【現在位置】トップページ > 中国メーカー > 当記事

(スポンサード リンク)

2020年01月31日

JinkoSolar社が両面発電太陽電池モジュールで、最大変換効率22.49%を達成

JinkoSolar社が2020年1月20日に、

  • 両面発電bifacial)太陽電池モジュールで、最大変換効率22.49%を達成した。(TUV Rheinlandによる検証)
と発表していました[1][2]。

この中で、同社が量産モジュールの変換効率を改善した方法として、下記の技術が上げられています。
(ただしこれらの技術と、今回の両面モジュールの記録更新との関係は、明記されていません)


  • 新開発された
    • 「ARC」
    • 高度な金属化技術
  • 実証済みの高効率セル設計
  • 新しいタイリングリボン技術:
    セル間のギャップが解消され、高効率と信頼性を確保。
    また、モジュールの外観も改善した。


「ARC」の詳細は不明ですが、リリースの日本語版[2]では「不動態化技術」が該当するので、結局PERCと同じ意味かと思われます。

そのPERCは「Passivated Emitter and Rear Cell」の略称なので、ARCのRCもRear Cellのことだと思われますが、Aは判りません。


Jinko社の現行製品の両面モジュール[3]の変換効率は、60セルで最大19.40%、72セルで同19.72%。

これらと比べると、今回達成した記録(22.49%)は、確かにかなりの更新です。

ただ個人的には、両面で発電できるモジュールなら既に24〜25%ぐらいに達しているのでは、という思い込みがあったので、今回の数値も意外にまだ低いと感じてしまいました。

これについては、当ブログの過去記事を見返すと

という数字だったので、少なくとも製品仕様のうえでは、両面発電だからといって劇的に数値が高まるわけでは無いようです。

これが周囲からの反射光が強い設置環境、例えば冬の積雪がある場所で、発電電力量が(通常の片面モジュールに比べて)どのぐらい変わるのか、というのは非常に興味を引かれるところです。


※参照・参考資料:
[1]JinkoSolar Breaks World Record for Bifacial Modules Conversion Efficiency(JinkoSolar社、2020/1/20)
https://www.jinkosolar.com/press_detail_1923.html?lan=en
[2]ジンコソーラー両面発電モジュールの効率 世界記録を更新(同上)
https://www.jinkosolar.com/press_detail_1925.html?lan=jp
[3]Swan Dual Glass HC(JinkoSolar社)
https://www.jinkosolar.com/product_686.html?lan=en
[4]PERC - セル背面のパッシベーション処理(WINAICO)
http://www.winaico.com/jp/%E8%A3%BD%E5%93%81/perc%E6%8A%80%E8%A1%93/

※関連記事:

(スポンサード リンク)


posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 中国メーカー
この記事へのコメント