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2014年10月18日

Solarbazzが2014年4Qの太陽光発電導入量を約20GWと予測、中・日・米で約7割を占める

Solarbazz社が2014年10月6日に、世界太陽光発電導入量についての予測を発表していました[1]。

主な数字は下記の通り。

  • 2014年第4四半期の導入量19.5GW超
    下記の3ヶ国で約7割を占める。
    • 中国7GW超(前年同期比10%以上の増、前四半期の2倍以上)
    • 日本、米国:各々数GW
  • 同期末時点の累積導入量200GWに到達

あくまで予測値ではありますが、約20GWという規模は累積導入量予測の約1割分に当たり、第1四半期の実績(9GW超)との比較と合わせて、世界需要の伸びの加速が際立って感じられます。

中国については、下半期に入ってから導入が加速しているとの分析[2]がありましたが、今回のSolarbuzzの予測も、それを反映したものと思われます。

ただ懸念されるのは電力系統の受入れ能力で、先に大規模導入が進んだ風力発電では、約5年前に系統連系の制約により最大4GWが稼動停止している可能性が、海外の大手証券会社により指摘されていました。(※現在の状況は未確認)

太陽光発電は分散型に重点を置く方針が示されているので、大規模設備が主体の風力発電よりは幾らかマシになるとは思いますが、それでも急速に導入される太陽光発電設備から逆潮流するとなれば、既存の電力網の強化はやはり必須になると考えられ、その点の対策がどう進められているのか、というのは非常に気になるところです。

日本は新規導入計画については、系統連携の回答保留の影響が懸念されますが、認定分と実稼動分のギャップは以前巨大であり、それらの案件が着実に消化されるうちは、導入量自体は当面大きな伸びを続けるものと思われます。

一方、英国は第1四半期に需要の伸びが著しかったですが、その後は(今回を含めて)全く名前も挙がっておらず、これは春に政府方針が転換されたものの、産業施設屋根への導入は思ったほど進んでいない、ということなのかもしれません。


※参照・参考資料:
[1]Global Solar PV Demand Hits Quarterly High, Pushing Cumulative Deployment to 200 GW, According to NPD Solarbuzz(Solarbazz社)
http://www.solarbuzz.com/news/recent-findings/global-solar-pv-demand-hits-quarterly-high-pushing-cumulative-deployment-200-gw
[2]今年、中国は新設の太陽光発電設備容量13GWの導入目標を達成(新華社)
http://www.xinhuaxia.jp/business/43361

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posted by 管理人 at 01:39 | Comment(0) | 市場調査・予測(レポート等)
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