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2015年09月22日

JPEAが水害時における太陽光発電設備への対処方法を発表、太陽電池パネルの発電などに要注意

太陽光発電協会2015年9月11日に、太陽光発電設備水害に被災した場合の、注意点や対処方法を発表していました[1]。

ここではその中から、発生しうる危険についての内容を抜き出してみました。


設備の水没・浸水時

  • 太陽電池パネル
  • 集電箱
  • パワーコンディショナ
が水没・浸水している場合は、
  • パネルとケーブルの接続部の浸水・水没
  • 漂流物などによる
    ・ケーブルの断線
    ・機器の破損
が発生している可能性があり、接近・接触すると感電する恐れがある。

被災した太陽電池パネル
  • 絶縁不良が生じている可能性:
    接触すると感電する恐れがある。
  • 複数枚の太陽電池パネルの危険性:
    接続されたまま飛ばされる・流される等したものは、接続活線状態の場合、日射を受けて発電し高電圧・電流が発生する。
浸水したパワコン

直流回路が短絡状態になる可能性がある。
そして、太陽電池パネルが活線状態の場合は、短絡電流が流れて

  • ショート
  • 発熱
が発生する可能性がある。


2011年3月の東日本大震災のときと異なり、現在はFITの導入により、地上設置型の発電設備が段違いに増えていることから、このような注意事項の周知は、万が一の(しかし十分に起こりえる)災害への備えとして、極めて重要な意味があると考えます。

個人的に特に怖いと思うのは、複数枚の太陽電池パネルが接続を保ったままの場合であり、その点で例えば、沿岸部に設置されているメガソーラーが津波に被災した場合の危険性(感電による被害の発生)は、強く懸念されます。

外からは海に囲まれ、内側も河川が多い日本においては、最低でも地上設置用の太陽電池パネルについては、浸水・水没時に自動または手動で出力を遮断できる機能を、1枚1枚個別に備える必要があるのではないでしょうか。

現在市場に導入されている「スマートモジュール」は、火災発生時の対処能力(出力の自動停止)はあるものの、水害に対して機能しうるのか否かは不明ですが、日本の国土・環境に合った機能を持つ太陽電池パネルというのが、今後は必須になってくるものと考えます。


※参照資料:
[1]【注意喚起】太陽光発電設備が水害によって被害を受けた場合の対処について(JPEA)
http://www.jpea.gr.jp/pdf/t150911.pdf

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posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 監視・メンテナンス
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