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2019年06月07日

「3D Direct Wafer」を用いたプロトタイプモジュールが公開、「Q.ANTUM DUO」モジュールを量産品と同じ部品で製造

1366 Technologies社が2019年6月5日に、

  • 3D Direct Wafer」製品を用いた太陽電池モジュールプロトタイプを、「SNEC 2019 PV Power Expo」(中国)で発表した。
と発表していました[1]。

モジュールの概要は次の通り。


製造 ハンファQセルズ社と共同で製造した。
種類 Q.ANTUM DUO
※今回のプロトタイプは
  • バスバー:6本
  • セル枚数:144枚(ハーフセル)
で、一般的な量産品と同じ部品を使用している。
特徴 「3D Direct Wafer」製品をベース材料に用いている。
このウエハーは
  • 平均の厚さ:130μm
  • 縁の厚さ:180μm
縁が厚い構造になっており、
  • セル・モジュールの組み立て中の破損防止
  • シリコン使用量の大幅な節約
を可能にする。
定格出力(想定) 360W


1366 Technologies社とハンファQセルズ社が長期提携を結んだのは、2015年3月のことでした。

それから今年で約4年になりますが、2月発表のマレーシアでのウエハー生産計画といい、ハンファQセルズ社における「Direct Wafer」採用製品の商業化が、着実に近づいている印象を受けます。


今回のプロトタイプモジュールについては、144枚というセル枚数から、「Q.PEAK DUO L-G5.3」[2]と同じ形式と推測されます。

ただ、「L-G5.3」の公称最大出力(390〜395W)と、今回のプロトタイプの想定定格出力(約360W)では、10%近い差があります。

この差は何なのかと思いましたが、現行製品の「Q.PEAK DUO」が単結晶型セルを用いている一方、「Direct Wafer」で作られるセルは多結晶型[3]となっており、この違いが出力の差に表れているのかもしれません。


また「3D Direct Wafer」を用いたモジュールを量産する際、縁が厚くなっているセルに、バスバーを(従来のセルと同様に)支障なく取り付けることができるのか、というのも気になるところです。


※参照・参考資料:
[1]1366 Technologies Showcases Modules Featuring 3D Direct Wafer Products(1366 Technologies社、2019/6/5)
http://1366tech.com/2019/06/05/1366-technologies-showcases-modules-featuring-3d-direct-wafer-products/
[2]Q.PEAK DUO L-G5.3(ハンファQセルズ社)
https://www.q-cells.jp/products/commercial/module/qpeak-duo-l-g53
[3]Technology(1366 Technologies社)
http://1366tech.com/technology-2/

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