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2014年10月17日

Jinko Solarの2014年第2四半期のモジュール出荷量は約570MW、前年同期比で24.1%増、前四半期では25.4%増

既に2ヶ月前になりますが、Jinko Solar社が8月18日に、2014年第2四半期の業績を発表していました。

主な数字は下記の通り。(※一部は当ブログ管理人が計算)

出荷量など

  • 全製品の合計出荷量659.5MW(前年同期(489.2MW)比34.8%増、前四半期(2014年1Q、581.2MW)比13.5%増)
    米国向けは前四半期比61.3%増。
    製品別では、
    • 太陽電池モジュール570.8MW(前年同期(460.0MW)比24.1%増、前四半期(455.1MW)比25.4%増)
    • ウエハー54.1MW(前年同期(11.1MW)比387%増、前四半期(92.1MW)比41.3
    • セル34.6MW(前年同期(18.1MW)比91.2%増、前四半期(34.0MW)比1.8%増)
  • 太陽光発電事業(系統接続済み)の規模
    2014年6月末時点で累計252MWに到達した。
    ※第3四半期には、更に100MWが追加の予定。

業績

  • 売上高:約3.9億ドル(前年同期比37.8%増、前四半期比20.8%増)
    • 製品販売:約3.8億ドル(前年同期78.9%増、前四半期比20.7%増)
    • 太陽光発電事業の売電:約980万ドル(前年同期比1150%増、前四半期比26%増)
  • 売上総利益率22.6%(前年同期は17.7%、前四半期は24.0%)
  • 営業利益:約4056万ドル(前年同期比61.5%増、前四半期比23.6%増)

生産能力(2014年6月末時点)

  • 太陽電池モジュール2.1GW
  • インゴット、ウエハー、セルの合計2.0GW

モジュールの需給が逼迫しつつあることは8月に報じられていましたが、Jinko Solarのモジュール出荷量は今年上半期だけで既に1GWを超えており、2.1GWという年産能力と合わせて、確かに需給バランスがかつての供給過剰から一変していることが伺えるものです。

また出荷量だけでなく、売上高・利益のほうも大きく伸びており、赤字が続いていた2012年頃までと比べて、製品の生産コスト低減が格段に進んでいることも推測されます。

発電事業の売電収益は(売上高全体からみると)まだ微々たるものの、前年比では劇的に増加しており、(Jinko Solarでの主な展開地域と見受けられる)中国で、政府の導入支援方針に変更がなければ、今後も急速に伸びていくものと思われます。

もうひとつ気になる点として、今回の発表では、CEOによる「南アフリカ・南米で地位を固めている」とのコメントも紹介されています。

それらの地域における具体的な業績は、今回は明記されていませんが、これまで急成長市場の一つだった日本が、系統申請への回答保留により大きな不安材料を抱えただけに、特定地域の市場に頼り過ぎない体制づくりを進めることは、合理的な判断だと思われます。

他方で日本のモジュールメーカーは、現状で出荷量が国内向けに大きく偏っているので、今後も業績を維持することができるかは、かなり懸念されるところではあります。


※参照・参考資料:
[1]JinkoSolar Announces Second Quarter 2014 Financial Results(Jinko Solar社)
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=234421&p=irol-newsArticle&ID=1958988
[2]ジンコソーラー2014年第2四半期財務報告(同上、日本語サイト)
http://www.jinkosolar.com/press_detail_978.html?lan=jp

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posted by 管理人 at 01:52 | Comment(0) | 中国メーカー
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