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2016年12月14日

NEDOがインドの病院で、ICI活用による電力使用量削減+医療業務の効率化に取り組む方針、消費電力の30%削減(2014年度比)が目標

NEDO2016年12月1日に、

  • インド病院において、
    • 消費エネルギーの削減
    • ICTによる医療データの有効活用
    の両方に同時に取り組む、実証実験を行う。
との予定を発表していました[1]。

取組みの概要は次の通り。


実施体制 インドの
  • 健康家族福祉省
  • 全インド医科大学ニューデリー校
と共同で取り組む。
(※NEDOと上記2者は今年11月30日に、
本事業に関する基本協定書を締結している)
実施場所 全インド医科大学ニューデリー校
(※高等教育機関と病院を兼ねている)
内容
  • 病院全体の電力使用を
    再エネ(太陽光発電)の活用による、商用電力の使用量削減
    高効率なユーティリティ設備(空調機器、LED照明など)への更新
    エネルギーマネジメントシステム
    により最適化し、省エネ型の「ICT Platform」を構築する。
    (※このICT Platformはエネルギー制御だけでなく、医療情報データの一元的な管理・活用も行う)
  • 医療データ(画像、カルテ等)の電子管理により、病院の運営・診療効率を向上させる。
  • 上記2つの取組みにより、インドの病院における最適なエネルギーマネジメントを実証し、消費電力の30%削減(2014年度比)を目指す。
  • 将来的には、エネルギー需要予測(各種設備条件、気象条件などに基づく)により
    ・ユーティリティ設備の最適運転計画による、省エネの実現
    ・高効率なITソリューションによる、医療データの統合・活用
     (医療業務の効率化)
    を行い、エネルギー使用量の増加抑制を図る。


病院における太陽光発電の導入自体は、当ブログでチェックしてきた限りでも、国内外である程度の事例がありました(関連記事)。

ただし今回の実証実験は、ICTによる高度なエネルギー需給管理がメインとなっており、当ブログを開始して以降の7〜8年で、発電設備の制御技術が大きく進化を遂げていることが感じられます。

インドは現政権になってから、太陽光発電の導入目標を大幅に引き上げています(2022年までに22GW→100GWに引上げ)が、太陽光発電の導入拡大とともに、(供給力だけでなく)電力の利用効率を高める今回のような取組みも、今後少しづつ増えていくものと予想します。


※参照資料:
[1]インドで病院のエネルギーマネジメント最適化の実証事業を実施へ(NEDO)
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100683.html
[2]AIIMS - All India Institute Of Medical Science
http://www.aiims.edu/en.html

※関連記事:

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posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 発展途上国での導入
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