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2009年06月10日

NEDOによる「太陽光発電ロードマップ(PV2030+)」では、変換効率の目標達成を3年前倒し

下記リンク先記事では、NEDO6月8日に発表した「太陽光発電ロードマップPV2030+)」について解説されています。

太陽光発電ロードマップが更新、変換効率目標を前倒し、グリッドパリティ達成は「2010年以降」 ― EE Times Japan
NEDO、50年視野に太陽光発電の技術開発戦略策定(The Chemical Daily - News)
2050年まで視野に、太陽光発電の技術開発ロードマップが公開 CSR・環境ニュース | ecool


具体的には、従来のロードマップPV2030」(2004年策定)との違いとして、

・原油価格高騰や地球温暖化対策の進展を受けて、従来のロードマップでは2030年までを対象としていたが、今回は2050年までの見通しを追加。
 具体的には、
 ・2050年時点に、「超高効率モジュール」の採用により、変換効率を40%まで向上
 ・この時点で発電コストが7円/kWh以下にまで下がると想定。
 ・また、太陽光発電が、日本国内の1次エネルギ需要の5〜10%を担うと見込む。
 等が追加されている。

・実用モジュールの変換効率について、目標値達成年を2017年と、従来から3年前倒し。
 また、多結晶Si太陽電池の変換効率は目標数値も上げ、2017年に20%(セル変換効率は25%)
 更に、有機系太陽電池の目標も加え、10%(同12%)としている。
 ※「PV2030」では、2020年時点の変換効率目標として、
  ・多結晶Si太陽電池19%(セル変換効率25%)
  ・薄膜Si太陽電池14%(同18%)
  ・CIS(銅インジウムセレン)太陽電池:18%(同25%)
  ・色素増感太陽電池10%(同15%)
  ・超高効率太陽電池25%(同45%)
  としていた。

・「グリッドパリティ」(家庭用電力並みの発電コストの達成)について、23円/kWhを達成する時期の表現を「2010年以降」に変更。
 (2020年と2030年の目標値は変更無し)
 ※「PV2030」では、発電コストの達成目標を、
  ・2010年:23円/kWh
  ・2020年:14円/kWh
  ・2030年:7円/kWh
  としていた。

・「PV2030」で設定した発電コスト達成のために、技術開発において、2030年における目標達成の、5年前倒しを目指す。

太陽光発電を、二酸化炭素排出量削減を担う技術に位置付ける。

といった相違点があるとのことです。


NEDOによる新しい行程表については、以前のニュース記事で報じられていましたが、今回はより詳細な内容が報じられた、ということのようです。

個人的には、発電コストや、太陽電池の種類ごとのセル変換効率とモジュール変換効率について、具体的な目標数字が挙げられているのが、興味深く感じました。

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