【現在位置】トップページ > 市場・業界の動向:アジア > 当記事

(スポンサード リンク)

2011年09月27日

独「SolarWorld」社のCEOが、中国政府による同国太陽電池メーカーへの支援(低利融資)を批判

下記URL先ページでは、中国政府による同国内の太陽電池メーカーへの支援策について、独「SolarWorld」社のフランク・アスベックCEOによる批判の内容が紹介されています。

(ニュース記事)
・中国のソーラー企業は不公平〜独大手CEOが批判(US FrontLine)
 http://www.usfl.com/Daily/News/11/09/0922_027.asp?id=90970

記事によると、これは独誌「キャピタル」のインタビューで語られたもので、具体的には、

・(中国はこれまで、「国家開発銀行(CDB)」を通じ、自国の太陽電池メーカー(サンテック、インリー、JAソーラー等)に多額の信用枠を提供しており、この支援を受けた中国メーカーが)「ヨーロッパ市場を浸食し、欧州企業を閉め出そうとしている」
・「業界の競争が公正でなくなっている。
  中国は産業戦争を始めた」
・「2011年だけで、中国の中央政府と地方政府はソーラー企業に210億ユーロ以上の信用保証を金利2%以下で提供している」
・「メーカーのコストは計算できる。
  もしあるメーカーが低価格で大量の商品を売り、業界を破壊しようとする場合、政府は市場介入する必要がある」

等の内容が紹介されています。


中国における太陽光発電関連の促進策では、「金太陽」のような国内での設備普及策についてはある程度報じられていますが、政府による企業支援については取り上げられることが非常に少なかったので、具体的な数字を含む今回の批判の内容は非常に興味深いです。

中国政府による支援の妥当性については、正直私には判断がつかないものの、市場のバランスを崩すほどの手厚い支援が、中国企業の技術開発にどの程度つながっているのか?という点は、よく吟味される必要があるのでは、と考えます。
(製品の根本的な性能アップやコストダウンを進めて、世界の太陽光発電産業の進歩に寄与するものであれば良いが、単に中国企業が、支援を受けることで現在の市場環境の中で胡坐をかいていられる、というものであるなら、意味が無いと思う)


※参考サイト・ページ
・[1]SolarWorld
 http://www.solarworld.de/
・[2]CDB
 http://www.cdb.com.cn/web/
・[3]国家開発銀行

(スポンサード リンク)


posted by 管理人 at 12:28 | Comment(0) | 市場・業界の動向:アジア
この記事へのコメント
コメントを書く

※SEO目的のコメントはお断りします。

お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。