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2013年09月25日

「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク」(111MW)は三井物産とSBエナジーの共同事業、稼動は2015年度冬の予定

三井物産SBエナジーの2社が2013年9月24日に、北海道安平町でのメガソーラー「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク」(111MW)の建設・運営予定を発表していました。

事業の概要は下記の通り。

  • 敷地面積:約166万m2
    株式会社苫東の所有地。
  • 年間予想発電量:初年度は約10万8,014MWh。
  • 運営
    2社が共同設立した「苫東安平ソーラーパーク株式会社」が担う。
  • スケジュール
    2013年10月:着工
    2015年度冬:運転開始

2011年の計画発表(340MW)から早や2年が経過していますが、まずは系統連係が認められた分が着工に漕ぎ付けたのは、ホッとするものがあります。

SBエナジーは苫東で先行して実験プラントを設置しており、その成果を生かして、国内トップ規模となるメガソーラーを北海道でどう作るのか(パネルの種類、設置角度・高さ等)、今から非常に楽しみです。


※参照・参考サイト:
[1]北海道安平町でのメガソーラー発電所の建設について(三井物産)
http://www.mitsui.com/jp/ja/release/2013/1201036_4689.html
[2]北海道安平町でのメガソーラー発電所の建設について(SBエナジー)
http://www.sbenergy.co.jp/ja/news/press/2013/article/press_20130924_01j.html

※関連記事:
posted by 管理人 at 02:33 | Comment(0) | 国内のメガソーラー

パナソニックが公共・産業用の両面モジュール 「新・HITダブル」を発表、垂直設置では従来型(片面のみ)より発電量30%増の見込み

パナソニックが2013年9月24日に、公共・産業用両面型モジュール 「新・HITダブル」を発表していました[1]。

製品の概要は下記の通り。

主な特徴

  • 表裏両面で受光・発電が可能
    表裏対象構造のセルを、表面・裏面の強化ガラスで挟んでいる。
    発電量における設置方位・角度の影響が少なく、垂直設置においては、標準のHITモジュールの同条件設置に比べて、約30%の増加が見込まれる。
  • ライトスルー構造の採用
    フレームの影を考慮して、セルと外枠フレームの距離を拡大。
    これにより、光の透過量も増加する。

主な仕様

  • 品番:VBHN225DJ05
  • 公称最大出力225W
  • モジュール変換効率16.0%(※表面のみ)
  • 公称開放電圧52.4V
  • 公称短絡電流5.54A
  • サイズ:幅1,630mm×高さ862mm×厚さ35mm
  • 質量24kg
  • 希望小売価格19万8,000円(税込)
  • 受注開始日2013年10月1日の予定
  • 販売目標:年間5,000

両面発電が最大の特徴だけに、変換効率がモジュール表面での受光のみの値、というのは不思議な気がします。

裏面での発電について、現状では性能を示す明確な規格が定められていない、ということだと思いますが、同様の両面タイプモジュールの普及が進めば、何らかの基準が策定されることになるのかもしれません。(反射光によるとなると、発電条件が表面のように単純では無いので、難しいとは思われますが)

強度や耐久性は不明ですが、個人的には、冬の反射光が期待できる降雪地域での設置で、どの程度のメリットを発揮できるものなのか、という点に興味を引かれるところです。


※参照・参考サイト:
[1]両面発電型太陽電池モジュール 「新・HITダブル」受注開始(パナソニック)
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2013/09/jn130924-2/jn130924-2.html
posted by 管理人 at 02:30 | Comment(0) | メーカー:パナソニック

矢野経済研究所が「国内太陽光発電システム市場に関する調査結果 2013」を発表、2012年度の市場規模は初の1兆円突破

矢野経済研究所が2013年9月24日に、レポート「国内太陽光発電システム市場に関する調査結果 2013」を発表したとのことです[1]。

これは2012年度の市場規模を「エンドユーザー販売金額」(部材+設置工事費)で算出したもので、サマリーで紹介されている主な数字は下記の通り。

  • 市場規模1兆3,198億円(前年度比80.9%増)
    1兆円超は今回が初。
    住宅用(10kW未満):7,046億円(同14.2%増)
    公共・産業用(10kW以上):6,152億円(同445.9%増)
    (※2011年度までは、住宅用が80%前後を占めていた)
  • 海外メーカーブランド製モジュールのシェア17
    ・住宅用:16
    ・公共・産業用:17
  • 新築戸建住宅でのシステム搭載率
    2008年度:4.6
    2011年度:22.6
    2012年度:26.2

市場規模が初の1兆円突破とのことですが、公共・産業用の急激な増加(前年度の5倍以上)から、あくまでFIT開始に大きく依存した結果であり、市場が成長したと単純には喜べないように思われます。

ただ、産業用は認定分と稼動分のギャップがまだ大きく、今後設備の着工・建設が順調に進めば、少なくとも来年度は、更に市場規模は伸びるのではないでしょうか。


需要が急増した中で、海外メーカーブランドのシェアがまだ2割に満たないのが意外でしたが、フル生産状態が続く国内メーカーと比べて、まだまだ海外メーカーに対する信頼度が不足している、ということかもしれません。

太陽光発電協会による2012年度のモジュール出荷統計では、海外企業からの輸入分は約869MW(国内出荷量の22.8%)であり、今回のレポートでのシェア(17%)との差は、出荷量と販売額の違い(海外メーカー製品の価格の安さ)によるものでは、と考えます。


新築住宅での搭載率は既に1/4に達していますが、2008〜2011年度の1年あたりの伸び(平均6%)と比べると、2011から2012年度の伸び(3.6%)は小さくなっており、2013年度はどうなるのかがちょっと気になるところです。


※参照・参考サイト:
[1]国内太陽光発電システム市場に関する調査結果 2013(矢野経済研究所)
http://www.yano.co.jp/press/press.php/001151

※関連記事:
posted by 管理人 at 02:29 | Comment(0) | 市場・業界の動向:国内