【現在位置】トップページ > 電力系統(スマートグリッド等) > 当記事

(スポンサード リンク)

2015年02月04日

九州電力管内での太陽光発電の接続済み+接続承諾済みが、昨年末に接続可能量の上限(817万kW)に到達

九州電力2015年2月2日に、自社管内の再エネ接続状況を公表していました[1]。

このうち太陽光発電の状況は下記の通り。(※一部数字は当ブログ管理人が計算)

  • 接続可能量817万kW(※2014年12月18日の経産省・小エネルギー委員会で決定)
  • 2014年12月末時点の申込量:計1919万kW
    内訳は、
    • 接続済み+接続承諾済み:計817万kW(※上記の接続可能量に到達)
    • 接続契約申込み+接続検討申し込み:計1102万kW

そもそも算定値の発表時点で、僅か20MWしか空き枠が無く[2]、しかも割当件数が3000件[3]であれば1件あたり約6.7kWなので、大部分が住宅用とみられ、回答保留されていた大量の産業用案件には、殆ど恩恵が無かったものと思われます。

接続上限に達したことで、九州電力が指定電気事業者になれば、一応は今後も、出力抑制期間の上限無しを条件に、系統連系することは可能です。

とはいえ、出力抑制期間が実際にどの程度生じるのかは全く不明であり、遠隔制御を実現するためのシステムや機器も未整備。

加えて次年度には、電力買取価格が更に引き下げられる可能性が高く、このままでは九電管内における太陽光発電の新規導入に、(住宅用・産業用ともに)分厚い暗雲がたちこめることは、避けられない気がします。


※参照資料:
[1]九州本土(当社分)の再生可能エネルギーの接続状況 他(九州電力)
http://www.kyuden.co.jp/effort_renewable-energy_application.html
[2](別紙1)再生可能エネルギー接続可能量の算定結果について[概要](同上、2014年12月16日発表)
http://www.kyuden.co.jp/var/rev0/0044/3608/r8znv8990sy1.pdf
[3]九電の太陽光発電受け入れ満杯に(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150203-OYS1T50011.html

※関連記事:

(スポンサード リンク)


この記事へのコメント
コメントを書く

※SEO目的のコメントはお断りします。

お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。