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2016年11月07日

シャープ、パナソニック、京セラの太陽電池関連事業は、2016年度2Qも厳しい状況が継続

シャープパナソニック京セラの各社が10月31日〜11月1日に、2016年度2Q累計業績(2016/4-9)を発表していました[1]〜[5]。

今回も前回(2016年度1Q)と同様に、太陽電池・太陽光発電に関係するデータや記載を抜き出してみました。


シャープ

  • 「エネルギーソリューション」セグメントの業績
    売上高522億円(前年同期比33.6%
    セグメント利益48億円の赤字(前年同期は26億円の赤字)
  • 太陽電池関連の状況
    • 海外での売上高は、アジアでのEPC事業などにより増加
    • しかし日本国内で、太陽電池の販売が減少した。
    • セグメント利益は改善を図ったものの、1Qに計上した買付契約評価引当金(44億円)が響き赤字となった。

パナソニック

  • 「エコソリューションズ」セグメントの業績
    売上高7259億円(前年同期比5%
    セグメント利益209億円(同37%
  • 太陽電池関連の状況
    • 住宅用太陽光発電システム事業では、日本国内における
      ・市場の縮小
      ・価格下落、競争激化
      の影響が大きかった。
    • ソーラー事業は今年度(2016年度)の残りは
      ・国内:新製品投入によるシェア拡大
      ・海外:トルコ、インド、北米などでの拡販
      に取り組む方針。

京セラ

  • 「ファインセラミック応用品関連事業」セグメントの業績
    売上高約979億円(前年同期比13.8%
    セグメント利益約57億円(同29.5%
  • 太陽電池関連の状況
    • ソーラーエネルギー事業は、販売価格の下落などにより売上が減少した。
    • 米国で、ソーラーエネルギー事業の売上が減少。

太陽電池・太陽光発電を含むセグメントの2Q業績は、1Qに続いて軒並み減収減益。

そして太陽電池事業についても、需要減少・価格下落など市場の厳しい状況は続いており、3社とも明るい材料が著しく乏しい印象です。

ただ最近では、例えば

と、厳しい事業環境の中でも、自社の強みを生かして活路を見出そうという姿勢・方針が伺えます。

海外ではパネル価格の下落が著しい中で、中国メーカーの成長が際立つ状況。

また日本国内では、太陽光発電の新たな普及支援策が全く講じられず、冬の時代は続きそうですが、その中で国内メーカーが生き残るためにどのような方策を打ち出していくのか、という点は強く注目していきたいと思います。


※参照資料:
[1]平成29年3月期 第2四半期 決算短信(シャープ社)
http://www.sharp.co.jp/corporate/ir/library/financial/pdf/2017/3/1703_2q_tanshin.pdf
[2]プレゼンテーション資料(ノート付き)(同上)
http://www.sharp.co.jp/corporate/ir/library/financial/pdf/2017/3/1703_2pre_nt.pdf
[3]2016年度 第2四半期 連結決算概要(パナソニック)
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2016/10/jn161031-1/jn161031-1.html
[4]説明会資料(ノート付き)(同上)
http://www.panasonic.com/jp/corporate/ir/pdf/2016_2q/2q_financial_results_note_j.pdf
[5]2017年3月期 第2四半期 決算短信(京セラ)
http://www.kyocera.co.jp/ir/news/pdf/rt161031.pdf

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posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 市場・業界の動向:国内
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