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2012年04月03日

独Q-cells社が、法的整理の手続きを申請する方針を発表したとのこと

Q-cells社が2012年4月2日に、法的整理の手続きを申請する方針を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・独太陽電池大手が破綻 中国勢との価格競争で Qセルズ、11年12月期の最終赤字920億円(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE2E0E2E79E8DE2E0E2E6E0E2E3E09494E0E2E2E2

上記URL先ページによると、同社は生産のマレーシア移管などによるコスト削減に努め、2012年2月には債権者集会で財務リストラ(債務の株式化など)の承認を獲得。
しかしその後、法手続き上の問題で中断を余儀なくされ、代替案が見つからないことから法的整理を行うことを決定したとのことです。

ただしQ-cells社のサイトでは、現時点でこの件に関するプレスリリースは掲載されていませんでした。


Q-cells社が3月27日に発表した2011年通期業績[1]は

・出荷量:783MWp(前期は1,014MWp)
・売上高:10億2,310万ユーロ(同13億5,420万ユーロ)
・最終損益:8億4,580万ユーロの赤字(同1,890万ユーロの黒字)

等というもので、市場が厳しい状況とはいえ、巨額の赤字転落には驚かざるを得ません。

ニュース記事ではQ-cellsの「昨年1〜9月の間で太陽電池システムの価格が半減した」とのコメントが紹介されていますが、この短期間で製品価格が半分になったというのは、やはり事業を続けるには致命的だった、ということでしょうか。
(Suntech Power社のCEOが語っている[2]ように、よほど資金の余裕があれば別かもしれませんが)

ともあれ、かつては生産量世界1位にもなったことがあるQ-cells社が、わずか数年後に法的整理を行うことになった、ということに、個人的にはちょっと寂しさを感じます。


※参考サイト・ページ
・[1]Q.CELLS publishes annual results for 2011 -- significant progress made in financial restructuring process
 http://www.q-cells.com/en/press/article//QCELLS-publishes-annual-results-for-2011-significant-progress-made-in-financial-restructuring-p.html
・[2]太陽電池産業は冬の時代、業界再編は避けられない――サンテック・パワーCEO 施正栄(3)(東洋経済)
 http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/bb68456abd7c3172ea6e8f962beaaa49/page/3/

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