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2015年01月06日

インド現地紙が中国製太陽電池を強く非難、シェア60〜70%も、数ヶ月の使用で駄目になる、と

ニュース記事[1]で、インドの経済紙が中国製太陽電池パネルを強く非難する記事を掲載したことが、紹介されています。

この中で、ある程度具体的な数量が挙げられている部分は下記の通り。

  • 中国製パネルの販売価格:インド製の半分以下
  • 中国製パネルのシェア
    タタ・パワー・ソーラー社の副総裁は、
    ・中国製の劣悪製品は、インド市場でシェア60〜70%を占めている。
    と指摘した。
  • 中国製パネルの品質
    インドの太陽光発電業界の関係者は、
    数ヶ月も使えば駄目になる。
    と語った。

インド政府は太陽光発電の国内普及において、自国製機器の優遇措置を講じており(※米国がWTOに提訴)、現地誌が攻撃的な記事を載せたことは、中国製パネルが国内産業育成の妨げになっている、という強い危機感の表れと思われます。

ただ、その政策下においても、中国製パネルが圧倒的なシェアを占めていることは非常に意外であり、どのような背景でそうなっているのかが、非常に気になるところです。

また中国メーカーと言っても、TrinaやYingli等の世界的なトップメーカーが「劣悪製品」を作っているとは、甚だ考えにくいことです。

そう言えば、米商務省による中国・台湾製太陽電池の最終調査結果では、名の知れた50社弱のダンピング幅は大部分が50%程度である一方、「中国全体」では165.04%と跳ね上がっていました。

それだけ、著名メーカー以外に、段違いの安値で販売している中国メーカーが多数存在しており、今回の記事で指摘されている「劣悪製品」は、それらのメーカーの製品に該当するのでは、と考えます。

実際にどの程度「劣悪」なのかは、件の業界関係者などが実例を示すべきだと思いますが、例えば2012年に独Fraunhoferが行ったPID試験で、出力低下が起きなかったのは13メーカー中4社のみだったことを考えると、高温多湿の地域が多いインドで、安価なパネルに極めて早い段階でトラブルが起こることは、想像できることではあります。


※参照・参考資料:
[1]インド企業が「中国製の太陽電池パネルはゴミ」、インドで中国製品のネガティブキャンペーン―中国紙(FOCUS-ASIA)
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/405690/
[2]気候(ウィキペディア「インドの地理」内)

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posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 市場・業界の動向:アジア
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