【現在位置】トップページ > 2019 年11 月

(スポンサード リンク)

2019年11月25日

JA Solar社が北海道・標津海岸でのメガソーラー+蓄電池プロジェクトに、32MWのPERC単結晶モジュールを供給、厳しい環境に耐え得る製品

JA Solar社が2019年11月11日に、

  • 北海道でのメガソーラー+蓄電池プロジェクトに、32MWPERC太陽電池モジュールを供給した。
と発表していました[1]。

プロジェクトの概要は次の通り。


設置場所 北海道・標津町の海岸
※寒くて風が強く、極端な気象条件である。
太陽電池モジュール PERC単結晶型
  • セ氏-40〜+85度の温度範囲
  • 強い風圧、低温と積雪
等の環境下でも安定した高出力を維持でき、また耐塩性・耐アルカリ性に優れる。
発電電力量の想定値 30GWh/年
蓄電池の容量 10445kWh
※これにより自己調整を行うことで、ピーク時とオフピーク時の両方において、発電所の安定稼動を可能にする。
また、地域の需要に基づくインテリジェント制御システムにより、出力を調整してエネルギー消費を改善し、投資収益を最大化できる。
現在の状況 系統連系は既に済んでいる


「しべつ」と読む北海道の地名は、他に「士別市」がありますが、そちらは海に面していないので、「coastal Shibetsu」にあたるのは標津町のほうだと判断しました。

個人的に中国のモジュールメーカーについては、これまでのところは赤道付近の新興国向けの供給が盛ん、というイメージが強いです。

そのため、全く環境が異なる北国での大規模プロジェクトで、実際にどれだけ安定稼動できるのか、というのは非常に気になるところです。

またその点で確かに、今回のケースはJA Solar社にとって「important milestone」なのだと思われます。


※参照・参考資料:
[1]JA Solar Supplies High-efficiency PERC Modules for a 32MW Solar-Plus-Storage Project in Hokkaido(JA Solar社、2019/11/11)
http://www.jasolar.com/index.php?m=content&c=index&a=show&catid=55&id=56
[2]標津町(ウィキペディア)

posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 中国メーカー

2019年11月24日

食品メーカー「明治」が、自社工場に計8.4MWの太陽光発電設備を導入する計画、自家消費が目的

菓子・食品メーカーの「明治」が2019年11月19日に、

  • 自社工場に、自家消費を目的とする太陽光発電設備の導入を進めていく。
との方針を発表していました[1]。

概要は次の通り。


背景 明治グループでは、2018年に策定した「明治グループサステナビリティ2026ビジョン」の活動テーマの一つに、「環境との調和」を掲げている。
その中で、「脱炭素社会の実現」を視野に入れCO2排出量の削減を進めており、その取り組みの一つとして再エネの活用推進を行っている。
導入目標 2028年度までに、計8.4MW
投資額 総額30億円規模の見込み。
現在の取組み 本年度(2019年度)は、九州工場に太陽光発電設備を導入する。(2020年3月に発電開始予定)


日本国内で2012年度にFITが開始されてから、電力買取価格の引き下げが続いてきた一方で、太陽光発電設備の初期費用も大きく低下しています。

それに加えて、昨年(2018年)の北海道での地震に伴う全域停電に、今年の千葉県での台風に伴う長期の大規模停電と、既存の電力供給体制が揺らぐケースが現実に起こっています。

CO2の排出削減の他に、これらの状況も、今回の導入計画の決定に、大きく影響したものと想像します。


九州工場への導入規模は、報道[2]によると680kWとのことで、他の工場も同等の規模と仮定すると、太陽光発電が設置される工場の数は、単純計算で8.4[MW]/0.68[MW]=約12ヶ所となります。

明治の工場の数は、ウェブサイト[3]によると28ヶ所ですが、そのうち北海道は7ヶ所であり、いち北海道民の私としては、北海道の工場にどれだけ太陽光発電設備が導入されることになるのかが、気になるところです。


※参照・参考資料:
[1]2028年度までに年間CO2排出削減量6,000トン※(2019年度比)に 株式会社 明治 自社工場における再生可能エネルギーの活用拡大 -発電規模8.4メガワットの国内有数の自家消費発電を目指す-(明治、2019/11/19)
https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2019/detail/20191119_01.html
[2]明治、自社工場に太陽光発電設備 年6000トンのCO2削減目指す(時事ドットコム、2019/11/19)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019111900925&g=eco
[3]事業所紹介(明治)
https://www.meiji.co.jp/corporate/about_meiji/establishment/#tab-3

posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 導入施設