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2019年08月13日

関西電力がアフリカの未電化地域でサービス展開する「WASSHA」社と業務提携、太陽電池パネルや充電式LEDランタン等を調達・貸与

関西電力2019年8月6日に、

  • アフリカで事業を展開する「WASSHA」社との間で、未電化地域向け電力サービスに関する業務提携について合意した。
と発表していました[1]。

概要は次の通り。


背景
    WASSHA社は主にタンザニアの未電化地域(人口の約67%が未電化)で、日用品を扱う小型店舗「キオスク」(現在1100店以上)を通じての、充電式LEDランタンレンタルサービスを展開している。
レンタルサービスの概要
  • キオスクの各店舗屋根に太陽電池パネル(1店あたり約120〜150W)を設置し、これにより昼間にLEDランタンを充電する。
    (※LEDランタンの点灯時間は約15時間。
    またUSBポートを備えており、携帯電話の充電も行える。
    加えてこのランタンにはロック機能があり、盗難されても使用できない)
  • ユーザーはキオスクで貸し出し手続き(※一晩あたり約25円)を行い、店舗スタッフが
    • LEDランタン
    • Unlock Box(ランタンを遠隔でロック解除できる装置)
    • スマートフォン(アンロック等の操作用、各キオスクに1台設置)  
    を連結して、ランタンのロックを解除する。
  • ユーザーは翌日、ランタンをキオスクに返却する。
提携の内容
  • 関西電力は機器メーカーから
    • 太陽電池パネル
    • LEDランタン
    • スマートフォン
    • Unlock Box  
    調達し、WASSHA社に貸与する。
  • WASSHA社は現地でキオスクの店舗数を増やし、貸与された機材を店舗に導入し、事業拡大を図る。


WASSHA社は本社が「東京大学アントレプレナープラザ」[3]内なので、東大発のベンチャー企業と見受けられます。

同社のサイト[2]からは、理想を掲げてアフリカで意欲的に事業展開していることが伺え、この新鮮さ・若々しさは、大学発のベンチャー企業ならではなのかもしれません。


レンタルサービスの内容を見ると、充電用の電源(太陽電池パネル)の規模は100W台と大きくないのが、ちょっと意外でした。

この点は、現状の用途がほぼLEDランタンの充電のみであるためと思われますが、小規模の太陽光発電でも用途によっては十分な役割がこなせることを、改めて感じさせられます。

私自身ももう一度、災害時への備えという意味も含めて、小型の太陽光発電(+蓄電池)の有効な利用・活用方法を、考え直してみたいと思いました。


※参照・参考資料:
[1]アフリカ未電化地域向け電力サービスに関するWASSHA(ワッシャ)株式会社との業務提携について(関西電力、2019/8/6)
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2019/0806_1j.html
[2]WASSHA
http://wassha.com/
[3]アントレプレナープラザ(東京大学)
https://www.ducr.u-tokyo.ac.jp/activity/venture/entre_plaza.html
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posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 発展途上国での導入
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