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2016年03月19日

2016年度の太陽光発電の電力買取価格は、住宅(10kW未満)が前年度から2円/kWhマイナス、非住宅(10kW以上)は3円/kWh減

経済産業省が2016年3月18日に、次年度(2016年度)のFITの電力買取価格(新規参入者むけ)などを発表していました[1]。

その中で、太陽光発電の金額は次の通り。


住宅(10kW未満)非住宅(10kW以上)
出力制御対応機器の
設置義務なし
あり
買取価格31円/kWh33円/kWh24円/kWh(※税抜き)
前年度から2円/kWhの減少3円/kWhの減少

また、消費者が負担する「賦課金」(再エネ全ての分)は2.25円/kWhで、標準家庭(電力使用量が300kWh/月)の場合は月額675円・年額8100円とのことです。


「住宅」の買取価格は、かつての余剰電力買取制度における価格(2009〜2010年度に48円/kWh)の2/3程度。

また「非住宅」も、FIT開始初年度(2011年度の42円/kWh)の6割未満であり、両カテゴリともに優遇制度による市場の急拡大に伴い、この5〜6年で導入コストが大幅に低下したことが伺えるものです。

しかしその一方で、毎年度の買取価格の引き下げに加えて、住宅用の導入補助金制度の廃止(2014年度)や、電力系統の受入れ制限の顕在化(2014年秋)といった条件の悪化が起きており、新規認定の容量は大幅に減速[2]。

そこに来て今回の更なる買取価格引き下げであり、日本における太陽光発電の新規導入スピードの更なる減速も、避けられないものと予想します。

また他方では、一般家庭の経済的負担も(実際に稼動する発電設備の増加に伴い)年度を追うごとに増しており、FITで認定を受けた発電事業者の責任も、増していくものと考えます。


※参照資料:
[1]再生可能エネルギーの平成28年度の買取価格・賦課金単価を決定しました(経済産業省)
http://www.meti.go.jp/press/2015/03/20160318003/20160318003.html
[2]固定価格買取制度 情報公開用ウェブサイト
http://www.fit.go.jp/statistics/public_sp.html

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posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 国内の電力買取制度
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