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2013年09月14日

ソーラーフロンティアが「メガソーラーマップ」を公開、自社製パネルの採用施設を紹介

ソーラーフロンティア社が2013年9月13日に、ウェブサイト内で「ソーラーフロンティアメガソーラーマップ」を公開開始したとのことです[1]。

このコンテンツは、同社製太陽電池モジュールが用いられている日本国内のメガソーラーから一部を紹介するもので、閲覧は無料。

現在は、北海道〜鹿児島の45ヶ所(計101.8MW分)のメガソーラーの情報を掲載しており、今後更に施設を追加していく予定とのことです。


マップでは都道府県ごとのリスト表示に、該当場所のGoogleマップも見ることができ、リニア実験線跡を活用した「宮崎ソーラーウェイ」や、国富工場の屋根に設置されたメガソーラーも写真で確認できます。

北海道の設備については、まだ写真が古いようで、パネルの設置を確認できないのは残念でしたが、ともかく太陽電池パネルの活用事例をわかりやすく示す意味で、魅力的なコンテンツだと思います。


※参照・参考サイト:
[1]国内の実績ずらり!メガソーラーマップを公開(ソーラーフロンティア)
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2013/C023363.html

※関連記事:
posted by 管理人 at 02:35 | Comment(0) | 国内のメガソーラー

日立アプライアンスが日立ブランドの住宅用モジュールを発売予定、ブランド統一でシステム提供を迅速化

日立アプライアンス」社が2013年9月12日に、日立ブランド住宅用太陽電池モジュールの発売予定を発表していました[1]。

製品の概要は下記の通り。

主な特徴

  • システム提供を迅速化
    既に自社開発してきたパワコン・架台・固定金具に加えて、太陽電池モジュールも自社ブランドのものを揃えることで、顧客に対してより迅速なシステム提供が可能となる。
  • 固定金具の充実
    太陽電池モジュールと架台を固定する金具について、
    ・ハゼ式の金属折板屋根(店舗・工場など)
    ・アスファルトシングル屋根(戸建住宅)
    向けの金具を、順次発売していく。

主な仕様

  • 種類:単結晶シリコン型
  • 型式:HSS-M210BB
  • 公称最大出力:210W
  • 質量:約14.9kg
  • 外形サイズ:幅1,581mm×奥行き809mm×厚さ35mm
  • 発売予定日:2013年10月下旬
  • 事業者向けの積算見積価格:税込12万7,890

日立ブランドの住宅用太陽光発電システムでは、太陽電池パネルはこれまで他社製品を用いており[2]、今になってパネルも自社ブランドを用意するというのは、ちょっと意外でした。

現在は、国内メーカーのパネル供給が不足気味とのことなので、十分な調達・供給体制を実現できるのであれば、日立ブランドのパネルがシェアを伸ばす余地は十分にあるのでは、と考えます。

ただ今回の発表では、調達先(自社生産なのか、それともOEMによる調達か)について全く記載が無く、製品の信頼性を示す意味でも、そのあたりの情報を公開してほしいところです。


※参照・参考サイト:
[1]日立ブランドの単結晶シリコン太陽電池モジュールを発売(日立)
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2013/09/0913a.html
[2]住宅用太陽光発電システム:仕様・機能(同上)
http://kadenfan.hitachi.co.jp/solar/lineup/hss-a/spec/index.html

※関連記事:
posted by 管理人 at 02:34 | Comment(2) | 他の国内メーカー

2013年4-6月のモジュール出荷量は約1.66GW、海外輸出は前年同期比9割以上の減

span>四半期(4-6)のセル・モジュール出荷統計を発表していました[1]。

主な数字は下記の通り。(※記載項目は管理人が選定、数値も管理人が四捨五入)

セル

  • 総出荷量:約579MW(前年同期比49.4%増)
    ・国内出荷量:約554MW(同72.4%増)
     ・国内生産:約346MW(同11.9%増)
     ・海外生産:約208MW(同1616.7%増)
    ・海外出荷量:約25MW(同61.9

種類別では、

  • シリコン単結晶:約304MW(前年同期比48.4%増)
    ・国内出荷量:約280MW(同74.9%増)
     ・国内生産:約157MW(同4.7%増)
     ・海外生産:約123MW(同1103.8%増)
    ・海外出荷量:約25MW(同45.4
  • シリコン多結晶:約275MW(前年同期比50.6%増)
    ・国内出荷量:約274MW(同70.0%増)
     ・国内生産:約189MW(同18.8%増)
     ・海外生産:約85MW(同4384.4%増)
    ・海外出荷量:約0.6MW(同97.1

モジュール

  • 総出荷量:約1,664MW(前年同期比204.1%増)
    ・国内出荷量:約1,654MW(同271.4%増)
     ・国内生産:約729MW(同124.0%増)
     ・海外生産:約925MW(同671.8%増)
    ・海外出荷量:約10MW(同90.2

種類別では、

  • シリコン単結晶:約592MW(前年同期比144.9%増)
    ・国内出荷量:約588MW(同150.0%増)
     ・国内生産:約275MW(同79.5%増)
     ・海外生産:約313MW(同281.7%増)
    ・海外出荷量:約4.5MW(同32.2
  • シリコン多結晶:約886MW(前年同期比344.5%増)
    ・国内出荷量:約884MW(同406.6%増)
     ・国内生産:約272MW(同99.3%増)
     ・海外生産:約611MW(同1513.7%増)
    ・海外出荷量:約2.2MW(同91.2
  • シリコン薄膜・その他:約186MW(前年同期比75.1%増)
    ・国内出荷量:約182.3MW(同411.5%増)
     ・国内生産:約181.6MW(同409.5%増)
     ・海外生産:約0.75MW(同9287.5%増)
    ・海外出荷量:約3.3MW(同95.4

セル・モジュールの仕向け先別輸出量

  • 北米向け
    ・セル:0MW(前年同期比0%)
    ・モジュール:約4.5MW(同87.7
  • 欧州向け
    ・セル:約23MW(同49.8
    ・モジュール:約2.8MW(同92.2
  • その他向け
    ・セル:約1.8MW(同85.5
    ・モジュール:約2.7MW(同91.0

用途別(一部)

  • 住宅用:約572MW(前年同期比49.3%増)
  • 非住宅用:約1,081MW(同1666.8%増)
    ・「非公的施設用」の「産業・事業用」(事務所、工場、照明、学校、病院など):
     ・連係あり:約399MW(同1380.6%増)
     ・連係なし:約1MW(同689.8%増)
    発電事業用:約452MW(同1415.9%増)

日本メーカー製品の生産場所別の出荷量(※委託生産含む)

セル

  • 国内生産品:約360MW
     ・国内出荷:約335MW
     ・海外出荷:約25MW
  • 海外生産品:約674MW
     ・日本向け出荷:約165MW
     ・海外出荷:約509MW

モジュール

  • 国内生産品:約737MW
     ・国内出荷:約27MW
     ・海外出荷:約10MW
  • 海外生産品:約554MW
     ・日本向け出荷:約450MW
     ・海外出荷:約104MW

※日本メーカー製品の日本向け出荷量(計約1,178MW)は、国内出荷量全体(約1,653MW)の71.2を占める。


まずセル・モジュールともに、単結晶・多結晶を問わず、輸出(海外向け)の著しい減少と、海外生産の拡大幅の大きさに驚かされました。

セルの海外生産は全体で十数倍に伸びている一方、モジュールの輸出量は数MWに留まっており、国内でのモジュール需要急増に対応するために、海外拠点からのセル調達を急激に伸ばしていることが想像されます。

輸出の地域別では、市場が縮小している欧州向けはともかく、米国向けも大きく減っているのが意外ですが、それだけ(少なくとも今回調査対象の企業38社については)日本市場への供給に軸足を移している、ということかもしれません。


太陽電池の種類別では、国内向けの「シリコン薄膜・その他」が、出荷量は結晶型よりまだまだ少ないものの、前年同期比の伸び幅では上回っています。

薄膜系については倉庫・工場などの屋根設置のために軽量化が期待されており、今後製品開発が進めば、更に出荷量の割合を拡大する可能性が高いと考えます。


用途別では、「非公的施設用」の「産業・事業用」で系統連係していない設備が、まだ1MW程度とはいえ出てきているのが興味深いです。 (前年同期は128kW、前四半期は674kWだった)

電力の(売電ではなく)自家消費向けの太陽光発電設備も、初期コストダウンの進み具合によっては、これから更に伸びていく可能性があるのではないでしょうか。


海外メーカーの出荷量シェアは明記されていませんが、日本メーカーのシェア(71.2%)からすると、約3割弱に達しているものと思われます。

2012年度通期(22.8%)と比べて、やはりシェア拡大が進んでいることが伺えますが、国内メーカーの生産が追いつかない[2]以上は、今後もこの傾向は進むと思われます。

ただ、現在は需要が急激に伸びているとはいえ、来年以降の電力買取価格の不透明さから、この需要ペースが長く続くとは考えがたいので、メーカー側としては安易に設備投資を行うわけにはいかず、判断が難しいところかもしれません。


※参照・参考サイト:
[1]太陽電池セル・モジュール出荷統計 平成25年度第1四半期(太陽光発電協会)
http://www.jpea.gr.jp/pdf/statistics/h251q.pdf
[2]太陽電池出荷、外国企業29%に 中韓勢が拡大(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD120SL_S3A910C1TJ0000/

※関連記事:
posted by 管理人 at 02:32 | Comment(0) | 市場・業界の動向:国内

2013年09月13日

滋賀県近江八幡市で、色素増感太陽電池を搭載した「自発光看板」の実証試験が開始

の「自発光看板」のフィールドモニター試験を開始したとのことです[1][2]。

取り組みの概要は下記の通り。

看板

  • 機能
    日照のある昼間に、太陽光発電により蓄電。
    夜間には蓄電電力により、看板部分を発行させる。
  • 稼動時間:蓄電が十分な場合は、1日の発電・蓄電で10日分の発光が可能。
  • 大きさ:高さ1.6m
  • 製作
    太陽電池は
    ・アイシン精機
    ・トヨタ中央研究所
    が共同開発した太陽電池を用い、アスクネイチャー・ジャパンが製作した。

実証試験

  • 目的:耐久性・実用性・商品性を検証する。
  • 設置場所市役所近江八幡商工会議所2ヶ所(計2基)。
  • 期間2013年9月11日〜2014年3月末まで

アスクネイチャー・ジャパンのサイト[2]では、設備の詳しい写真が掲載されており、昼間・夜間の双方とも、デザイン的に大きな魅力(美しさ)を持っていると感じました。

変換効率は結晶シリコン型に劣るとはいえ、このような設備・機器を実現できるのであれば、色素増感型の実用性は高く、大幅な普及が十分に期待できるのでは、と考えます。


※参照・参考サイト:
[1]自発光看板:色素増感太陽電池搭載、近江八幡市役所などに2基 アスクネイチャー、実用化へ試験的に設置 /滋賀(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20130912ddlk25040502000c.html
[2]【開催報告】光合成に学ぶ「色素増感太陽電池」フィールドモニター試験(アスクネイチャー・ジャパン)
http://www.asknature.jp/project/1950
posted by 管理人 at 00:34 | Comment(0) | 色素増感太陽電池

3大学の研究チームが「太陽放射コンソーシアム」を設立予定、新しい日射量予測技術で太陽光発電量の予測誤差は数%

東京大学・東海大学・千葉大学の研究チームが、短時間・高精度な日射量予測技術の社会還元を進めるために、NPO法人「太陽放射コンソーシアム」を設立する予定とのことです[1]。

技術の概要は下記の通り。

  • 手法
    静止衛星(「ひまわり」等)のデータを用いて、地上1〜4km四方の日射量が、
    エアロゾル

    の大気中の分布により、どのように変化するかを予測する。
  • 予測の精度
    予測値が、実際の日射量とほぼ一致することを確認している。
    また太陽光発電量の予測では、実測値との違いをに抑えられた。
  • 予測の範囲
    太陽光発電については、衛星データの受信から10分以内の発電量を、広域で予測することが可能。

またNPOの発足にあたっては、約30の企業(エネルギー関連など)から問い合わせを受けているとのことです。


既存の発電施設(火力、水力など)では発電規模が大きい分、電力需要予測の精度は数%の差でも(発電コストや電力の品質への)影響が大きいと聞いたことがあります。

その点で、直接の予測対象が発電電力と電力需要で異なるとはいえ、今回の予測手法が(系統接続した太陽光発電の出力変動の影響を低減する上で)どれだけの効果をもたらし得るものなのか、というのは気になるところです。

とはいえ他方で、日照が不安定な地上での太陽光発電について、短時間で1桁%台の精度の予測を可能としていることには、やはり驚きます。

既に多くの企業から問い合わせがあるとのことで、私としてはやはり、メガソーラー事業を手がける企業が今回の技術をどう活用するのか、という点に注目したいです。


※参照・参考サイト:
[1]MEMO:日射量、短時間で見積もり可能に(毎日新聞)
http://mainichi.jp/feature/news/20130912ddm013040031000c.html
[2]「人工衛星データに基づく太陽エネルギー利用に関するコンソーシアム」の発足準備会合のお知らせ(東京大学)
http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_250628_j.html
[3]中島孝教授が参加する研究グループが太陽エネルギー利用に関するコンソーシアムを発足しました(東海大学)
http://www.u-tokai.ac.jp/TKDCMS/News/Detail.aspx?code=news&id=6358
posted by 管理人 at 00:32 | Comment(0) | 発電量予測

Jinko Solarがスペイン「ACCIONA」社に、太陽電池パネル計274MWを供給予定

Jinko Solar社が2013年9月12日に、

  • スペイン「ACCIONA」社との間で、同社に太陽電池パネル計274MWを供給する契約を締結した。
と発表していました。

供給先となる発電事業の概要は下記の通り。

  • 南アフリカ
    発電所
     「Oakleaf Investment Holdings」(ACCIONAのパートナー企業)が、北ケープタウンに建設予定。
    供給量94MW分、31万9,60
    納入期間2013年11月〜2014年9月
  • オーストラリア
    発電所の所在地:ACT(Australian Capital Territory)地区のRoyalla
    供給量24.07MW分、8万1,600
    納入期間2013年10月〜2014年12月
  • その他
    上記事業とは別に、将来的156MW分のパネルを提供できる。

1社との間で1/4GW超という契約規模に驚きますが、このような受注を実現するあたりに、Jinko Solarが中国メーカーで黒字化をいち早く実現したことも頷ける気がします。

また、今回の提携は南アフリカと豪州の発電事業向けとのことで、Jinko Solarがこれらの新しい市場向けにこれからどう事業を展開していくのか、という点にも、注目していきたいところです。


※参照・参考サイト:
[1]ジンコソーラーは、ACCIONA社に274MWpの太陽モジュールを提供(Jinko Solar社)
http://www.jinkosolar.com/press_detail_648.html?lan=jp
[2]ACCIONA and Aveng awarded two renewable energy projects in South Africa, totaling 209 MW(ACCIONA社)
http://www.acciona.com/news/acciona-and-aveng-awarded-two-renewable-energy-projects-in-south-africa-totaling-209-mw
[3]Royalla, New South Wales(Wikipedia)
posted by 管理人 at 00:30 | Comment(0) | 中国メーカー

2013年09月12日

NPO「エコプランふくい」が住宅用設備設置者へのアンケート調査を実施中、メンテを「設置業者任せで分からない」「何もしていない」のは66%

ニュース記事[1][2]で、NPO「エコプランふくい」が住宅用太陽光発電の設置者を対象に行ったアンケートの結果が紹介されていました。

まず調査の要綱は下記の通り。

  • 実施時期2013年度(※現在継続中)
  • 調査対象者
    福井県内の4市町(坂井市・鯖江市・あわら市・永平寺町)で太陽光発電システムを設置した1,115人。
  • 回答者数394人(8月末時点で回答した人数)

そして、記事で紹介されている回答内容(8月末時点での中間報告)は下記の通り。

  • 設置の満足度
    ・「満足」「おおむね満足」:計92.3
  • 設置の不安点
    ・「耐用年数まで持つのか」:51.0
    ・「維持管理や修理にかかる費用が心配」:35.5
  • メンテナンスの対策
    ・「設置業者任せで分からない」「何もしていない」:計66
    ・「設置業者とメンテナンス契約を結んでいる」:26.1
  • 毎月の発電量チェック
    ・「チェックしている」:48
  • トラブルの発生状況
    ・「トラブルや不具合があった」:10.4%(41件)
     原因別では
     ・電圧抑制(11件)
     ・雪(6件)
     ・雷(5件)
     など。

メンテナンスについては、同NPOが敦賀市内で行った同様の調査(結果は3月発表)でも「設置業者に任せている」28.1%・「何もしていない」40.6%とほぼ同様の数字であり、一般的な傾向にかなり沿っているものでは、と考えます。

雪深いはずの福井県内で、メンテナンスへの意識が薄いにも拘らず、設置者の満足度がかなり高いのは意外ですが、それだけ設備の信頼性(機器、施工)が高い水準で維持されている、ということと思われます。

とはいえ他方では、毎月の発電量をチェックしているのは約半数とのことで、異常に気づいていないケースもありそうです。

記事[1]では、エコプランふくいが示す設備維持のポイントとして、発電量チェックを行うことが紹介されており、例えば普段から天候と発電量のおおまかな関係(この天気だとだいたいこの辺りの数値)を掴んでおくのも、異常の早期発見のために重要なのでは、と考えます。


※参照・参考サイト:
[1]メンテナンス「業者任せ」66% 太陽光発電の設置者(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20130911/CK2013091102000009.html
[2]住宅に太陽光設置、9割が満足 維持管理には懸念、NPO調査(福島新聞)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/45448.html

※関連記事:
posted by 管理人 at 13:13 | Comment(0) | 戸建住宅

2013年09月11日

イースタジアグループが、中国建材国際工程集団による千葉県大多喜町でのメガソーラー(2.4MW)の運営管理契約を締結

  • 総合建材材料グループ「中国建材国際工程集団Chine Triumph International EngineeringCTIEC)」との間で、千葉県大多喜町でのメガソーラー(2.4MW)の総合運営管理契約を締結した。
と発表していました[1]。

事業の概要は下記の通り。

  • 背景
    イースタジアグループは「中国建材国際工程集団(CTIEC)」との間で、日本での太陽光発電設備のEPC事業(計48MW)を共同展開することで提携している。
    今回の契約は、その第1号となる。
  • 事業の名称
    日本国千葉県大多喜町発電所1号12MW太陽光エネルギー発電所 第一期大多喜町2.4MW事業
  • 事業主:「千葉大多喜町発電所1号合同会社」
    イースタジアグループの100%子会社。
  • 発電容量2.4MW
  • スケジュール
    2013年11月:着工
    2014年1月:発電開始

海外の建材大手企業が、日本で太陽光発電事業を展開するというのは意外な気がしますが、中国建材国際工程集団は太陽電池パネル用ガラスの生産も手がけている[2]とのことで、自社製品の需要アップは勿論、太陽光発電設備の建設が活発化している市場において現場での使用状況を確認することで、生産技術の進歩につなげる狙いもあるのかも、と考えます。

イースタジアグループとの提携分は50MW弱とかなりの規模ですが、大多喜町以外にはどこで建設する予定なのか、今後の発表にも注目したいところです。


※参照・参考サイト:
[1]「日本国千葉大多喜町発電所1号12MW太陽光エネルギー発電所事業 第一期大多喜町2.4MW総合運営管理契約書」の締結について(イースタジアグループ)
http://www.eastasiagroup.jp/_src/sc1248/2013090791e688ea8afa91e591bd8aec92ac2.4m91be97z8cf594ad93d8e7b90ddir.pdf
[2]太陽光起電用ガラスの生産技術(中国建材国際工程集団)
http://www.ctiec.net/Japanese/technology/technology_1.jsp

※関連記事:
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イー・コモンズが野立て用「980セット」を発売、50kWで980万円

イー・コモンズ」社が2013年9月10日に、

  • 50kWで一式980万円の野立て用太陽光発電システム「980セットキューハチマルセット)」を発売した。
と発表していました[1][2]。

製品の概要は下記の通り。

主な特徴

  • 2割のコストダウン
    海外メーカー等との協力強化により、各部材・機材の調達価格を低減。
    これにより、一般的な市場価格(50kWで約1,200万円)を20%下回る価格設定を実現した。
  • 部材・機材の信頼性確保
    基本性能が高い製品を採用し、導入の手軽さと高い信頼性を実現した。
    太陽電池パネル
     反射防止コーティングの採用で、
     ・高い太陽光吸収率の維持
     ・設置周辺場所への影響軽減
     との効果が見込まれる。
    パワーコンディショナー
     信頼性の高いオムロン社製を採用しており、
     ・モスキート音(スイッチングノイズによる)の軽減
     ・外部ファンレスの自然空冷方式採用(静音性アップ、定期メンテナンスの不要化)
     との長所を持つ。
    架台
     アルミニウム合金とステンレスを主要素材に採用しており、耐錆・軽量・高強度。

主な仕様

  • 太陽電池パネル
    ・機種:Hanwha Solar社の多結晶型「HSL-60P6-PB-1-250」
    ・公称最大出力:250W
    ・大きさ:1,636mm×988mm×40mm
    ・重さ:約20kg
    ・枚数:200
  • パワコン
    ・機種:オムロン社の屋外用「KP55M-J4」
    ・定格容量:5.5kW
    ・台数:9
  • 交流集電箱:1式
  • 架台
    ・設置場所:野立て用
    ・積雪荷重:1.4N/m2
    ・材質:アルミ合金(6005-T5)、亜鉛めっき鋼(Q235)
  • 希望小売価格980万円(税・工事費・申請代行費用を除く)

工事費用などは含まれていないとはいえ、1kWあたりの価格が20万円を切っていることに驚かされます。

50kWの野立て用の一式システムは複数の企業から発売されていますが、今回の製品により、価格面で新しい段階に入る可能性があると思われるので、他社の製品展開(価格設定など)にどのような影響を及ぼすのか、注目したいと思います。


※参照・参考サイト:
[1]業界最安値水準の980万円で、50kwの太陽光発電システム販売開始(VFリリース)
http://release.vfactory.jp/release/54466.html
[2]980セット(イー・コモンズ)
http://8210-55.com/topset.html

※関連記事:

韓国「STX Solar」社が宮城県の太陽光発電所(4.4MW)にパネルを供給予定、1ヶ月分の生産量に相当

韓国の「STX Solar」社が2013年9月10日に、

  • 日本の宮城県で建設予定の太陽光発電所に、太陽電池パネルを供給する。
と発表したとのことです[1]。

発電所の概要は下記の通り。

  • 事業者:関東建設工業
    宮城県内で2ヶ所を建設する。
  • 太陽電池パネル:計4.4MW規模(40億ウォン相当)
    STX Solarの生産量1ヶ月分に相当する。
  • 完成時期2014年1月頃の予定。

生産能力がまだそれほど大きくないメーカーとはいえ、1契約で生産量1ヶ月分というところに、パネル需要先としての大規模太陽光発電事業の大きさが強く感じられ、またそれだけに、現在の日本が海外パネルメーカーにとって重要な市場となっていることが改めて伺えます。

2年前にはSTX Solarについて赤字計上が報じられていましたが、相次ぐ日本市場での展開(韓国南東発電などと組んでのメガソーラー(42MW)、九州で日本企業と組んでのメガソーラー(10MW))が業績にどのようなプラス効果をもたらすのか、興味を引かれるところです。


※参照・参考サイト:
[1]韓国・STXソーラー 日本の太陽光市場で初受注(朝鮮日報)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/09/10/2013091001771.html
[2]STX Solar
http://www.stxsolar.co.kr/english/

※関連記事:
posted by 管理人 at 11:51 | Comment(0) | 国内のメガソーラー