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2016年10月17日

南アフリカのGeorge空港が太陽光発電設備(750kW)を導入、コストダウンに大きく寄与

AFPBBの記事(2016年10月日付[1])で、南アフリカの空港における太陽光発電設備の導入事例が紹介されていました。

設備の概要は次の通り。


空港の場所南アフリカの都市George
発電設備の設置場所滑走路(管制塔などから数百メートル離れている)に隣接した土地
発電容量750kW
太陽電池パネル2000枚を設置。
初期費用1600万ランド(約1億1500万円)
発電電力の用途空港内の管制塔、エスカレーター、チェックインカウンター、荷物運搬用コンベヤー、レストラン、ATM等に用いている。
また余剰分は、地域の送電網に供給している。
(※空港の運営に必要な電力は400kW
導入効果
  • 導入以来、空港のCO2排出量1229t削減した。
    燃料10万3934L分に相当)
  • 電気料金年間40%削減
    (初期費用をあと5〜10年で回収できる見通し)

数字的には、発電能力は空港の必要電力を大きく上回っていますが、電気料金の削減分は4割のみであり、日照が無い夜間の電力供給ができないことも含めて、流石に完全に電力需要を賄うことは無理なようです。

とはいえ、燃料の節約量と、電気料金の具体的な削減割合からは、日本で想像する以上に太陽光発電の導入メリットが大きいと感じますが、この点は近年の初期費用の急速な低減に加えて、(米国のカリフォルニア州などと同様に)日照時間が長いことによる恩恵かと思われます。

また再エネの導入においては、電力系統に及ぼす影響が気になるところですが、南アフリカは近年電力不足が続いている[4]とのことなので、まずは系統の安定性よりも発電能力の拡大・増強が優先、ということなのかもしれません。

その意味で、南アをはじめとする新興国で、再エネ発電設備を含む電力インフラがどのような整備の仕方を見せていくのか(先進国とどう異なる道筋を辿るのか、独立電源が優位となるのか等)、というのは非常に興味を惹かれるところです。


※参照資料:
[1]アフリカ大陸初の太陽光発電空港、環境や経費に貢献 南ア(AFPBB)
http://www.afpbb.com/articles/-/3104226
[2]George Airport
http://www.airports.co.za/airports/george-airport
[3]ジョージ (南アフリカ共和国)(ウィキペディア)
[4]主要産業(ウィキペディア「南アフリカ共和国」内)

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posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 発展途上国での導入
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