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2017年03月13日

JinkoSolar+丸紅のコンソーシアムが、アラブ首長国連邦で1177MWの太陽光発電プロジェクトを手がける

JinkoSolar社と日本の丸紅2017年3月1日に、

  • 2社によるコンソーシアムが、アラブ首長国連邦における1GW超の太陽光発電プロジェクトについて、アブダビ水力発電会社(ADWEC)との間で電力買取契約(PPA)を締結した。
と発表していました[1]。

プロジェクトの概要は次の通り。


  • 名称Sweihan Photovoltaic Independent Power Project
  • 事業の体制
    下記3者が出資する特別目的会社が、建設・運営・メンテナンスを担う。
    • JinkoSolar:20%を出資
    • 丸紅:同上
    • アブダビ水電力省(ADWEA):60%を出資
  • 建設場所:アブダビ市の約120km東
  • 発電容量1177MWDC
  • 発電電力の用途
    25年間にわたり、全量をADWECに売電する。
    (※ADWECは、ADWEAが完全に所有している)
  • 商業運転の開始時期2019年4月の予定。

当ブログの開設から約10年目にして、実際に「ギガソーラー」のプロジェクト立ち上げを見聞きすることになるとは、全く思いもしませんでした。

肝心なPPAの具体的な金額は、2社の発表には書かれていません。

しかし「日経テクノロジーonline」の記事[3]には、本プロジェクトの応札の結果が掲載されており、全ての事業者が4セント/kWh以下を提示していたことには、強く驚かされます。

もっとも今回のように莫大な規模のプロジェクトだと、1kWhあたりの売電価格の差はほんの少しに見えても、事業期間トータルでの売電額では相当大きな差になる(=初期コスト・運営コストにも相応の差がある)と考えられます。

JinkoSolar+丸紅の応札価格は、2.42セント/kWhとなっていますが、これは2016年の新興国でのプロジェクトの最安価格(チリでの2.91セント/kWh)を優に下回っており、急速なコストダウンが一体どこまで進み得るのか、空恐ろしくもあります。

またこうなると、太陽光発電のコストに関するこれまでの一般的な認識は、少なくとも大規模事業においては、世界を見るときには、もう完全に改める必要があるように思われます。

そしてその真っ只中に、日本企業が中国の大手モジュールメーカーと組んで参加していることは、非常に興味深く、これも太陽光発電市場の急速な変化の一つなのでは、と感じるものです。


※参照資料:
[1]JinkoSolar and Marubeni Corporation Enter Into Power Purchase Agreement for Sweihan Photovoltaic Independent Power Project in Abu Dhabi(JinkoSolar社)
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=234421&p=irol-newsArticle&ID=2250474
[2]アラブ首長国連邦・スワイハン太陽光発電プロジェクトの長期売電契約締結について(丸紅)
http://www.marubeni.co.jp/news/2017/release/20170301.pdf
[3]太陽光でコスト最安の「ギガソーラー」、アブダビで建設へ(日経テクノロジーonline)
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/030206542/?rt=nocnt
[4]アブダビ(ウィキペディア)

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posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 海外のメガソーラー
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