【現在位置】トップページ > 市場・業界の動向:アジア > 当記事

(スポンサード リンク)

2014年08月14日

中国の2014年1-6月の太陽電池製品輸出額は約14%増、日本が最大輸出先に浮上も、米国向けは6月に急ブレーキ

ニュース記事[1]で、2014年上半期の、中国の「太陽電池製品」の輸出状況が報じられていました。

これは、中国機電製品輸出入商会・太陽光発電製品分会の秘書長(事務局長)の方が報告したものとのことで、主な数字は下記の通り。

  • 2014年上半期の輸出総額:74億2000万米ドル(前年同期比13.85%増)
  • 地域別:
    • 日本:米国を抜き、最大の輸出先に浮上している。
      ・輸出量:3.6GW超
      ・輸出額:24億6000万ドル
    • 米国
      ・輸出量:2GW
       5月(550MW)までは月ごとに増加していたが、6月(200MW)に減少に転じている
      ・輸出額:24億6000万ドル

輸出全体では1割超の伸びと好調な印象ですが、有望市場では日本向けの増加が著しい一方、米国向けは急ブレーキがかかっており、下半期には(輸出全体で)同様の伸びは見込めないものと予想します。

米国向けの減速については、反ダンピング・反補助金調査の実施による影響が挙げられており、中国メーカー側のリスク回避(処分の正式決定を見越し、今のうちから米国市場への依存を減らす)という点では、合理的な姿勢と感じられますが、他方で米国国内において、中国製品の輸入量急減が太陽光発電設備の設置・導入ペースにどう影響しているか、というのは気になるところです。

また今回のデータは輸出のみですが、中国の内需では、同じく今年上半期(2014年1-6月)の新規設置量(系統連係分)が3.3GW[2]と、思ったより低い水準に留まっており、下半期にこれを転換できるかという点も、中国モジュールメーカーの今後の業績に大きく影響するものと考えます。


※参照・参考サイト:
[1]中国:太陽電池製品の対日輸出急増、上半期は米国抜いて最多に(newsclip.be)
http://www.newsclip.be/article/2014/08/13/22788.html
[2]今年、中国は新設の太陽光発電設備容量13GWの導入目標を達成(新華社)
http://www.xinhuaxia.jp/business/43361

※関連記事:

(スポンサード リンク)


posted by 管理人 at 03:18 | Comment(0) | 市場・業界の動向:アジア
この記事へのコメント
コメントを書く

※SEO目的のコメントはお断りします。

お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。