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2020年07月05日

ネクストエナジー社と東北電力が出資契約を締結、第三者所有モデルによる「分散型エネルギーや蓄電池設置等のサービス」の早期事業化などを目指す

ネクストエナジー社と東北電力2020年7月3日に、

  • 両社の間での出資契約を結んだ。
と発表していました[1][2]。

概要は次の通り。


背景
  • ネクストエナジー社はこれまで、
    • 太陽電池モジュール等の開発・販売
    • 太陽光発電設備の建設・保守管理
    と、太陽光発電をトータルにサポートする事業を展開してきた。
    今後については、再エネの主力電源化を目指し
    • 自家消費型太陽光発電システム事業
    • 定置型蓄電システム事業
    • 既設太陽光発電設備の支援サービス事業
    を中核とする、IoTプラットフォームを活用した分散型エネルギー資源の高度利用の実現を目指している。
  • 東北電力は「中長期ビジョン」において「スマート社会実現事業」を成長事業に位置づけ、ビジネスモデルの転換に挑んでおり、
    • 分散型エネルギーや蓄電池設置等のサービス
      (※個人顧客向けに、初期投資を東北電力が負担して、設備を提供する「第三者所有モデル」)
    の早期事業化を目指している。
今後の方針
  • 今回の資本提携により、
    • 東北電力が持つ、エネルギー供給に関する経験・知見
    • ネクストエナジー社が持つ、太陽光発電・蓄電池関連の技術
    を融合して、分散型エネルギー資源を活用する新事業の創出を進める。
  • 東北電力では、「分散型エネルギーや蓄電池等の設置サービス」の早期事業化に取り組む。


東北電力が示す「スマート社会実現事業」[3]は内容が非常に多岐に渡っており、私には全体像をイメージすることもなかなか難しいですが、少なくとも再エネの導入・利用を積極的に進めていこうという姿勢・方針は伺えます。

これは世界の流れ(再エネの急速なコストダウン導入の急拡大)に引っ張られている面も少なからずあるとは思いますが、日本の既存の大手電力会社もいよいよ、このような方針を明確に掲げる時代になってきたということ自体は、非常に喜ばしいことだと考えます。

今回の2社の提携については、東北電力による「分散型エネルギーや蓄電池等の設置サービス」以外の具体的な内容は不明ですが、初期費用や廃棄物の削減という意味で、[4]のような使用済み太陽電池モジュールの再利用が、本格化することにも期待します。


※参照・参考資料:
[1]ネクストエナジー、東北電力と資本提携(ネクストエナジー社、2020/7/3)
https://www.nextenergy.jp/information/200703-2/
[2]ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社への出資について〜スマート社会実現に向けた分散型エネルギーを活用したビジネスへの挑戦〜(東北電力、2020/7/3)
https://www.tohoku-epco.co.jp/news/normal/1215331_2558.html
[3]東北電力グループ中長期ビジョン(概要版)(東北電力)
https://www.tohoku-epco.co.jp/comp/keiei/vision/vision_gaiyo.pdf
(※「https://www.tohoku-epco.co.jp/comp/keiei/vision.html」内)
[4]明治九州工場におけるリユースモジュールを活用した自家消費型設備が竣工(ネクストエナジー社、2020/4/28)
https://www.nextenergy.jp/information/200428-2/

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posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | 市場・業界の動向:国内
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