る独Galip Solar社による大規模計画(7ヶ所・計84MW)も報じられていましたが、それでも今回の発電所は、1ヶ所での発電規模としては群を抜いていると感じます。

日本企業が中心に携わっているこの大規模発電施設の完成・稼動開始を、楽しみにしたいところです。


※参考サイト・ページ
・[1]三菱商事
 http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/
・[2]ロッブリー県
posted by 管理人 at 16:05 | Comment(2) | 国内のメガソーラー

米MITの研究グループが、3D形状による太陽電池の大幅な発電能力アップを確認、立方体だと同面積の平面パネルの3.8倍

MIT(Massachusetts Institute of Technology)の研究グループが、太陽電池パネルを3次元的な形状に組み合わせることで、発電能力の大幅アップが可能であることを確認したとのこと。

(ニュース記事)
・マサチューセッツ工科大学、次世代3Dソーラーパネルの威力を実証
 http://www.eco-front.com/news_1koVK2abi.html

(MITのブログ「technology review」内の記事)
・How 3-D Photovoltaics Could Revolutionize Solar Power
 http://www.technologyreview.com/blog/arxiv/27420/

上記URL先ページによると、今回の取り組みの概要は、

・実験:
 複数種類の3D形状の太陽電池パネルについて、シミュレーションを実施。
 そしてその中の幾つかを、MITの建物の屋根に設置して試験を行った。

・結果:
 通常のパネル(平面設置)と比べ、
 ・最大20倍の発電電力量が得られた。
 ・発電のピーク時間帯2倍に拡大する。
 ・季節による変動を縮小する。
 といった効果が得られた。
 例えば単純な立方体(上部が開口、内側・外側の両面に太陽電池を設置)の場合でも、発電電力量は同面積の平面設置パネルの3.8倍となった。
 (※追尾型システムの場合は最大1.8倍)

・発電量が増える要因:
 ・太陽光の入射角度が低い場合も、光を集めることができる。
 ・3D構造の内部で光が反射することで、吸収量が高まる。

等となっています。


今年の夏には米国の13歳の少年による、木の枝葉の形状を模した設置方法が報じられていましたが、太陽電池の3次元的設置による発電能力向上の効果は想像以上に高い、ということなんでしょうか。

そして今回の発表では、より単純な立方体型でも4倍弱ものアップ効果が確認されているとのことで、実用化の面でもより魅力が高いのでは、と感じます。

また個人的には特に、立方体において日の当たる向きや日陰を気にせず、内・外全ての面に太陽電池を備えても、発電量が同面積の平面パネルより大幅に高くなる、というのが非常に意外でした。
posted by 管理人 at 16:05 | Comment(0) | 研究・開発の動向