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2020年01月30日

TrinaSolar社が210mmシリコンウエハを用いた「210モジュール」を完成、マルチバスバー技術と1/3カットデザインを採用

TrinaSolar社が2020年1月23日に、

  • 自社開発の210mmシリコンウエハを用いた最初の「210モジュール」が、生産ラインで完成した。
と発表していました[1]。

この中で、同モジュールに関する主な情報は次の通り。


モジュールの特徴
  • マルチバスバー(MBB)技術
  • 1/3カットデザイン
を採用。
  • 高出力
  • 歩留まり
  • 製造上の難点
  • ホットスポット発生リスク
  • 出力電流パフォーマンス
  • ジャンクションボックスの安全性
等の潜在的な課題を、総合的に考慮してデザインした。
研究開発の開始時期 2019
今後の見通し 大型モジュールの市場投入までの時間が、大幅に早められることになる。

また、TrinaSolar社のエンジニアリング技術研究開発の責任者によるコメントの中で、

  • 当社のチームは現在、PV業界をモジュール出力500ワットの時代へと導く先駆者として、最新の研究開発の成果を大量生産化するための製品開発を迅速に進めています。

との記述があります。



モジュールの写真や、主な仕様(出力、サイズ、重量など)については、今回の発表では全く情報が無いのが残念です。

「市場投入までの時間が大幅に早められる」との文言があるので、今回は生産ライン上で完成したと言っても、実際の商品として大量生産する段階にはまだ至っていない、ということかと思われます。


ただ「210ミリ」という数値だけでも、一般的な太陽電池セル(1辺5インチ(127mm)または6インチ(152.4mm))と比べて、一足飛びの大型化であることに驚きました。

またこの「210モジュール」は、開発開始から1年以内で生産ライン上での完成を実現した、ということになり、その研究開発のスピードには、メーカーの勢いが感じられる気がします。


今回の発表では他に、今後の業界の見通しとして「モジュール出力500ワット」と明記されており、やはりモジュール1枚で500Wが、一つの目標となっていることが伺えます。

当ブログでチェックしてきた限りでは、他社製モジュールではこれまで

が出力400Wを超えており、このぶんだと500Wへの到達も、(どのメーカーが最初かはともかくとして)そう遠くはないものと思われます。


※参照・参考資料:
[1]トリナ・ソーラーの210モジュール第一号完成(TrinaSolar社、2020/1/23)
https://www.trinasolar.com/jp/resources/newsroom/fri-01242020-1400
[2]インチ(ウィキペディア)

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posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 中国メーカー
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