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2017年02月06日

三井物産が米SunEdison社の「Commercial & Industrial」部門を買収、世界で分散型太陽光発電開発のリーディングプレーヤーを目指す

三井物産2017年2月2日に、

  • SunEdison社の「Commercial & Industrial」部門を買収し、自社が新設した米国子会社「Forefront Power」に統合した。
と発表していました[1]。

概要は下記の通り。


背景・目的

  • 現在は
    • 企業のESG(Environmental, Social and Governance)戦略の強化
    • 自然災害に備えた、電力網の強靭性ニーズの高まり
    • 政府による再エネ導入支援
    • 太陽電池パネルの価格下落
    等のトレンドにより、先進国を中心に多くの国で、需要家向けの分散型太陽光発電が、成長分野として注目されている。
  • SunEdison社のCommercial & Industrial部門は、米国の分散型太陽光発電事業(工場・商業設備の屋上や遊休地を利用)の先駆者であり、その実績は累計800MW超に達している。
  • 三井物産はIPP(独立系発電事業者)として現在、世界各国に約11GWの発電資産を保有している。 今後は
    • 再エネ電源の増加
    • 電源の分散化
    • 蓄電池の普及
    等の環境変化を見据えて、新たな次世代電力事業ビジネスモデルの構築を進める方針である。

今後の方針

  • Forefront Power社として、米国内外での分散型太陽光発電開発分野のリーディングプレーヤーを目指す。
  • 同社は、三井物産の次世代電力事業を推進するプラットフォームとしての役割を担い、
    • 多様化する需要家ニーズに応えるエネルギーマネジメントサービスを提供する、新たなビジネスモデルの開発
    • 分散型太陽光発電事業グローバル展開(総合商社としての三井物産の世界的ネットワークを活用)
    を進める。

ただしSunEdison社のサイト[2]では、当記事の作成時点(2017/2/5)で、この件に関する発表は掲載されていませんでした。


SunEdison社が2016年4月に経営破たんしていたこともあるとは思いますが、それでも日本企業が、米国で名を馳せた太陽光発電企業の事業を買収する日が来るとは、夢にも思いませんでした。

SunEdison社の今後がどうなるのかが気になる一方で、三井物産としては今回の買収により、米国をはじめとする海外での分散型太陽光発電事業の拡大に、大きな弾みをつけられるのではないでしょうか。

また数年前のことになりますが、三井物産SunEdisonは両社とも、太陽光発電で駆動する農業用の灌漑ポンプに関する取組みを行っていました。

これが今回の買収範囲に入っていたかは不明ですが、場合によっては三井物産がSunEdisonの開発機器を用い、新興国の農業向けの展開を拡充する可能性もあるのでは、と考えます。


※参照資料:
[1]リリース | 米国SunEdison社Commercial & Industrial部門の買収(三井物産)
http://www.mitsui.com/jp/ja/release/2017/1222449_10838.html
[2]Press Releases(SunEdison社)
http://investors.sunedison.com/phoenix.zhtml?c=106680&p=irol-news&nyo=0

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posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 市場・業界の動向:欧米
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