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2012年04月17日

Pew Charitable Trustsが「Global Clean Energy Investment a Record $263 Billion in 2011」を発表、太陽エネルギーへの投資額は1,280億ドル・新規導入量は30GW

Pew Charitable Trusts」が2012年4月12日に、世界の再生可能エネルギー投資に関するレポート「Global Clean Energy Investment a Record $263 Billion in 2011」を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・対アジアのクリーン・エネルギー投資増目立つ、ピュー調査報告(ファスニングジャーナル)
 http://www.nejinews.co.jp/news/business/archive/eid4425.html

(Pew Charitable Trustsのサイト内ページ)
・Global Clean Energy Investment a Record $263 Billion in 2011
 http://www.pewenvironment.org/news-room/press-releases/pew-report-global-clean-energy-investment-a-record-263-billion-in-2011-85899381067

上記URL先ページによると、まず再生可能エネルギー全体の2011年の状況は

投融資額2,630億ドル(前年比6.5%増)
 G-20の投資額は計1,280億ドル(同44%増)。
導入量83.5GW
 (※同年末時点での累計導入量は565GW)
・地域別の状況:
 ・アジア・オセアニア750億ドル(前年比10%以上の増加)
  ・日本86億ドル(同23%増)
  ・中国455億ドル
   ベンチャーキャピタル投資は4億5,800万ドル。
  ・インドネシア10億ドル余り(同520%)
  ・インド102億ドル(同54%増)
   累計設置量は22.4GW。
  ・オーストラリア49億ドル(同11%増)
   累計設置量は5GW。
 ・南北アメリカ631億ドル(前年比21%以上増)
  ・米国480億ドル(同42%増)
   ベンチャーキャピタル投資は60億ドル(G-20合計の70%相当)。
  ・ブラジル80億ドル(同15%増)
 ・欧州933億ドル(前年比4%増)
  ・ドイツ
   ベンチャーキャピタル投資は6億3,500万ドル。
  ・イタリア
   民間投資は241億ドル。

等とのこと。
そして太陽エネルギーについては、

投融資額1,280億ドル
新規導入量30GW
・地域別の状況:
 ・アジア・オセアニア
  ・日本
   クリーンエネルギー投資の94%が、小規模太陽光発電に向けられた。
  ・中国113億ドル
   新規設置量は2.3GW。(その殆どが公共事業)
  ・オーストラリア40億ドル
  ・インド42億ドル(前年比7倍)
   新規設置量は2.8GW。
 ・欧州
  ・ドイツ
   累計設置量は23.6GWに到達。
  ・イタリア
   クリーンエネルギー投資の殆どが、太陽光発電に向けられた。
   新規設置量は8GW。
  (ドイツとイタリアで、
   ・世界の新規設置量の50%以上
   ・G-20におけるソーラー技術への投資額の38
   を占めている)
  ・英国48億ドル
   新規設置量は300MW以上。

等の内容が記述されています。
(※管理人注:
  ウェブサイトでの公表内容がかなり細切れになっており、項目に統一感があまり無くなっていますが、ご了承ください)

また記事では、「Bloomberg New Energy Finance」のCEOでPewの調査パートナーの方の

・太陽電池モジュールの価格は、3年前より75%下落している。

等のコメントが紹介されています。


太陽エネルギー向けの投資が、全体の半分近くを占めているのがちょっと意外に感じましたが、それだけ同分野に対する期待が世界の地域全般で高い、ということも伺えます。

特にアジアと米国の伸びが大きいようなので、両地域が今後最も有望な市場となるのか、強く注目・期待したいところです。

また個人的には特に、太陽電池モジュール価格の下がり幅の大きさに非常に驚きましたが、それが世界的な趨勢であるなら、日本メーカーはやはり抜本的な対応策をとる必要があるのかも、と考えます。


※当ブログの関連記事:
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posted by 管理人 at 11:52 | Comment(0) | 市場調査・予測(レポート等)
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