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2012年11月29日

パナソニックが住宅用太陽電池モジュール「HIT ハーフタイプ116/120」を発表、狭小屋根・複雑な形状の屋根での設置容量増加が可能

パナソニック2012年11月28日に、

・小型化した住宅用太陽電池モジュール「HIT ハーフタイプ116/120」の受注を、2013年1月に開始する。

との予定を発表していました。

(ニュース記事)
・パナ、大きさ半分の太陽電池 来年1月に受注開始(福井新聞)
 http://www.fukuishimbun.co.jp/nationalnews/CO/economics/648027.html
・パナソニック、HIT太陽電池にハーフサイズのモジュールを投入(家電Watch)
 http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20121128_575664.html

(パナソニックのサイト内ページ)
・限られた屋根のスペースを有効活用して、しっかり発電、太陽電池モジュール 「HIT ハーフタイプ116/120」 受注開始
 http://panasonic.co.jp/news/topics/2012/106038.html
・HITハーフタイプ116/120、新登場!
 http://sumai.panasonic.jp/solar/116_120.html
・太陽電池モジュール「HITハーフタイプ116/120」 受注開始
 http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2012/11/jn121128-1/jn121128-1.html

上記URL先ページによると、新製品の概要は下記の通り。

・背景:
 日本国内での太陽光発電システム市場は好調に推移しており、それに伴って、
 ・狭小屋根
 ・複雑な形状の屋根
 での高容量太陽電池の設置要望も増えている。

・主な特長:
 ・小型化
  サイズを標準モジュールの半分としており、
  ・狭小屋根
  ・複雑な形状の屋根
  にも設置できる。
 ・高温に強い:
  HITシリーズが持つ優れた温度特性により、夏場の高温時も発電量の低下を抑える。
 ・「ウォータードレインコーナー」の採用:
  「HIT 233/240シリーズ」と同じく、雨水による洗い流しで、コーナーに汚れがたまりにくい構造を採用している。
 ※設置制限:
  ・設置できる屋根材
   ・化粧スレート瓦
   ・アスファルトシングル材
   のみ。
  ・多雪地域への設置は不可

・製品の種類・主な仕様:
 ・「HIT ハーフタイプ116」:
  ・品番:VBHN116SJ06
  ・モジュール変換効率:17.5
  ・希望小売価格(税込・工事費別):89,250円/枚
 ・「HIT ハーフタイプ120」:
  ・品番:VBHN120SJ06
  ・モジュール変換効率:18.1
  ・希望小売価格(税込・工事費別):107,100円/枚

・受注開始日:2013年1月16日
・販売目標:2製品で年間計70,000枚。


発表では従来製品のみの場合との比較として、狭小屋根で41%・複雑形状の屋根で23%の設置容量アップの事例が紹介されており、日本住宅の屋根において小型モジュールがもたらす恩恵が大きいことを感じます。

国内住宅向けではこれまで、シャープが寄棟屋根用モジュール切妻屋根対応モジュール、また京セラも出力200Wの国内住宅向けモジュールを発表しており、今後も消費者ニーズへの更なる適応が進むことになるのか、注目したいところです。


※関連記事:
パナソニックの2012年度の太陽電池事業は営業利益率約10%、販売の国内比率80%(住宅向け中心)を目指す(2012/06/20)
posted by 管理人 at 01:26 | Comment(0) | メーカー:パナソニック

カナディアン・ソーラーが、伯東が計画するメガソーラー(今後約2年で20〜25ヶ所、計40〜50MW)への太陽電池モジュール「CS6Pシリーズ」の供給で合意

「カナディアン・ソーラー・ジャパン」社が2012年11月28日に、

・「伯東」社が建設するメガソーラーに太陽電池モジュール(「CS6Pシリーズ」)を供給する旨で、同社と合意した。

と発表したとのことです。

(ニュース記事)
・カナディアン・ソーラー、伯東のメガソーラーに太陽電池モジュールを供給(日経プレスリリース)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=324975&lindID=4

上記URL先ページによると「CS6P」シリーズは、世界各国の大規模プロジェクトで採用されており、

・PID耐性
・アンモニア・塩害耐性
・発電効率に関する国際基準「PTC(PVUSA Test Condition)」による審査での高い評価
・出力公差0〜+5W(業界最小クラスとのこと)
5,400Pa強度試験に合格したモジュールフレーム採用(高い積雪荷重にも耐えられるとのこと)
10年製品保証(材料・仕上がりを含む)
25年出力保証

との特徴・長所を持つモジュール。

また、伯東は今後2年間で

・設置数:全国約20〜25ヶ所
・発電容量:計約40〜50MW

のメガソーラーを建設する予定で、カナディアン社がこれらに対し同モジュールを供給するとのことです。


カナディアン・ソーラー・ジャパンによる日本初のメガソーラー(牛舎屋根を活用)にも「CS6P」シリーズが用いられているとのことですが、海外で実績を持つという同シリーズは日本国内の設置環境にも十分に対応できるもの、ということなんでしょうか。

同社は産業用では他に、三相交流出力が可能な「CommercialAC」、バックコンタクト型の「ELPS」も発表しており、これらの日本国内での採用動向にも注目したいところです。


※参考サイト:
・[1]産業用太陽光発電システム(伯東)
 http://www.hakuto.co.jp/library/products/solar/industry.html
・[2]CS6Pシリーズ(カナディアン・ソーラー・ジャパン)
 http://canadiansolar.co.jp/business-category/business-module/#CS6P-240P


※関連記事:
カナディアン・ソーラー・ジャパンと伯東が共同で、2012年内に三重県内でメガソーラー(2MW)を建設する方針、外資系では初(2012/03/26)
カナディアン・ソーラー・ジャパンが日本で初めてメガソーラーを設置、高耐久性モジュール「CS6Pシリーズ」を牛舎屋根に設置(2012/11/15)

カナディアン・ソーラー・ジャパンが太陽電池モジュールの保証保険を改定、北米・欧州の大手保険会社が保険を担当(2012/06/09)
posted by 管理人 at 01:25 | Comment(0) | 他の海外メーカー

東京エレクトロンがOerlikon Solarの買収を完了、同社の社名は「TEL Solar AG」に変更

東京エレクトロン」社が2012年11月27日に、

・スイスの薄膜太陽電池製造装置メーカー「Oerlikon Solar」社の買収11月26日に完了し、同社の社名を「TEL Solar AG」に変更した。

と発表していました。

(ニュース記事)
・東京エレクトロン(8035)スイス太陽光パネル会社を買収(サーチナ)
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1128&f=business_1128_068.shtml

(東京エレクトロンのサイト内ページ)
・Oerlikon Solar 買収完了のお知らせ
 http://www.tel.co.jp/news/2012/1127_001.htm

東京エレクトロン社のサイトでは、この件について、同社社長の方による

薄膜シリコン型太陽電池パネルは、特にサンベルト地域における性能・コスト面の優位性を持っており、同地域での将来的な電力需要の大幅増加への対応が期待できる。

・エリコン社は同型太陽電池について、特に
 ・変換効率
 ・製造コスト
 の面で世界トップクラスの技術を保有している。
 これに、東京エレクトロンの半導体製造装置事業における技術力を活用することで、より競争力のある装置開発が可能になる、と考える。

・今回の買収を機会として、太陽電池パネル製造装置事業を、成長戦略を支える新たな事業の柱とすることを狙う。

等の内容のコメントが紹介されています。


エリコン社の英語サイトを検索してみましたが、ジャンプ先は[1]になっており、そこにTEL Solar社のサイト[2]へのリンクが掲載されている状態でした。

今回の買収はかつての代理店側によるものですが、それだけ東京エレクトロン社としては、薄膜型の将来性への期待が強く、またエリコン社の技術を高く評価している、ということでしょうか。

つい数年前には、シリコン価格低下の進行を背景に、薄膜型太陽電池の市場縮小を予想するアナリストの主張がありましたが、ここに来てその薄膜型に将来性が見えてきているということには、状況の予想の難しさ(と、予想の不確かさ)を強く感じます。


※参考サイト:
・[1]Portfolio Changes Oerlikon Corporate
 http://www.oerlikon.com/en/investor-relations/group-information/investor-relations-new-portfolio/#divestments
・[2]TEL Solar
 http://www.solar.tel.com/


※関連記事:
東京エレクトロンがOerlikon Solarを完全子会社化する方針(2012/03/03)
東京エレクトロンが、スイス「エリコン・ソーラー」と薄膜太陽電池製造装置の代理店契約を結ぶ(2009/03/01)

今後は多結晶シリコン型太陽電池が主流となる?(2008/10/31)
野村証券のシニアアナリストの方が、シリコン価格の低下や薄膜太陽電池の競争力低下などを語っている「SankeiBiz」の記事(2010/04/05)

独Manz社のCEOが、液晶パネルメーカーの参入により薄膜太陽電池の生産コスト30セント/W未満の実現を予想、ただし市場規模100GW到達が条件(2012/06/21)
中国の十二五計画(2011-2015年)における屋根設置型太陽電池パネルの普及を巡り、原料確保とコスト面でメリットがある薄膜シリコン太陽電池への注目が高まっているとのこと(2011/09/03)
posted by 管理人 at 01:23 | Comment(0) | 製造装置

2012年11月28日

鹿児島県・枕崎空港がメガソーラー(8.6MW)に転用される方針、事業者にはオリックスと九電工が選定

オリックス」「九電工」の2社が2012年11月26日に、

・鹿児島県の「枕崎空港」の跡地に、約8.6MWのメガソーラーを建設する。

との計画を発表したとのことです。

(ニュース記事)
・オリックスと九電工、鹿児島県の空港跡地にメガソーラー発電所を設置(日本経済新聞)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=324917&lindID=5
・国内初!廃止予定の空港跡地を太陽光発電活用へ(テレビ朝日)
 http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221127045.html

(オリックス社のサイト内ページ)
・全国初、空港跡地にメガソーラー発電所を設置
 〜オリックスと九電工、九州全域でメガソーラー発電の共同事業を推進〜
 http://www.orix.co.jp/grp/news/2012/121127_ORIXJ1.html

上記URL先ページによると、事業の概要は下記の通り。

・背景:
 枕崎市は枕崎空港について、空港の管理・運営における
 ・歳出超過累積額
 ・今後の財政、市民への負担
 を考慮し、2012年度末廃止し、跡地をメガソーラー事業者に貸し出すことを決定している。
 今回はオリックスと九電工が、その事業者に選定された。

・発電設備:
 ・所在地:枕崎市あけぼの町地内
 ・発電容量:8,557kW
 ・設置面積:約12万9,000m2
 ・パネル設置枚数:5万3,480
 ・年間予想発電量:初年度は986万kWhの予定。
 ・施工:九電工が担当。
 ・運転開始時期:2014年3月の予定。

・地域貢献の取り組み:
 ・見学・学習スペース
  空港ターミナルビルの一部を改修して設置する。
 ・環境学習の実施:
  ・小・中学生など向けのエネルギー講座
  ・企業向けの太陽光関連技術セミナー
  等を開催する。
 ・天文観測所の設置:
  空港敷地内に天文観測所を設置して、地域住民が集う場所を提供する。
 ・見学者用送迎車両の提供:
  ・太陽光発電所
  ・天文観測所
  の来訪者向けに車両を提供する。
 ・空港管理会社の活用:
  発電所の管理業務の一部を、空港廃止後も存続する「南薩エアポート」社(第三セクター)に委託する。

また2つ目のニュース記事では、枕崎市長の方による

・「きのうまでは負の遺産でした。
  これからは、プラスの資産に変わっていく」

とのコメントが紹介されています。


赤字化した設備の転用というだけでなく、空港管理会社への事業委託や、地域住民向けの施設・サービスも提供するとのことで、地域への貢献度が高いメガソーラー事業として期待が高まります。

ただ、国内初の空港跡地での太陽光発電所建設であるためか、完成・稼動開始まである程度の時間(1年以上)がかかると見受けられますが、新たな設置技術の開発などが行われるのか、という点にも注目したいところです。


※参考サイト:
・[1]新エネルギー(九電工)
 http://www.kyudenko.co.jp/service/new_biz/new_ene.php


※関連記事:
鹿児島県の枕崎市が休眠状態の「枕崎空港」を廃止し、メガソーラー(5〜10MW)を誘致する方針(2012/09/10)
posted by 管理人 at 03:22 | Comment(0) | 国内のメガソーラー

トランスバリュー信託が、公共施設利用・市民出資型の太陽光発電事業向けファンドを拡大する方針とのこと

下記URL先ページでは、「トランスバリュー信託」社による太陽光発電事業向けファンド拡大方針が報じられています。

(ニュース記事)
・トランスバリュー信託、自治体向け太陽光発電ファンド拡大−地域通貨で配当(日刊工業新聞)
 http://www.nikkan.co.jp/dennavi/news/nkx1220121127qtkc.html

上記URL先ページによると、事業の概要は下記の通り。

・仕組み:
 1.地域住民から出資を募り、その資金により公共施設に太陽光発電設備(50kW前後、屋根を利用)を設置する。
  公共施設の屋根の転用などにより、設備投資の抑制を図る。
  ・「売電価格が24円/kWh以上あれば、事業は継続できる」(トランスバリュー信託)
 2.固定価格買取制度による売電収入から、地域通貨により出資者への配当を行う。
  (地元での消費促進の狙いがある)

・サービスの想定提供先:
 ・地域の電源開発
 ・地元での消費拡大
 を図りたい自治体

・1事業の投資額:数百万〜数千万円の見込み(規模による)
・出資額:1口10万
・配当額:年2%程度の予定
・ファンドの設立目標:3年後までに15
 第1号案件は滋賀県湖南市。


別件で地方自治体による取り組みですが、京都市では「市民協働発電制度」の概要がまとめられたとのこと[2]で、

・公共施設屋根の利用
・市民出資
・配当による地域経済への還元

という特徴を持つ事業が、優遇されている売電価格を背景に官・民の双方で広がることになるのか、個人的には期待が高まります。

ただ他方で、トランスバリュー信託による湖南市の案件では出資が伸び悩んでいるとのことで、配当を出資者(地域住民)にとって如何に魅力の高いものにするのか、というのが成功の鍵の一つになるのでは、とも考えます。


※参考サイト:
・[1]トランスバリュー信託
 http://www.transvaluetrust.co.jp/
・[2]京都市の市民出資太陽光発電、特産物や乗車券で還元(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/article/DGXNASJB2604K_W2A121C1LDA000/


※関連記事:
湖南市とコナン市民共同発電所プロジェクトが、出資者を募り障害者支援施設に太陽光発電設備(20kW)を設置する方針、配当は地域商品券(2012/10/28)
コナン市民共同発電所プロジェクトによる太陽光発電所計画で出資が伸び悩み、配当(商品券)の用途拡大も検討(2012/11/24)
posted by 管理人 at 03:19 | Comment(0) | 導入施設

オムロンがメガソーラー用接続箱向けの逆流防止リレー「MM1X-PV」を開発、電力損失を従来(ダイオード方式)より約70%改善

オムロン社が、メガソーラー用の接続箱向けに特化した逆流防止リレーMM1X-PV」を開発したとのことです。

(ニュース記事)
・オムロン、メガソーラーに特化した逆流防止リレーを製品化−効率7割改善(朝日新聞)
 http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201211270004.html

上記URL先ページによると、製品の概要は下記の通り。

・主な特徴:
 ・電力損失・発熱の改善:
  リレーとダイオード一体化
  これにより電力損失は
  ・従来主流のダイオード方式:8Ahの場合、1回路あたり7.2W
  ・新製品:同2.2W
  と、約70%改善される。
  また、発熱を抑えることで、放熱対策用の部品点数削減につながる。

・生産拠点:「オムロンリレーアンドデバイス」社(熊本県)の武雄事業所

・量産開始時期:2013年1月の予定

・販売目標:2016年3月期までに、累計30万台以上。

ただし現時点では、オムロン社のサイトに、この製品に関する情報は掲載されていませんでした。


今回の製品では、電力損失を従来方式より約7割削減できるとのことで、メガソーラーの発電電力からみると小さいとはいえ、確実に効率の向上につながるのでは、と考えます。

オムロンは太陽光発電向けとしては、例えばパワコンについては住宅向けのみを手がけていると見受けられますが、今後は産業用設備向けの事業も積極的に手がける方針、ということなんでしょうか。
posted by 管理人 at 03:16 | Comment(0) | パネル外の配線(JB等)

佐藤タイジ氏らが太陽光発電+蓄電池による実験ライブを開催、消費電力量は蓄電池容量の50%程度だったとのこと

「TOWER RECORDOMMUNE SHIBUYA STUDIO」で2012年11月24日に、太陽光発電+蓄電池のみで電力を賄うライブ「THE SOLAR BUDOKAN」で用いる予定の蓄電池を使用した、実験ライブが行われたとのことです。

(ニュース記事)
・佐藤タイジ主催〈THE SOLAR BUDOKAN〉太陽光蓄電の実験イベントを開催!(CDジャーナル)
 http://www.cdjournal.com/main/news/sato-taiji/48474

上記URL先ページによるとこのライブには、イベント主催者の佐藤タイジ氏の他に4組のミュージシャンが参加し、2時間超のトーク&ライブを実施。

音源の電源には、当日昼間に太陽電池パネル100枚を用いて充電した蓄電池を用いており、消費電力量を終演後に測定したところ、50%程度に留まっていたとのことで、記事では佐藤タイジ氏の

・「通常の電気と違ってノイズがなく、もの凄くクリアな音です!」
・「ライヴの途中、いつ電源が落ちるかが、ずっと心配でした!」
・「このイベントがうまくいった暁には、武道館の屋根をソーラー・パネルへ張り替えを提案したい!」

とのコメントが紹介されています。

ちなみに本番のライブで必要な電源の規模は、今回の60倍とのことです。


ライブで用いられた蓄電池の容量は不明であるものの、約半分の消費電力量で済んだということには驚きましたが、実際の消費量は実地で確認しないと分からない部分が大きい、ということなんでしょうか。

また、蓄電池で稼動する音源にノイズが無い、とのコメントも非常に興味深く、詳しい原理・理由は分かりませんが、もし商用電源より蓄電池のほうが明らかにライブに向いている、ということであれば、その用途での今後の採用・普及拡大の可能性も出てくるのでは、と考えます。


※参考サイト:
・[1]2012.11.24:THE SOLAR BUDOKAN プレイベント(WISDOM RECORDINGS)
 http://www.wisdom-recordings.com/schedule/_895.html


※関連記事:
太陽光発電による音楽ライブ「THE SOLAR BUDOKAN」が、2012年12月20日に日本武道館で開催予定(2012/07/25)
posted by 管理人 at 03:14 | Comment(0) | 導入施設

2012年11月24日

コナン市民共同発電所プロジェクトによる太陽光発電所計画で出資が伸び悩み、配当(商品券)の用途拡大も検討

滋賀県の「コナン市民共同発電所プロジェクト」が進めている太陽光発電所計画で、出資者が当初予定の1割程度に留まっているとのことです。

(ニュース記事)
・太陽光発電:コナン市民共同発電所、出資募集が難航 8口のみ、還元の「商品券」に課題 /滋賀(毎日新聞)
 http://mainichi.jp/area/shiga/news/20121123ddlk25020503000c.html

上記URL先ページによると、計画では募集開始から約1ヶ月(2012年11月26日まで)で80口(1口10万円)の出資を集める予定でしたが、11月15日時点での申込数は8口。

出資が伸び悩んでいる原因としては、配当である商品券の用途が限られている(「こなんマルシェ」のみ)ことが挙げられており、今後は

地元商店街やスーパーとの連携推進
・湖南市だけでなく、滋賀県内外での出資者募集

を図る方針とのことです。


プロジェクトの関連サイト[1][2]で、交換可能な商品の例が紹介されていますが、地元市民への配当であれば、高級感のある地域の特産品・名産品よりも、より日常生活で馴染みが深い(手が届きやすい)食材・商品を多く揃えるほうが魅力が増すのでは・・・という気がします。(その点では、野菜や米、また福祉作業所の産品は向いているとは思う)

ともあれ、太陽光発電による売電収益の地域経済への還元を志向するユニークで魅力的な計画であることは確かだと思うので、当初とは多少内容が変わったとしても、事業が実現されることを、強く期待したいところです。


※参考サイト:
・[1]一般社団法人コナン市民共同発電所プロジェクト(Facebook内)
・[2]地域商品券 交換品目例(「こなんマルシェ」のサイト内)
 http://www.burari-konan.jp/marche/schedule/schedule_file/%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E6%8C%AF%E8%88%88%E5%88%B8%E3%80%80%E5%8F%96%E6%89%B1%E3%81%84%E5%93%81%E7%9B%AE%E4%BE%8B.pdf


※関連記事:
湖南市とコナン市民共同発電所プロジェクトが、出資者を募り障害者支援施設に太陽光発電設備(20kW)を設置する方針、配当は地域商品券(2012/10/28)
posted by 管理人 at 02:27 | Comment(0) | 国内のメガソーラー

カナメ社が産業用太陽光発電向けの「カナメ重ね折板用架台」を発売、屋根の既存ボルトを利用しサイズ対応力も柔軟

栃木県の「カナメ」社が、産業用太陽光発電設備向けの「カナメ重ね折板用架台」を発売したとのことです。

(ニュース記事)
・屋根への穴あけ不要、重ね折板用の太陽電池架台(新建ハウジング)
 http://www.s-housing.jp/archives/31929

(カナメ社のサイト内ページ)
・カナメ重ね折板用架台
 http://www.caname-solar.jp/metal/kasane.html

上記URL先ページによると、概要は下記の通り。

・主な特徴:
 ・屋根への穴あけが不要
  縦材受け金具は、折板屋根の既存ボルトを利用しナットで固定する。
  これにより施工が簡単で、かつ雨漏り発生のリスクを解消できる。
  (※設置には、
    ・ボルトのサビ除去などにより、ナットが容易に取れること
    ・既存剣先ボルトの有効長さが22mm以上
    が前提)
 ・柔軟な設置対応力
  縦材に通しレールを備えており、モジュール固定用金具がレース上をスライドできる。
  これにより、モジュールのサイズと折板のボルト位置に関係無く取り付けが可能。
  また、縦材のジョイント材は受け具の影響を受けない構造で、レールに穴を開ける必要が無い。
 ・高い耐久性・強度
  金具の素材には、ステンレスにアルミめっきを施した「アルスターステンレス」を採用。
  塩害が厳しい沖縄の海岸近隣地域でも、高い耐食性を発揮する。
  また強度が高く、
  ・基準風速が大きい地域
  ・高い建物
  でも対応可能。

・金具:
 ・縦材AL
 ・縦材受け金具セット
 ・一般部用押さえ金具セット
 ・端部用押さえ金具セット
 (材質はアルミ、アルスターステンレス)

・対応可能なモジュール:
 ・サイズ:短辺:1,120mm以下・長辺1,700mm以下、面積1.7m2/枚以下
 ・重量:23.0kg/枚以下

・架台重量の目安(参考):約35kg/kW(モジュール重量は除く、設置条件によって数値は変わる)


ニュース記事には大きい写真が掲載され、またカナメ社のサイトでも多数の写真つきで詳しい解説がなされており、一見ちょっと複雑そうながら、設置方式への理解がしやすいのは助かります。

屋根へのパネル設置というと、とにかくしっかり固定するもの、というイメージしか正直無かったので、サイズ等の面で設置に柔軟さを持たせている今回の方式は、非常に興味深いです。

加えて屋根の既存ボルトを固定に用いることから、設置の強度も十分に得られるのでは・・・と想像するので、今後の導入・普及動向に注目したいところです。


※関連記事:
宇都宮市の金属屋根メーカー「カナメ」が、屋根に穴を空けずに太陽電池パネルを設置できる工法を開発(2009/11/13)
カナメ社の太陽電池パネル設置工法「PVグリップ工法」の紹介記事(2009/11/14)
「カナメ」社が、新工法「フォトボルティックグリップ工法」の全国販売を開始(2010/06/01)

2012年11月21日

岩手県のTTK社がスパイラル杭による太陽電池パネル基礎工法を開発、電柱建設の技術を活用

岩手県の「TTK」社が、野立ての太陽光発電所向けとして、整地や基礎工事が必要ない太陽電池パネル設置工法を開発したとのことです。

(ニュース記事)
・TTK、太陽光設置で新工法 整地不要、工費2割減(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFB1604Z_Z11C12A1L01000/

(TTK社のサイト内ページ)
・太陽光発電事業の実施について 〜メガクラスソーラー発電システムの構築〜
 http://www.ttk-g.co.jp/ir/news/pdf/h24_11_news_03.pdf

上記URL先ページによると、工法の概要は下記の通り。

・手法:
 TTKが持つ電気通信分野での施工技術・体制を活用する。
 電柱などの建設向けの特殊車両「建柱車」を使用し、スパイラル杭(螺旋状の溝つき杭)を地面にねじ込み、架台の基礎部分とする。
 (北海道などで設置事例がある方式とのこと)

・メリット:
 ・工費を、一般的な工法より2割ダウンできる見込み。
 ・杭で穴を掘る方式のため、残土が出にくい
  また、工期短縮にも寄与する。

この技術は、TTK社が一関市に建設する予定の太陽光発電所(860kW、2013年3月に稼動開始予定)で、最初に採用される予定とのことです。


ねじ込み式杭によるパネル基礎の施工手法自体は、既に幾つかの企業が発表していますが、今回は既存技術である電柱などの建設技術を応用しているという点が非常に興味深く、メガソーラー向けの新たな基礎工法として定着することができるか、注目したいところです。


※参考サイト:
・[1]電柱の設置(ウィキペディア)


※関連記事:
サンコーテクノ社が、野立ての太陽光発電システムの設置向けに、コンクリート基礎に替わる新基礎システム「グランドスクリュー」を取扱い開始(2011/03/02)
長野県の「新興マタイ」社が、スクリュー状の杭の採用で、太陽光発電システムの設置工期を大幅短縮できる工法を開発(2011/04/23)
サンコーテクノ社が、太陽電池パネルの地面設置用のねじ込み式鋼管杭「ディー・アーススクリュー」を開発、コンクリート基礎が不要(2012/01/27)
posted by 管理人 at 04:22 | Comment(0) | 架台