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2016年04月11日

SunPower社が石川県七尾市で、27MWの太陽光発電所を建設開始

2週間以上前になりますが、米SunPower社が2016年3月23日

  • 日本の石川県で、27MWpの太陽光発電所(地上設置型)の建設を開始した。
と発表していました[1]。

事業の概要は下記の通り。


  • 建設場所:石川県の七尾市(能登半島内)
    日本の鶏卵メーカー「イセグループ」が保有する、25haの土地に建設する。
  • 事業規模100億
  • プロジェクトの保有者
    イセグループが50%を保有し、残りの50%はSunPowerと仏Totalで折半する予定。
  • 稼動開始時期2017年第1四半期の予定。
  • 発電電力量29GWh/年の見込み。
  • その他
    日本の耐震建築基準を完全に満たすように設計されている。

日本国内では、FITにおける「太陽光(非住宅)」の新規認定量が(増加どころか)減少を続けており[5]、産業用市場の減速が明らかであるだけに、27MWという規模の今回の事業発表には驚きました。

もっとも北陸電力管内では、太陽光発電は今年3月末時点で「接続契約申込済み+系統連系済み」が920MW[6]。
いっぽうで接続可能量(30日等出力制御枠)は1100MWであり、180MWの受入れ余地が残っていることから、産業用プロジェクトにとっては残された数少ない地域となっているのかもしれません。

ただし北陸地方は冬の降雪・積雪があるだけに、太陽光発電事業を行うには

  • 発電電力量(=売電収入)の確保
  • 設備の十分な(積雪に耐えうるだけの)強度確保
が障壁と考えられます。

実際に今回の事業の費用は、単純計算で約4億円/MWと、通常のメガソーラー事業の目安(3億円/MW)より割高になっており、この点は(耐震を含めて)設備の強度確保を反映したものかもしれません。

いっぽうで発電電力量の見込みについては、日本での目安(発電容量×1000)を満たしており、ここはSunPower社の「Maxeon」モジュールを初めとする技術のアピールにもなっていると感じられます。

今回の発電所は意外にも、SunPower社が日本で建設する「初めての発電所」とのことですが、太陽光発電事業の環境が以前より厳しくなっている日本市場で、今後も同社による発電所建設が有るのかどうかは、強く興味を引かれるところです。


※参照資料:
[1]ISE Group, Total And SunPower Corporation To Build Solar Power Plant In Japan(SunPower社)
http://newsroom.sunpower.com/2016-03-23-ISE-Group-Total-And-SunPower-Corporation-To-Build-Solar-Power-Plant-In-Japan
[2]七尾市(ウィキペディア)
[3]石川県(同上)
[4]イセ食品株式会社
http://www.ise-egg.co.jp/
[5]固定価格買取制度 情報公開用ウェブサイト
http://www.fit.go.jp/statistics/public_sp.html
[6]再生可能エネルギーの申込み状況(北陸電力)
http://www.rikuden.co.jp/koteikaitori/mousikomi.html

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posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 国内のメガソーラー
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