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2018年03月13日

Yingli Solar社が「12本バスバー」の太陽電池モジュールを発表、銀ペーストの使用量削減や変換効率アップ、セルの耐久性向上をもたらす

Yingli Green Energy社が2018年3月1日に、

  • 新世代の製品となる12本バスバーの太陽電池モジュールを、「PV expo Japan 2018」で発表した。
と発表していました[1]。

その発表[1]から、同モジュールについての主な情報をまとめてみました。


特徴
  • 12本バスバーによるメリット:  
    • 銀ペーストの使用量の削減
    • セル変換効率の向上
    • セルのマイクロクラックやフィンガー破損のリスク低減(製品の耐久性向上
  • ガラスに、特殊な反射防止コーティングを採用
    (セルに到達する光を増加)
セル
  • 種類:多結晶シリコン型
  • 枚数:60
モジュール出力 量産品で、最大285Wが見込まれる。(自社従来品から5〜7W増加)
認証 TUV SUDにより、耐アンモニアと耐PIDの試験と認証を受けた。
用途 分散型発電(DG)プロジェクトで理想的な製品である。
発売時期 不明。
ただし、世界中の顧客がすぐに利用できる、との記述がある。

ただし今回の発表に、新モジュールの写真は掲載されていません。
また、Yingli社サイトの新製品紹介ページ[2]にも、(2018/3/11時点で)12本バスバーモジュールの情報は掲載されていませんでした。



現時点のYingli社の新製品[2]は、いずれも5本バスバーになっていますが、その倍以上となる12本バスバーというのは、どんな外観なのかいまいち想像がつきません。

それだけに、製品の写真を見つけられなかったのが残念ですが、12本バスバーモジュールに関しては、昨年11月のプレスリリース[4]内で、既に言及がありました。

具体的には、中国国内での貧困撲滅プロジェクト向けに、Yingli社が供給する太陽電池モジュール(38.4MW、14万枚以上)のうち約1万枚に、12本バスバーモジュールが含まれるというもの。

また同プロジェクトで建設される太陽光発電所は、2017年4Qに系統連系の予定とされており、(プロジェクトの実際の進捗はともかくとして)12本バスバーモジュール自体は、量産化に(最低でも)極めて近い段階にあるものと思われます。


果たしてどんな製品なのか、遠からず姿を現す日を、楽しみにしたいと思います。


※参照・参考資料:
[1]Yingli Announced Multi-crystalline 12 Busbars Panel on PV expo Japan 2018(Yingli Green Energy社、2018/3/1)
http://ir.yinglisolar.com/phoenix.zhtml?c=213018&p=irol-newsArticle&ID=2335512
[2]New Products(同社の日本語サイト内)
http://yinglisolar.co.jp/new_products/
[3]中国インリー、「貧困撲滅」に向け太陽光パネル38MWを供給(日経XTECH、2017/11/6)
http://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/news/16/110609730/
[4]Yingli Supplies All Solar Panels for a 38.4 MW PV Poverty Alleviation Project in China(Yingli Green Energy社、2017/11/3)
http://ir.yinglisolar.com/phoenix.zhtml?c=213018&p=irol-newsArticle&ID=2314198

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posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 中国メーカー
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