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2017年02月06日

シャープ・パナ・京セラの2016年4-12月期の太陽電池関連事業は、やはり厳しい結果

シャープ・京セラが2017年1月31日、パナソニックが同2月2日に、2016年度3Q累計期間2016/4-12)の業績を発表していました[1]〜[5]。

今回もその中から、太陽電池・太陽光発電に関係する数字などを抜き出してみました。(※一部数値の計算や四捨五入は、当ブログ管理人による)


シャープ

  • 「エネルギーソリューション」セグメントの業績
    売上高734億円(前年同期比35.2%
    3Q単独では211億円(同38.9%減)。)
    セグメント利益127億円の赤字
  • 太陽電池関連の状況
    • 3Q(10-12月)は、日本国内住宅用・産業用の太陽電池需要が低迷した。

パナソニック

  • 「エコソリューションズ」セグメントの業績
    売上高1兆1187億円(前年同期比4%
    セグメント利益461億円(同23%
  • 太陽電池関連の状況
    • 住宅用太陽光発電システム事業は
      国内市場の縮小
      価格下落
      の影響を大きく受け、販売は苦戦し減収となった。

京セラ

  • 「ファインセラミック応用品関連事業」セグメントの業績
    売上高約1592億円(前年同期比10.5%
    セグメント利益約93億円(同25.9%
  • 太陽電池関連の状況
    • 太陽電池市場では、世界的に製品価格の下落が進行した。
      また日本国内では、固定買取価格の引き下げの影響で、需要が減少。
      これらにより、ソーラーエネルギー事業の売上高は減少した。(セグメントの売上減の主因)
    • 米国で、ソーラーエネルギー事業の売上が減少。

おおむね予想はしていましたが、ちょっと前の稼ぎ頭だった国内市場が大きく減速し、また海外での価格競争も激化している現状では、国内大手メーカーの苦境は全く変わらなかったようです。

また前回(2Q)の業績発表と比べると、今回の発表では、海外市場に関する記載が明らかに減っています。

海外全ての状況は判りませんが、米国新興国での価格低下の度合いは、私の想像を超えるものであり、これが日本メーカーにとって拡販の大きなハードルとなってきているのでは、と想像します。

国内住宅用についてはつい最近の調査結果(導入者の満足度調査)で、国内メーカーの優位性が示されていましたが、市場自体が縮小している現状では、業績回復の手段には(残念ながら)なり得ないと考えざるを得ません。

私は各種のニュース記事や企業の発表を読んでいるだけの気楽な立場ですが、それでも暗澹とした気持ちになってきます。


※参照資料:
[1]平成29年3月期 第3四半期 決算短信(シャープ社)
http://www.sharp.co.jp/corporate/ir/library/financial/pdf/2017/2/1703_3q_tanshin.pdf
[2]プレゼンテーション資料(ノート付き)(同上)
http://www.sharp.co.jp/corporate/ir/library/financial/pdf/2017/2/1703_3pre_nt.pdf
[3]2016年度 第3四半期 連結決算短信(パナソニック社)
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2017/02/jn170202-1/jn170202-1.html
[4]平成29年3月期第3四半期決算短信〔米国基準〕(連結)(京セラ社)
http://www.kyocera.co.jp/ir/news/pdf/rt170131.pdf

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posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 市場・業界の動向:国内
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