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2014年08月13日

NEC等が、インドの携帯電話基地局でEMS技術(太陽光、蓄電池)などの実証実験を行う予定、エネルギー消費を50%削減の見込み

NECピクセラ社・NEDO2014年8月7日に、

  • インド国内の携帯電話基地局で、エネルギーマネジメント技術の実証実験を行う。
との計画を発表していました[1]〜[3]。

これはNEDOからの委託事業として、2社がインドの政府・企業の協力を得て行うもので、概要は下記の通り。

背景

  • インド国内では現在、携帯電話基地局が急激に増えており、その数は40万に達する。
    しかし一方では
    ・停電の頻発地域
    ・電力供給を受けられない地域
    も多くある。
    それらの地域では、基地局の継続運用(停電時など)のためにディーゼル発電機を用いており、運用コストにおいてはディーゼル燃料の割合が高くなっている。

実証試験

  • 方針・目的:
    携帯電話基地局に
    • NECのエネルギーマネジメント技術(太陽光発電、リチウムイオン蓄電池、遠隔監視・制御用装置)
    • ピクセラ社の光触媒塗料(太陽光の反射率が高い)
    を導入することで、基地局での
    • 電力使用量(ディーゼル燃料の消費量)の削減
    • 安定した電力供給システムの実現
    を目指す。
    (※基地局40万局に、これらの方策を導入した場合、
    • 従来システム比の省エネ率(削減率):約50
    • ディーゼル燃料の消費量:年100万kLの削減
    が見込まれる。)
  • 実施場所:
    ・デリー郊外
    ・ムンバイ郊外
    等、国内各地・62ヶ所の携帯基地局を予定。
    うち20ヶ所には、エネルギーマネジメントシステムを導入。
    また52ヶ所には、建物外側に光触媒塗料の塗装を施す。
  • 実施期間:2014〜2016年度(2年間)

ちょうど最近のニュース記事[4]で、インドの携帯電話基地局における太陽光発電の導入状況が報じられており、

  • 導入率は現在1%未満
  • 大気汚染や都市部での高層建築乱立などの悪条件がある
等、ネガティブな内容だっただけに、今回の実証試験決定はかなり意外に感じられました。

ただ、建物の日影になる場合はどうしようも無いとは思いますが、基地局40万局のディーゼル発電による排ガスも間違いなく大気汚染につながっていることから、今回の実証試験は基地局の安定稼動実現に留まらず、インド国内の環境改善にもつながる可能性を持つものと考えます。

また、太陽光発電設備は基地局に隣接して設置するとのことなので、両設備の位置関係によっては、建物(光触媒塗料)からの反射光が発電量アップにつながる可能性も考えられ、その点についての調査にもちょっと期待したいところです。


※参照・参考サイト:
[1]NEC、インドで携帯電話基地局へのエネルギーマネジメントシステム導入に向けた実証実験を開始(NEC)
http://jpn.nec.com/press/201408/20140807_01.html
[2]インドでの携帯電話基地局のエネルギーマネジメントシステムの実証に光触媒塗料で参画(ピクセラ)
http://www.pixela.co.jp/company/news/2014/20140807_2.html
[3]インドの携帯電話基地局でエネルギー・マネジメント・システムを実証へ(NEDO)
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100301.html
[4]インド、太陽光の普及進まず 発電効率や立地条件などに課題(サンケイビズ)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/140728/mcb1407280500009-n1.htm

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posted by 管理人 at 01:16 | Comment(0) | 導入施設
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