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2012年04月24日

NEDOが「太陽光発電システム次世代高性能技術の開発」プロジェクトに支援対象事業を追加、モジュール価格急落への対応を図る

NEDOが2012年4月20日に、

・太陽光発電システムの低コスト化・高効率化に向けた技術開発

支援事業における、助成対象事業者の募集予定を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・NEDO、太陽光発電システムの低廉化・高効率化の研究開発などを公募(環境ビジネス)
 http://www.kankyo-business.jp/news2012/20120423_c.html

(NEDOのサイト内ページ)
・「太陽光発電システム次世代高性能技術の開発」の追加公募について
 http://www.nedo.go.jp/koubo/FF2_100025.html

上記URL先ページによると、今回の措置の概要は

・背景・経緯:
 「太陽光発電システム次世代高性能技術の開発」プロジェクト(2010〜2014年度)では、2020年に
 ・発電コスト:14円/kWh
 ・モジュール変換効率:20
 ・モジュール製造コスト:75円/W
 を達成することを目指して研究開発が行われている。
 しかしプロジェクト開始以降に、太陽光発電システムの価格大幅に下落
 このため、今後の太陽電池市場における差別化・競争力アップのためには、更なる低コスト化・高効率化を図ることが喫緊の課題となっている。
 今回はこの課題に対応するため、2020年までの実用化・事業化を目標とする新しい研究開発テーマを設定し、事業者の追加公募を行う。

・公募対象:
 ・対象者:
  ・企業(団体などを含む)
  ・大学など
  ・研究者・研究チーム
  ・非営利団体(NPO等)
 ・研究開発:
  現在実施している研究開発テーマ以外の新たな着想・方式・材料などを用いる、太陽光発電システムの
  ・低コスト化
  ・変換効率の向上
  ・長寿命化
  等の研究開発。
  また、2020年までの実用化・事業化が見込まれる即効的な研究開発であること。
  特に、下記の研究開発に重点を置く。
  ・太陽電池モジュールにおいて、新たな着想・方式・材料などを用いる
   ・低コスト化
   ・高効率化
   ・長寿命化
   に資する研究開発
   (太陽光発電システムの市場競争力アップが目的)
  ・太陽光発電システムの
   ・周辺機器
   ・施工・工法
   ・共通部材
   等の低コスト化・長寿命化に資する研究開発。
   (モジュール以外の
    ・周辺機器
    ・施工・工法
    ・共通部材
    等のコスト低減の進展が不十分であるため)

・助成額:
 委託事業・共同研究事業として、NEDOが2/3を助成する。

・事業期間:
 2012年度のNEDOが指定する日から、2014年度(2015年2月28日)までの3年間以内。

・募集期間:2012年4月20日〜5月29日
 (※説明会が4月27日に開催される)

等となっています。


ここ数年での太陽電池モジュールの急激な価格低下は、日本での太陽光発電の研究・開発にも方針変更の必要性をもたらしている、ということでしょうか。

モジュールの低価格化では中国メーカーが先を行く中で、NEDOが先導する今回の取り組みで(太陽光発電システム全体として)日本がどのようなコストダウンを実現できるのか、世界市場でアドバンテージが取れるような技術の開発を、強く期待したいところです。


※当ブログの関連記事:
NEDOが、「オープンイノベーション」方式を中心とする、オールジャパン体制の太陽電池開発プロジェクトの体制を発表(2010/07/02)
NEDOが2012年度に、有機系太陽電池の研究開発に重点を置く方針(2012/01/27)

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posted by 管理人 at 20:53 | Comment(0) | 研究・開発の動向
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