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2011年04月23日

スイスにおける「クリーンテクノロジー」分野の現状などを解説している「swissinfo」の記事

下記URL先ページでは、スイスにおける「/strong>クリーンテクノロジー(環境に配慮した技術)」分野の現状などが解説されています。

(ニュース記事)
・クリーンテクノロジー 失われた時を求めて スイス・クリーンテック・リポート ( Swiss Cleantech Report )
 http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=30056396

まず同分野全体のスイスにおける位置としては、

(連邦知的財産権協会(IGE/IPI)のハインツ・ミュラー氏)
・クリーンテクノロジー分野におけるスイス国内の特許申請数は、2008年だけでも人口100万人あたり20件に上っている。

(経済省経済管轄局(SECO)局長代理のエリック・シャイデッガー氏)
2008年のクリーンテクノロジー分野は、
 ・労働者数16万人(スイスの全労働人口の4.5%相当)
 ・GDPに占める割合3.5%(金額では200億フラン(約1兆8,600億円)
 (スイスの観光部門を上回る業種になる)

等の、関係者による解説がされています。

そして太陽光発電分野については、

・スイスには、特に薄膜型太陽電池の分野で、優れた研究所が存在している。
 (例えば「マイクロテクノロジー研究所(PV-LAB)」)
 
・「マイクロテクノロジー研究所」所長のクリストフ・バリフ氏によると、
 ・数年前までは、スイスで太陽光発電に将来性を見出す人は殆どいなかった。
  (しかしその後、飛躍的に発展し、法制度の整備も進んだ)
 ・ドイツでは、太陽光発電による電気量が倍増する毎1世帯あたりの電気代が20%下がることになる。
 ・スイスで、ドイツと同程度の太陽電池を設置した場合、およそ原子炉1基分の電力供給量に相当する。
 とのこと。

・スイスの太陽光発電は、技術などの点では優れているものの、大規模市場向けよりも「隙間市場」向きとなっている。

・「OC Oerlikon」社(マイクロテクノロジー研究所による支援を受けている)は、アモルファスシリコンを応用した太陽電池を製造している。
 この太陽電池は、精密な製造技術が必要だが、他方で工程は簡単だといわれていることから、関心を持つ産業グループが幾つかある。
 例えば独「Roth & Rau」社は、マイクロテクノロジー研究所があるヌーシャテル市に支社を設立し、スイスの技術に基づく製造部門を新設した。
 同社では、1m2あたりのコストが約200フラン(1万8,600円)の太陽電池の製造を目指している。

等の内容が記述されています。


当ブログでこれまでチェックしてきた限りでも、スイスに関わる内容は意外に多く(例えば下記の関連記事)、同国で太陽光分野での取り組みが盛んであることが想像されます。

ただ今回のニュース記事では、スイスにおいては太陽光発電産業自体の発展はあまり進んでいないことも指摘されており、他方で研究・開発が推進されている同国が、今後の世界市場においてどのような存在となっていくのか、というのが、個人的にはかなり気になるところです。


※参考
・[1]EPFL | PV-LAB
 http://pvlab.epfl.ch/
・[2]OC Oerlikon Corporation AG, Pfäffikon - Oerlikon Solar, Oerlikon Coating, Oerlikon Vacuum, Oerlikon Textile, Oerlikon Drive Systems, Oerlikon Components
 http://www.oerlikon.com/
・[3]Roth & Rau AG - Advanced Plasma Technology | Prozesssysteme fu"r Photovoltaik | Plasma- und Ionenstrahltechnologie
 http://www.roth-rau.de/konzern/roth/de/

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posted by 管理人 at 14:10 | Comment(0) | 市場・業界の動向:欧米
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