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2012年01月31日

サンテックパワージャパンが、日本国内の公共・産業市場向けに、多結晶太陽電池モジュールの新製品「STP285-24/Vd」「STP235-20/Wd」を発売予定

サンテックパワージャパン社が、日本国内の公共・産業市場向けに、多結晶太陽電池モジュールの新モデル2種を発売する予定とのこと。

(ニュース記事)
・サンテックパワー、高出力、高効率の公共・産業向け太陽光発電モジュールを発表(エクール)
 http://www.ecool.jp/press/2012/01/suntechp12-0130.html
・出力国内最高クラスの産業向け多結晶太陽光発電モジュールが登場(環境ビジネス)
 http://www.kankyo-business.jp/news2012/20120130_c.html

(サンテックパワージャパンのサイト掲載資料)
・高出力、高効率の公共・産業向け太陽光発電モジュール2モデルを発売 「STP285-24/Vd」「STP235-20/Wd」
 www.suntech-power.co.jp/news/pdf/120130.pdf

上記URL先ページによると、今回の製品の概要は

・「STP285-24/Vd」:
 ・公称最大出力:285W
 ・変換効率:14.7
 ・セル枚数:72
 ・サイズ:1,956mm×992mm×50mm
 ・重量:27.0kg
 ・適合用途:大型の太陽光発電施設に適する。

・「STP235-20/Wd
 ・公称最大出力:235W
 ・変換効率:14.4
 ・セル枚数:60
 ・サイズ:1,640mm×992mm×50mm
 ・重量:19.1kg
 ・適合用途:公共施設の屋根用に最適。

等となっています。


「STP285-24/Vd」の出力285Wというのは流石に産業用、という大きさですが、やはり今年夏の固定価格買取制度導入による、メガソーラーの建設拡大を睨んだ製品、ということでしょうか。

JBCCホールディングスが、太陽電池パネルと消費電力量可視化を組み合わせる企業向けの「環境関連サービス」を、2012年4月に提供開始予定

JBCCホールディングス」が

太陽電池パネル
・消費電力量の可視化サービス

を組み合わせる「環境関連サービス」を、2012年4月に提供開始する予定とのこと。

(ニュース記事)
・JBCC、太陽光パネルの利用をワンストップで支援するサービスを開始(日経プレスリリース)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=301719&lindID=1
・JBCC、消費電力量を効率化する新サービス−太陽光パネルとIT組み合わせ(朝日新聞)
 http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201201300011.html

(JBCCHDのサイト内ページ)
・節電を推進、企業の電力利用を最適化 太陽光パネルの利用をワンストップで支援
 http://www.jbcchd.co.jp/2012/01/30.html

上記URL先ページによると、サービスの概要は、

・背景・目的:
 2012年には
 ・東京電力の業務用電力値上げ4月)
 ・夏の電力需給逼迫の見通し
 との状況がある。
 今回は新サービスにより、企業の節電需要の取り込みを狙う。

・担当:
 子会社の「JBサービス」が展開する。
 太陽電池パネルは、JBサービスの協力会社が設置を手がける。
 (本事業では、中国製パネルを提供する不動産関連企業と、販売代理店契約を締結している)

・主なサービス内容:
 顧客のシステム運用を支援する「SMAC(Solution Management and Access Center)」の機能を、太陽光発電に付加する。
 ・ビルや工場の
  ・電力量
  ・温度
  等を>センサーにより測定して、消費電力を可視化する。
 ・システムの運用拠点が、24時間365日体制
  ・太陽光発電
  ・障害
  の状況を監視する。
 ・技術員による定期点検を行う。

・想定提供先:
 ・製造業
 ・不動産業
 ・自社施設を持つ企業
 を中心とする。

・料金:
 今後決定する予定だが、太陽電池パネルの出力が1kWのタイプで30万円以下とする予定。

・売上高目標:2013年3月期20億円。

・その他の展開:
 収集する消費電力データを活用して、節電につながる案件(複数サーバの統合など)の獲得も狙う。

等となっています。


(予定価格とはいえ)出力1kWのシステムが30万円以下というのは、消費電力の可視化サービス等を抜きにしても破格の安値だと思いますが、現在は中国製パネルの採用でこれだけの低価格も十分に実現できる、ということなんでしょうか。

東京電力による電力料金の大幅値上げが予定される中で、企業に実際のメリット(経済的、また電力の安定供給)を十分にもたらすことができるサービスとなるのか、今後の展開に注目したいところです。


※参考サイト・ページ
・[1]JBサービス
 http://www.jbsvc.co.jp/
posted by 管理人 at 13:20 | Comment(0) | 市場・業界の動向:国内

GT Advanced Technologiesが、自社の「DSS結晶成長炉ファミリー」向け性能管理ソリューション「Acuity」を発売

GT Advanced Technologies」社が2012年1月30日に、自社の「DSS結晶成長炉ファミリー」向け性能管理ソリューションAcuity」の発売を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・GTアドバンスト・テクノロジーズが性能管理ソフトウエアAcuity^(TM)の発売を発表(財経新聞)
 http://www.zaikei.co.jp/releases/32342/

(GT Advanced Technologiesのサイト内ページ)
GT Advanced Technologies Announces the Release of Acuity Performance Management Software
・Acuity Performance Software
 http://www.gtat.com/products-and-services-photovoltaic-Acuity.htm

上記URL先ページによると、製品の概要は

・主な特徴:
 ・「DSS結晶成長炉ファミリー」による製造データモニタリング可能。
  これにより太陽電池メーカーは、設備の
  ・実際の性能
  ・理想的な性能
  を対比しつつ、リアルタイムで把握することが可能になる。
  そして、DSS炉の稼動効率アップを図ることができる。
 ・DSS資産の最適性能達成のために最重要・不可欠な「重要業績評価指標(KPI)」を策定できる。

・機能:
 ・KPIダッシュボード
 ・履歴データの傾向分析
 ・警報データの遠隔モニタリング
 ・R2R(run-to-run)制御用の詳細な性能データ
 ・レシピ管理
 等、幅広い機能を備える。

等となっています。

また記事では、GT社のPV設備グループ副社長兼ゼネラルマネジャーのVikram Singh氏による

・最近数年間でPVメーカーは、GT社のDSS結晶成長システムに対して多大な設備投資を行ってきた。
 これらのメーカーは、競争力維持のために製造コストの削減を迫られており、その目標達成においては、DSSの性能発揮についての理解が重要な一歩となる。
 今回の「Acuity」ソフトウエアは、リアルタイムでDSSでの製造データを取得し、メーカーが利用できる情報に変換する。
 これによりメーカーでは、結晶成長事業の生産効率アップ・コスト低減を図ることが可能になる。

との内容のコメントが紹介されています。


今回の新ソリューション導入により、具体的にどの程度のメリットが見込まれるのか分からないのが残念ですが、太陽電池パネルの低価格化が急激に進んでいる中で、多結晶シリコンの生産においても効率化の要求が強くなっていることが伺えます。
posted by 管理人 at 13:19 | Comment(0) | 多結晶シリコン

パナソニックが2012年3月に、太陽電池モジュールの新製品「HIT240シリーズ」「233シリーズ」等を受注開始予定

パナソニック2012年1月30日に、HIT太陽電池モジュールの新製品などの受注開始予定を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・パナソニック、発電量最高の太陽電池国内投入 3月から受注(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C93819696E1E2E291E18DE1E2E2E3E0E2E3E08698E3E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E2E5EAE5E5E2E3E7E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2
・パナソニック、“業界最高水準”発電量の住宅用太陽光発電システム(家電 Watch)
 http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20120130_508490.html

(パナソニックのサイト内ページ)
・「パナソニック 住宅用太陽光発電システム HIT240/233シリーズ」受注開始
 http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn120130-1/jn120130-1.html

上記URL先ページによると、このうち太陽電池モジュールとパワーコンディショナーの概要は

太陽電池モジュール
・主な特徴:
 2011年に欧州で発売した製品を、今回国内市場に投入する。
 ・薄膜アモルファスシリコンと単結晶シリコンウエハの接合技術を改善した。
 ・「HITシリーズ」独自のハイブリッド構造により、夏場の高温時も出力低下を抑制できる。
 ・フレーム部分に「ウォータードレインコーナー」形状を採用しており、汚れ防止性能を向上した。
・主な仕様:
 ・「HIT240シリーズ」:
  ・品番:VBHN240SJ01
  ・サイズ:幅1,580mm×高さ812mm×奥行35mm
  ・質量:15kg
  ・公称最大出力:240W
  ・最大出力動作電圧:43.7V
  ・最大出力動作電流:5.51A
  ・公称開放電圧:52.4V
  ・公称短絡電力:5.85A
  ・モジュール変換効率(公称最大出力):18.7
   従来品より0.8%アップ。
   年間発電量も約5%増える見込み。
  ・希望小売価格(税込・工事費別):1枚182,700
  ・受注開始日 :2012年3月8日(受注生産品)
 ・「HIT233シリーズ」:
  ・品番:VBHN233SJ01
  ・サイズ:幅1,580mm×高さ812mm×奥行35mm
  ・質量:15kg
  ・公称最大出力:233W
  ・最大出力動作電圧:42.7V
  ・最大出力動作電流:5.47A
  ・公称開放電圧:51.6V
  ・公称短絡電力 5.84A
  ・モジュール変換効率(公称最大出力):18.2
  ・希望小売価格(税込・工事費別):1枚152,250
  ・受注開始日 :2012年3月8日
・販売目標:2製品合わせて、2012年度に70,000セット。

パワーコンディショナ
・主な特徴:
 ・「マルチストリング型」: 
  ・昇圧装置を内蔵しており、パネル枚数を考慮せずにシステム構築が行える。
  ・各屋根の日当たりに応じて、最適な変換を行う。
  ・対応接続箱も同時発売。
 ・「集中型」:
  ・SiCダイオード搭載のIPM(インテリジェントパワーモジュール)を新規開発。
   電力変換効率を高め、定格時だけでなく、中・低出力時の効率も向上している。
  ・デザインは、宅内設置に配慮し、住宅分電盤との統一感を高めている。
  ・直流スイッチを搭載し、安全性を向上した。
・主な仕様:
 ・「マルチストリング型」:
  ・4.0kWタイプ
   ・品番:VBPC340
   ・サイズ:幅518mm×高さ280mm×奥行145mm
   ・質量:15.0kg
   ・定格出力:4.0kW
   ・電力変換効率(JIS C8961):95
   ・希望小売価格(税込・工事費別):309,750
  ・5.5kWタイプ
   ・品番:VBPC355
   ・サイズ:幅620mm×高さ280mm×奥行155mm
   ・質量:18.0kg
   ・定格出力:5.5kW
   ・電力変換効率(JIS C8961):95
   ・希望小売価格(税込・工事費別):420,000
  ・受注開始日 2012年4月12日
 ・「集中型」:
  ・2.7kWタイプ
   ・品番:VBPC227A3
   ・サイズ:幅490mm×高さ270mm×奥行156mm
   ・質量:14.0kg
   ・定格出力:2.7kW
   ・電力変換効率(JIS C8961):95.5
   ・希望小売価格(税込・工事費別):231,000
  ・4.0kWタイプ
   ・品番:VBPC240A6
   ・サイズ・質量:2.7kWタイプと同じ。
   ・定格出力:4.0kW
   ・電力変換効率(JIS C8961):95
   ・希望小売価格(税込・工事費別):309,750
  ・受注開始日:2012年3月8日

等となっています。


太陽電池モジュールの性能アップは勿論ですが、個人的にはパワーコンディショナーでタイプの異なる製品が用意されているのが、非常に興味深いです。

今後は住宅用パワコンも、太陽電池パネル等の設置環境・条件に応じて多様化することになるのか、注目したいところです。
posted by 管理人 at 13:18 | Comment(0) | メーカー:パナソニック

京セラの2011年4-12月期の太陽電池事業は、欧州での需要低迷・世界的な製品価格下落・円高が影響

京セラが1月30日に、2012年3月期3四半期(2011年4-12月決算を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・京セラは純利益36%減の780億円 12年3月期、半導体部品不振(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C93819696E1E2E298868DE1E2E2E3E0E2E3E08698E2E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E2E5EAE5E5E2E3E7E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2
・京セラの4〜12月期、純利益23%減 通期下方修正(同上)
 http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C9381949EE1E2E293808DE1E2E2E3E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E2E5EAE5E5E2E3E7E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2
・京セラがタイ洪水などで業績下方修正、部品需要の本格回復は来期以降(ロイター)
 http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPTYE81K17S20120130
・欧州の太陽電池事業、市場縮小見込みながら事業展開へ=京セラ社長(朝日新聞)
 http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201201300106.html

(京セラのサイト掲載資料)
・2012年3月期 第3四半期 決算短信
 http://www.kyocera.co.jp/ir/pdf/rt120130.pdf
・業績予想の修正に関するお知らせ
 http://www.kyocera.co.jp/ir/pdf/y120130.pdf

上記URL先ページによると、まず全体の数字は、

2011年4-12月期業績)
・売上高:8,853億8,900万円(前年同期比7.5
・営業利益:883億7,300万円の黒字(同26.2
・純利益:1,026億400万円の黒字(同22.9

2012年3月期通期の見通し)
・売上高:1兆1,800億円(前期比6.9、前回予想は1兆2,300億円)
・営業利益:1,000億円の黒字(同35.9、前回予想は1,250億円の黒字)
・純損益:1,130億円の黒字(同34.4、前回予想は1,400億円の黒字)

とのこと。

そして太陽電池については、

・「ファインセラミック応用品関連事業」の中の「ソーラーエネルギー事業」は
 ・欧州での需要低迷
 ・世界的な製品価格の大幅な下落
 ・円高
 の影響を受けた。
 (※「ファインセラミック応用品関連事業」の2011年4-12月期業績は
    ・売上高:1,336億円(前年同期比11.2
    ・純利益:72億3,100万円の黒字(同68.8
   また、通期予想は
    ・売上高:1,770億円(前期比10.4、前回予想は2,060億円の黒字)
    ・純利益:73億円の黒字(同74.9、前回予想は145億円の黒字))

・「ファインセラミック応用品関連事業」の地域別売上高では
 ・日本(全体では4,245億1,200万円(前年同期比1.2)):
  価格下落を主因として、ソーラーエネルギー事業の売上が減少した。
 ・欧州(全体では1,588億4,300万円(同4.8)):
  ソーラーエネルギー事業の
  ・需要低迷
  ・大幅な価格下落
  により、ファインセラミック応用品関連事業の売上高が減少した。

との状況が挙げられています。

またニュース記事では、太陽電池市場の見通しとして

(久芳徹夫社長)
・需給バランスの悪化による価格下落の進展により、現在は採算が非常に悪化している。
 特に欧州市場は、金融不安などもあるため、2012年は2011年のようなリード役にはならず、市場の縮小を考えながら事業展開する必要がある。
 ただし、依然として大市場であることに変わりはないため、京セラでは引き続き拡販に注力する方針。
・太陽電池は耐久性・信頼性が要求される製品である。
 このため、価格競争が進む中でも、品質要求水準が高い日本市場において、中国製品が日本製品よりも優位に立つとは思っていない。

(取締役執行役員常務の青木昭一氏)
・2012年夏頃には、日本国内で太陽光発電など対象の売電制度が実施される見込み。
 これにより来期は、欧州の落ち込みを補う産業用需要が出てくることを期待している。

との内容のコメントが紹介されています。


欧州市場の低迷は今後も続き、他方で日本国内需要の拡大が期待される、という点には、(今更という気もしますが)太陽電池市場には政府の政策の影響が良くも悪くも甚大であることを、痛感せざるを得ません。

つい先日には京セラ社長が、太陽電池セルの海外生産の可能性に言及していましたが、今年もメーカーにとっては(様々な面で)激動の年となるんでしょうか。

また社長の方のコメントからは、日本製の太陽電池は中国メーカー製よりも耐久性・信頼性で大きく優れている、との強い自信が伺えますが、例えば

・Suntech Power
・Upsolar

が保証期間の充実や品質向上に取り組んでいる中で、実際のところどの程度違いがあるものなのか、というのが、一消費者として非常に気になるところです。
(尤も、海外メーカー製品が入りだして間もない現状では、日本の環境における耐久性・信頼性が実地(ユーザーの使用環境)で確認されるには、まだまだ時間が必要でしょうか)
posted by 管理人 at 13:15 | Comment(0) | メーカー:京セラ

日本軽金属の2011年4-12月期は、太陽電池用バックシート・電極インキの販売が減少、回復には時間がかかる見通し

日本軽金属」社が1月30日に、2012年3月期3四半期(2011年4-12月決算を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・日本軽金属(5701)は続落 半導体製造装置向け厚板や太陽電池関連材料の需要回復遅れで通期業績予想を下方修正(兜町ネット)
 http://www.kabutocho.net/news/livenews/news_detail.php?id=285689
・日軽金の純利益82%減 12年3月期、太陽電池材料が低迷(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819596E1E2E2E1988DE1E2E2E3E0E2E3E09686E0E2E2E2;at=DGXZZO0195577008122009000000

(日本軽金属のサイト掲載資料)
・平成24年3月期 第3四半期決算短信
 http://www.nikkeikin.co.jp/pages/press/p2012/p2012013001.pdf
・業績予想の修正に関するお知らせ
 http://www.nikkeikin.co.jp/pages/press/p2012/p2012013002.pdf

上記URL先ページによると、まず全体の業績は

・売上高:3,040億6,400万円(前年同期比5.9
・営業利益:109億3,400万円の黒字(同44.3
・経常利益:71億5,300万円の黒字(同52.0
・四半期純利益:21億1,500万円の黒字(同75.6

そして「箔、粉末製品」セグメントの「電子機能材部門」の中で、主力製品である太陽電池用部材について

・太陽電池市場の中心である欧州での需要が落ち込んだ
・製品別では、
 ・バックシート
  第2四半期は概ね堅調だった。
  しかし第3四半期は、ユーザーの在庫調整により、急激に販売が減少した。
 ・電極インキ
  新興メーカーとの価格競争が激化し、販売量の低迷が続いた。
 また、上記材料の需要回復には、なお時間がかかる見通し。

との状況が紹介されています。

(ちなみに「箔、粉末製品」セグメントの業績は
 ・売上高:818億5,300万円(前年同期比7.3
 ・営業利益:31億6,000万円の黒字(同63.5
 とのこと)


太陽電池パネルの供給過剰に、市場での価格競争激化といった悪条件を受けて、厳しい状況となっていることが伺えます。

今年については中国国内での太陽電池パネル需要の急拡大予想もされているので、日本軽金属の太陽電池用部材の販売状況もどう変化することになるのか、注目したいところです。


※参考サイト・ページ
・[1]日本軽金属
 http://www.nikkeikin.co.jp/
posted by 管理人 at 13:13 | Comment(0) | バックシート

グリーンテックが、日本の住宅に設置しやすい屋根材一体型太陽電池モジュール「XSOL SLIVER」を発表

グリーンテック」社が、日本の住宅屋根に設置しやすくした屋根材一体型太陽電池モジュール「XSOL SLIVER(エクソル・スライバー)」を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・屋根材一体型、日本の屋根の尺寸法に合わせた太陽光発電モジュール(環境ビジネス)
 http://www.kankyo-business.jp/news2012/20120130_b.html

(XSOLのサイト内ページ)
・新製品『XSOL-SLIVER(エクソル スライバー)』のご案内
 http://www.xsol.jp/?p=429

上記URL先ページによると、製品の概要は

・主な特徴:
 ・屋根材一体型のため、棟や軒との離隔距離を考慮する必要が無い。
 ・モジュールのサイズを、日本の屋根に多く見られる尺寸法909±1)に合わせて設計。
  これにより、より多くの太陽電池モジュールの搭載が可能になる。
 ・モジュールの電気的接続(通常は直列)を直並列の組み合わせとしており、日影による影響(発電量低下)を受けにくい。
 ・「モジュール」「ラック」「金具」「ケーブル」を一体化した(「4in1革命」)。
  モジュールの接続方法が簡易(凹凸を嵌め込む)で、施工IDが必要ない。
  これにより、
  ・施工工程・施工時間の短縮
  ・人件費の削減
  が期待できる。
 ・耐荷重性が高い。(1.5mまでの積雪に対応)
 ・ジャンクションボックスの素材に、耐久性が高い樹脂「変成PPE」を採用。
  アースが不要であり、また塩害地域にも対応できる。

・主な仕様:
 ・種類:単結晶シリコン型
 ・最大公称出力:50W
 ・変換効率:13.33%(1枚の有効面積)
 ・外形寸法
  ・ガラス部:幅909±1mm×奥行444±1mm×高さ4.5±0.5mm
  ・ジャンクションボックス込:幅1,009±1mm×奥行494±1mm×高さ50mm
 ・重量:4.9kg
 ・保証:
  ・システム:10
  ・モジュール出力25

等となっています。


住宅屋根を考慮した設計に日陰対策、接続方法の簡易化など、住宅向けモジュールとして意欲的に性能・機能アップを図っていることが感じられ、非常に興味深い製品です。

個人的には特に、日陰対策(直並列接続)がなされている点に魅力を感じるので、このような対策が他メーカーの(建材一体型か否かを問わず)住宅用太陽光発電システムにも採用される可能性はあるのか、今後の各メーカーの動向に注目したいところです。
posted by 管理人 at 13:10 | Comment(0) | 戸建住宅

2012年01月30日

「Suntech Power」「Trina Solar」各社のCEOが、2012年の中国国内での太陽電池パネル需要急増を予想

中国の「Suntech Power」「Trina Solar」各社のCEOが、

中国国内での太陽電池パネル設置量が、2012年に大幅拡大する。

との見通しを示したとのこと。

(ニュース記事)
・中国、太陽光ブーム加速 設置倍増で過剰供給吸収の見通し(サンケイビズ)
 http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120128/mcb1201280500006-n1.htm

上記URL先ページによると、各社CEOによる、2012年の中国国内でのパネル設置量(※2011年は220万kW)の予想は、

・「Suntech Power」の施正栄CEO:400万kW以上
・「Trina Solar」の高紀凡CEO:500万kW
 (※世界の設置量は3,000万〜3,500万kWと予測)

とのことです。

また記事では、ダボス会議における高紀凡CEOの

・「市場は巨大だ。
  良い技術を持ちバランスシートが健全でブランド力がある優良企業が勝つ。
  これらの利点がない多くの企業は淘汰(とうた)される」

とのコメントが紹介されています。


約1年前には、中国が国内プロジェクト向けに購入した太陽電池パネルは、世界のパネル売上(推計1,850万kW)のうち3%未満との数字(2010年のもの?)が報じられていたので、今回のTrina Solar社の予想(2012年に世界の設置量の1/6〜1/7)には、僅かな期間での中国市場の激変が伺えます。

昨年は太陽電池の大幅な供給過剰が問題となりましたが、中国国内需要の急増により、どこまで状況が改善することになるのか、市場が大きいだけに良く注目したいところです。
posted by 管理人 at 10:05 | Comment(0) | 市場調査・予測(レポート等)

2012年01月28日

枝野経産相が、一般住宅の「屋根貸し」制度を2012年夏に新設する方針を語ったとのこと

枝野幸男経済産業相が、朝日新聞による取材の中で、一般住宅の「屋根貸し制度新設方針を語ったとのこと。

(ニュース記事)
・屋根貸し太陽光発電 パネル設置の家庭に賃料(朝日新聞)
 http://www.asahi.com/politics/update/0128/TKY201201270765.html

上記URL先ページによると、制度の概要は、

・目的:
 自然エネルギー対象の固定価格買い取り制度の開始(2012年7月)に合わせて、太陽光発電の参入企業増加を狙う。
・内容:
 一般家庭が、住宅の屋根を、太陽電池の設置場所として発電会社に有料で貸すことを可能にする。
・設立時期:2012年夏までに新設する予定。

等となっています。


小規模な住宅屋根を対象とするだけに

・屋根の賃貸契約が終わり、設備を撤去する場合の現状復帰はきっちり行えるのか
 (雨漏り防止、概観の維持など)
・太陽電池パネル以外の設備(パワコンやモニター等)は、各戸ごとに設置することになるのか
 (その場合、住宅屋根の設置面積は大きくないだけに、大型施設への設置と比べて事業者側のコスト高にならないのか)

といった点から、果たしてどれだけ現実性があるのか、個人的には正直疑問を感じます。

ただ、ユニークで意欲的な試みであることは確かだとも思うので、実際にどのような制度を目指すのか、今後の取り組み・動向に注目したいところです。
posted by 管理人 at 09:11 | Comment(0) | 戸建住宅

北陸経済連合会の会長(北陸電力会長)が、再生可能エネルギーの電力供給能力に疑問を提示

北陸経済連合会」の会長が、2012年1月27日に行った年頭記者会見で、再生可能エネルギーの電力供給能力についての疑問を語ったとのこと。

(ニュース記事)
・再生エネ「大きな期待できず」 北経連会長(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819890E0E5E2E0968DE0E5E2E3E0E2E3E09E90E2E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E4

上記URL先ページでは、同氏による

・「(再生可能エネルギーについて)大きな期待をするのはいかがか」
・「(北陸電力が運営・計画している太陽光発電所について)有効な供給力になり得ないことを分かってもらうための投資」
 (※志賀原子力発電所の出力は
   ・1号機:54万kW
   ・2号機:135万8,000kW
   一方太陽光発電所は、
   ・運営中:石川県志賀町・富山市(各1MW)
   ・計画中:同県珠洲市・福井県坂井市(同規模))

等のコメントが紹介されています。


個人的に記事を読む限りでは、

・太陽光発電所が電力供給源としてはさして役に立たないことを分からせるために、(わざわざ)作ってやっている

というニュアンスを受け、性格がよろしくないな、と感じます。
(役に立たないことを証明するためにメガソーラーを4ヶ所も作るほど、北陸電力には余裕があるのか?)

実際に福島第1原発の事故により、その周囲に人が住めなくなっている状況が起こっている中で、

・国民が原発に対して必然的に抱いている不安を、どう捉えているのか
・原発が社会に必要なのであれば、(停止による産業へのマイナス影響と生活の安全安心のどちらを取るのか、という二者択一ではなく)国民の不安を軽減して理解を得るために、具体的にどうやって原発の安全性を飛躍的に高めるのか

という点が、全く伺えないのが残念です。
(あくまで今回の記事を読む限り、ではありますが)


※参考サイト・ページ
・[1]北陸経済連合会
 http://www.hokkeiren.gr.jp/
・[2]北陸電力
 http://www.rikuden.co.jp/
posted by 管理人 at 09:10 | Comment(0) | 市場・業界の動向:国内