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2017年12月24日

EDF(フランス電力)が、2035年までにフランス国内で計30GWの太陽光発電建設を目指す、と発表

10日ほど前になりますが、2017年12月12日に、複数のメディアで

  • EDFフランス電力)が2017年12月11日に、
    • 国内で、30GWの太陽光発電の建設を計画している。
    ことを発表した。
と報じられていました。

その中の記事[1][2]から、主な数字を抜き出してみました。


建設規模 30GW
※2017年6月末時点の導入済み容量は、7.4GW。
期間 2020〜2035
投資額 最大250億ユーロの見通し

ただしEDFのサイト[3]では、この件について

  • パリ気候サミットにおいて、積極的な太陽光発電計画「Plan Solaire」を立ち上げた。
    この計画では、
    • EDFグループを、2035年までに世界のソーラーのリーダーの1つにする。
    との野望を掲げている。
との内容の簡単な記述は有るものの、それ以上の詳しい情報・発表は(2017/12/23時点で)掲載されていません。



日本の導入済み太陽光発電容量は、2016年11月末時点(※[4]で参照可能な最新データ)で

  • 住宅:4.46GW
  • 非住宅:27.09GW
の計31.56GWであり、今回のEDFの計画は(導入済み分と合わせて)これを上回る規模となります。

ただし計画の対象期間が長い(15〜16年)ため、(日本のFIT導入後の数年間のように)急激に市場が拡大することは無いと思いますが、それでも計画が実際に遂行されれば、一定の新規需要が一定期間継続することになると考えられます。


振り返ると、フランスもかつては太陽光発電のFITを実施していましたが、高い買取価格を目当てに、導入量があまりにも急激に増加し、EDFが赤字に陥った苦い経験がありました。

今回の計画の対象期間が長いのは、その経験を踏まえてのことだと思われますが、具体的にどのような導入促進策を採っていくのかは、興味を惹かれるところです。


それにしても、([1][2]でも言及されていますが)「原発大国」であるフランスが、再び太陽光発電の大規模導入に取り組むというのは、非常に興味深いと感じます。

現在は、台湾でも、再エネ発電の割合を2025年までに20%まで高めるという政策が掲げられているとのこと。

太陽電池モジュールパワコンの価格下落が進んでいる(=太陽光発電の経済的メリットが急速に高まっている)ことが、その主因になっているとすれば、今後この動き(各国政府による太陽光発電の導入促進)は、更に世界的に拡大していくものと考えます。


※参照・参考資料:
[1]フランス、太陽光発電に3兆円(共同通信、2017/12/12)
https://this.kiji.is/313098345885353057
[2]仏、太陽光発電に3兆円 原発依存率引き下げへ(産経ニュース、2017/12/12)
http://www.sankei.com/smp/economy/news/171212/ecn1712120018-s1.html
[3]Plan Solaire(EDF)
https://www.edf.fr/plan-solaire
[4]再生可能エネルギー発電設備の導入状況等 (資源エネルギー庁)
http://www.fit.go.jp/statistics/public_sp.html

※関連記事:

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posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 市場・業界の動向:欧米
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