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2014年01月18日

Hanwha SolarOneが中国HTRと長期戦略提携の覚書を締結、700MWのモジュール供給またはEPCサービス提供の可能性

Hanwha SolarOne社が2014年1月15日に、

  • 中国Shanghai HuiTianRan Investment Holding Group(HTR)」との間で、太陽光発電の川下事業における長期的戦略パートナーシップの覚書(MOU)に署名した。
と発表していました。

主な内容は下記の通り。

  • 協力内容
    両社は太陽光発電所プロジェクトの開発・構築のために、合弁会社の設立を目指している。
    HTRでは、大型国有電力会社(SOE)との既存の合弁プロジェクト(計700MW)向けとして、Hanwha SolarOneに対して
    ・同社製太陽電池モジュールの採用
    EPCサービス提供者としての選定
    のいずれかを行う。
  • 今後の予定
    今回の覚書締結後60日以内に、最終的な戦略的協力契約を結ぶ。

また発表の中では、Hanwha SolarOne社CFOのJay SEO氏が

  • 今回の覚書と、他に最近発表した合意により、自社は現在、中国での下流事業において950MWの潜在的可能性を確認している。
との状況も示しています。


中国の太陽光発電市場は急速に成長しているものの、海外モジュールメーカーの参入はこれまで報道・発表が無かったので、今回韓国メーカーが大規模供給の可能性を掴んだのは、非常に意外でした。

Hanwha SolarOneのモジュールについては、日本の大手EPC事業者も評価しており[2]、今回のケースでは品質と価格の両面で、Hanwhaの製品が中国市場で競争力を持つ、と評価を得たものと想像します。

モジュールのみかEPCの提供のどちらになるかは、まだ決まっていないとはいえ、Hanwhaグループの太陽電池生産能力(2012年10月(ハンファQセルズの設立)時点で計2.3GW)を考えると、モジュール供給先の確保という点で、今回の覚書締結はHanwhaにとって大きな意味を持つものと思われます。

また、中国太陽光発電市場への海外メーカー進出の可能性をみる意味でも、今回の合意が具体的にどのように実行されるのか、注目したいところです。


※参照・参考サイト:
[1]Hanwha SolarOne Signs Strategic Partnership MOU with Shanghai HuiTianRan Investment Holding Group Co., Ltd. to Develop Downstream Opportunities in China including 700 MW Module Supply or EPC Contracts(Hanwha SolarOne社)
http://investors.solarfun-power.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=819402
[2]<第11回>「2013年度の太陽光発電所のEPC受注額は約600億円に」、九電工・本松氏(上)(page 2)(Tech-On!)
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20140116/327704/?ST=pv&P=2

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posted by 管理人 at 08:40 | Comment(0) | 市場・業界の動向:アジア