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2014年08月08日

独SMA社の2014年1-6月期は売上高26%減・インバータ販売量20%減、欧州需要減と値下げ圧力が影響

独SMA Solar社が8月7日に、20141-6月期の業績を発表していました[1]。

主な内容は下記の通り。(※一部数字は管理人が計算)

  • 売上高3億4120万ユーロ(同26
  • インバーターの販売量2.0GW(前年同期比20
  • EBIT6240万ユーロの赤字(前年同期から3910万ユーロの損失増)
  • 背景:
    • 売上・販売量の減少:
      欧州での需要減少
      ・高い値下げ圧力
      が影響した。
    • ドイツ市場への依存度減:
      国内での需要は、1年間で40%減少した。
      一方、ドイツ以外での売上の割合は70.8%(前年同期より3.4ポイント増)。
    • 最重要の海外市場:
      北米
      豪州
      日本
      グレートブリテン
      の4市場。

パワコンの世界シェアトップであるはずのSMA社が、売上高と販売量をかなり落とし、更に損失も大幅に悪化していることに驚きます。

欧州市場の存在がいまだに大きいことはともかく、売上高の減り幅は販売量の減り幅を上回っており、(太陽電池モジュールに続いて)パワコンも価格競争が激しくなっている状況が推測されます。

[2]では「中国製の低価格品との競争」が挙げられていますが、トップメーカーの業績下降を目の当たりにすると、メーカー別シェアにどのような変動が起こっているのか、というのが非常に気になるところです。

SMA社としては今後、有望市場への注力をより強化していくことが予想され、日本市場でのパワコンメーカーの競争も、(需要先として見込まれる未稼働案件が膨大にあるとはいえ)厳しさを増していくことは間違い無いと考えます。


※参照・参考サイト:
[1]Weak Demand in Europe Negatively Affects Consolidated Earnings of SMA Solar Technology AG(SMA Solar社)
http://www.sma.de/en/investor-relations/ir-news/news/5299-weak-demand-in-europe-negatively-affects-consolidated-earnings-of-sma-solar-technology-ag.html
[2]独SMAソーラー、第2四半期EBITが7期連続の赤字(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/jpchina/idJPKBN0G70JU20140807
posted by 管理人 at 00:29 | Comment(0) | パワーコンディショナー