【現在位置】トップページ > 2019 年10 月

(スポンサード リンク)

2019年10月04日

シャープ社が新しい住宅用蓄電池システム「JH-WBPB6150」を発表、停電時は最大出力5.5kVA(※PVとの組み合わせ時)・出力電圧200V、蓄電池の2台設置(計13kWh)も可能

シャープ社が2019年10月2日に、

  • 太陽光発電との組み合わせで、停電時に5.5kVAを出力できる住宅用クラウド蓄電池システムJH-WBPB6150
を発表していました[1]。

概要は次の通り。


構成
  • リチウムイオン蓄電池<JH-WB1921>
  • 蓄電池連携型パワコン<JH-55KF4>
  • 蓄電池用コンバータ<JH-WD1901>
  • クラウド連携エネルギーコントローラ
  • ケーブル
等。
特徴
  • 停電時は出力電圧200V
    従来機種(2018年度発売、100V)から向上し、停電時でも家中のコンセントが使用できる。
    また100V家電だけでなく、200V機器(大型エアコン、IHクッキングヒーター等)も使用可能。
  • 停電時は最大出力5.5kVA
    従来機種(2.0kVA)よりも多くの電気機器を、同時に使用できる。
    (※ただし5.5kVAは、太陽光発電との組み合わせ時
    蓄電池のみだと2.0kVA。)
  • 蓄電池の2台組み合わせが可能:
    パワコン1台だけで、蓄電池2台を使用できる(13.0kWh)。
    そして2台目は、後からの増設が可能。
    (※ただし販売期間の都合上、 パワコンの設置から5年以内が目安)
  • 蓄電池の性能アップ
    • 公称容量:6.5kWh
      従来機種(2016年度発売、4.2kWh)から50%以上アップ
    • 体積:従来機種から5%縮小した。
    • 設置場所:屋内と屋外の両方に対応。
希望小売価格 税別260万
発売時期 20201の予定。
月産台数 1000


蓄電池の公称容量は、昨年(2018年)発売の前回のシステム(8.4kWh)からは小さくなっており、これは価格引下げのためかと思われます。(※前回のシステムの希望小売価格は税別291万円)

いっぽうで、停電時(自立運転時)の最大出力の数値はインパクトが大きいですが、それはあくまで太陽光発電システムと組み合わせた場合。

また月産台数も、前回機種(250台)の実に4倍であり、今年から生じていく「FIT終了後」の住宅をメインのターゲットとしていることが伺える発表内容です。


ただ価格については、やはりまだまだ高額であり、導入には大きな壁だと感じざるを得ません。

約1年前の北海道の全域停電や、つい最近の千葉県内での長期停電といった出来事を考えると、蓄電池+太陽光発電という独立電源に対する関心・需要じたいは高まっていると思うので、より多くの企業がこの分野に参入し、コストダウンがぐんぐん進むことを、期待したいところです。


※参照・参考資料:
[1]住宅用クラウド蓄電池システムを発売(シャープ社、2019/10/2)
https://corporate.jp.sharp/news/191002-a.html

※関連記事:

posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | メーカー:シャープ