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2016年11月14日

ソーラーフロンティア社がホンダ「スマート水素ステーション」実証実験用にCISモジュールを提供、高圧水電解システム「Power Creator」の電源用

ソーラーフロンティア社が2016年11月9日に、

  • 本田技研工業の「スマート水素ステーション(SHS)」実証実験の電源用として、自社のCIS薄膜太陽電池モジュールを提供した。
と発表していました[1]。

実証実験の概要は次の通り。


  • 目的、使用機器
    太陽光発電の電力で水素を製造する「70MPa スマート水素ステーション」の運用効果を実証する。
    具体的には
    • 「70MPa SHS」
    • 燃料電池自動車「CLARITY FUEL CELL」
    • 可搬型外部給電器「Power Exporter 9000」
    を組み合わせて運用し、
    • 実際の都市環境におけるCO2削減効果
    • 緊急時における移動可能な発電設備としての実用性
    を検証する。
  • 太陽電池モジュールの提供量:計20kW
  • 太陽電池の用途
    SHSに用いられている高圧水電解システム「Power Creator」の電源として使用する。
    ※この「Power Creator」は、再エネ電力と水だけから、短時間で高圧水素ガスを製造・供給できる。
     また小型パッケージ化されており、運搬・設置の自由度が高い。
  • 実施場所:東京都江東区青海
  • 開始日:2016年10月24日

ホンダといえば、かつて子会社「ホンダソルテック」で(CIS型とほぼ同タイプという)CIGS型太陽電池モジュールを手がけていましたが、市場の競争激化から2013年10月に撤退

その後もホンダは水素活用の技術開発を続け、そこに今回ソーラーフロンティア社のCISモジュールを採用することになった、ということにはある種の感慨を感じます。

それはさておき、ソーラーフロンティア社のモジュールは南米の自然保護運動におけるプラスチック油化装置の電源にも採用されており、系統連係する(売電する)発電設備だけでなく、独立電源における有効性も少しづつ認められてきている、ということなのかもしれません。

また、ホンダ社のサイトに掲載されている「スマート水素ステーション」の仕様は充填圧力35MPa[2]なので、今回の実証実験に用いられている「70MPa SHS」は、性能を高めた新しいタイプと推測されます。

蓄電池の低コスト化が期待したほど進まない中で、再エネ電力の別の有効利用方法として、ホンダ社のSHSや燃料電池自動車を含めて、水素利用技術が一刻も早く十分な実用化(低コスト化、安全性の確保)に達することを、強く願いたいところです。


※参照資料:
[1]ソーラーフロンティア、CIS薄膜太陽電池を 本田技研工業の「スマート水素ステーション」実証実験に提供(社)
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2016/C059784.html
[2]SHSの特徴(ホンダ社)
http://www.honda.co.jp/shs/feature.html

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