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2020年05月23日

京セラ等が「宇久島メガソーラー事業」(480MW)に約500億円を出資、計画の事業性を確認し決定

1か月近く前になりますが、京セラ社などが2020年4月28日に、

  • 長崎県佐世保市宇久島における「営農併設型太陽光発電計画」への出資
を発表していました[1][2][4]。

概要は次の通り。


背景・経緯
  • この計画について
    • 京セラ
    • タイ国「SPCG Public Company Limited
    • 九電工
    • 東京センチュリー
    • 古河電気工業
    • 坪井工業
    の各社はこれまで、協力して事業性の検討を進めてきた。
    また2017年12月には、「宇久島みらいエネルギーホールディングス合同会社」を設立している。
  • 今回は各社において、この計画の事業性を確認できたことから、合同会社に出資することを決定した。
事業の名称 仮称「宇久島メガソーラー事業
発電能力 480MW
京セラ製の太陽電池モジュール約480MW分を設置する。
発電電力量 51.5万MWh/年の見込み
総投資額 2000億円程度の計画
※今回の発表[1][2][4]では、合同会社に500億を出資する旨が示された。
※工事金額は1400億円程度(九電工が受注)[3]。
出資企業 先述の6社など。
その他 宇久島と九州本土の間に、海底ケーブル(約64km)を敷設する。
これにより、発電電力を九州電力に売電することを想定している。
今後の予定
  • 2020年度:建設を開始
  • 20236月末:建設を完了[3]


改めて振り返ると、宇久島でのこの大規模事業は、元々は2013年にドイツの企業が発表したものでした。

しかしそれから5年後の2018年には、事業の権利が「宇久島みらいエネルギーホールディングス合同会社」に移転することが決定し、計画は仕切り直しに。

そして更に2年が経った今回、いよいよ正式に動き出すとのことで、ここに至るまでにずいぶん長くかかったものですが、国土が限られる日本国内において、約0.5GWという規模の太陽光発電事業を進めるには、相応の時間が必要だった、ということだと思われます。


タイ国SPCG社のプレスリリース[6]には、発電所のイメージ画像が載っていますが、そこからは自然を極力保ったまま、太陽電池モジュールを設置していく方針が感じられます。

完成・稼働開始はまだ先のことですが、この事業が地域と対立することなく調和し、長く電力供給の役割を果たしていくことを、強く期待するものです。


※参照・参考資料:
[1]長崎県佐世保市宇久島での太陽光発電事業に関する出資について(京セラ、2020/4/28)
https://www.kyocera.co.jp/news/2020/0404_kfje.html
[2]最大出力約480MWの営農併設型太陽光発電計画 長崎県佐世保市宇久島での太陽光発電事業に関する出資について(九電工、2020/4/28)
https://www.kyudenko.co.jp/press/685a4c5605b73ef3c193dd0f4790ae79.pdf
[3]大型太陽光発電所の建設工事受注に関するお知らせ(同上)
https://www.kyudenko.co.jp/press/65d613a3e68a502098c857daafe983e8.pdf
[4]長崎県佐世保市宇久島での太陽光発電事業に関する出資について(東京センチュリー、2020/4/28)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8439/tdnet/1820106/00.pdf
[5]長崎県佐世保市宇久島 太陽光発電事業計画(坪井工業)
http://www.tuboi.co.jp/other/ukushima.html
[6]SPCG社の2020/4/28発表のプレスリリースの、google翻訳結果
(※元ページは「https://spcg.co.th/en/newDetail/154/PRESS%20RELEASES」)
[7]SPCG社の2020/5/21発表のプレスリリースの、google翻訳結果
(※元ページは「https://spcg.co.th/en/newDetail/158/PRESS%20RELEASES」)

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posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 国内のメガソーラー