【現在位置】トップページ > 試験・検査 > 当記事

(スポンサード リンク)

2012年07月04日

UL Japanが地上設置する太陽電池モジュール向けに「JIS Q 8901」の適合性認証サービスを開始、設計製造・性能保証の信頼性保証体制を要求

UL Japan」社が2012年7月2日に、

地上設置する太陽電池モジュール向けに、信頼性保証体制(設計製造、性能保証)の要求事項「JIS Q 8901」の適合性認証サービスを開始した。

と発表したとのこと。

(ニュース記事)
・UL、太陽電池モジュールの信頼性保証体制に関するJIS Q 8901の適合性認証サービスを開始 〜太陽光発電システムの普及およびユーザー保護を支援 〜(読売新聞)
 http://www.yomiuri.co.jp/adv/enterprises/release/detail/00038056.htm

(UL Japanのサイト内ページ)
・【プレスリリース】UL、太陽電池モジュールの信頼性保証体制に関するJIS Q 8901の適合性認証サービスを開始
 http://www.ul.com/japan/jpn/pages/newsroom/newsitem.jsp?cpath=%2Fjapan%2Fjpn%2Fcontent%2Fnewsroom%2Fnews%2Fgeneral%2Fdata%2Fpr_jisq8901_20120703163500.xml

上記URL先ページによると、「JIS Q 8901」の概要は

・内容:
 太陽光発電システムの信頼性向上・普及拡大を図るため、
 ・設計・製造面において長期信頼性が確認された太陽電池モジュールの流通
 ・長期間の製品保証体制の確立
 を製品責任者に求める。
 また、製品責任者が購入者に対して
 ・性能保証条件とサービスを受けるための必要事項の開示
 ・保証を担保するためのサービス体制の整備
 を行うことも含まれている。

・制定の背景・経緯
 日本での固定価格買取制度の導入においては、再生可能エネルギー事業に初参入する事業者が多く、10〜20年に渡り安定して発電するための保守・メンテナンス体制の整備も重要となる。
 しかし、これまで多くの太陽電池モジュールが20年以上の保証を謳っているが、これらは製造者の独自基準によるもので、購入者(ユーザー)保護の観点からは、統一基準存在していなかった
 このため第三者による基準の制定が求められており、これについて「国際PVモジュールQAフォーラム」(仮称、日本国内に拠点を持つ第三者認証機関で構成)が協議を行ってきた。
 「JIS Q 8901」はその成果として、2012年2月29日に制定された。

等というもの。

今回のUL Japan社の認証サービスについては、「国際PVモジュールQAフォーラム」で

・認証スキーム
・審査基準
・手順

等の協議が行われた結果、開始に至ったとのことです。


太陽電池モジュールの長期信頼性と保証について、これまで第三者による基準が無かったというのは意外でしたが、日本でも家庭用・産業用の双方で大幅な需要拡大が見込まれる中で、今回の「JIS Q 8901」の制定は当然の流れだと感じます。

今後他社でも、「JIS Q 8901」の認証サービスが開始されることになるのか、ちょっと注目したいところです。


※参考サイト・ページ
・[1]JET Report(14ページ目に「太陽電池モジュールの上乗せ認証(JIS Q 8901)について」が掲載)
 http://www.jet.or.jp/common/data/publication/54.pdf


※当ブログの関連記事:
「UL Japan」の太陽光発電機器向け試験所が稼動開始、米「UL」の認証が国内で可能に(2010/09/10)
UL JapanのPV試験所がCB試験所に認定、IECの全加盟国で通用するCBレポートの発行が可能に(2012/03/16)
UL Japanが太陽電池モジュールの出力検査サービスを強化、固定価格買取制度の導入に備える(2012/05/12)

(スポンサード リンク)


posted by 管理人 at 06:22 | Comment(0) | 試験・検査
この記事へのコメント
コメントを書く

※SEO目的のコメントはお断りします。

お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。