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2012年08月08日

佐賀市のソロン社とアムズ社が太陽電池パネルのコーティング事業を開始、酸化チタン被膜のコーティングで汚れを除去

佐賀市の

・不動産会社「ソロン
・光触媒技術を手がける「アムズ

の2社が共同で、太陽電池パネルのコーティング事業を開始したとのこと。

(ニュース記事)
・太陽光 発電効率アップ 酸化チタンでパネル防汚(佐賀新聞)
 http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2262442.article.html

上記URL先ページによると、サービスの概要は

・コーティング技術:
 太陽電池パネルのガラス表面に、酸化チタン被膜をコーティングする。
 ・機能:
  ・酸化分解機能
   光触媒効果により
   ・油分
   ・有機物(鳥の糞など)
   を分解する。
  ・親水機能
   ガラスに付着する水滴(雨など)が薄い膜状に広がり、汚れを洗い流す。
 ・耐久性30年以上(強い摩擦や傷などを与えない場合)
 ・採用実績:
  ・2009年に佐賀県のトライアル発注事業に採用されており、評価結果でも有用性が確認された。
  ・これまでに
   ・JR久留米駅
   ・武雄温泉駅
   の駅舎ガラス等に施工されている。
 ・太陽電池パネルで見込まれる効果
  太陽光発電は、パネルの汚れ等により、10年で発電量10%程度低下する。
  パネルの汚れを除去することで、発電量は5%程度回復する。

・施工料金:1,500円/m2
・想定顧客:
 主に
 ・メガソーラー
 ・事業者
 向けを想定している。
・売上目標:2012年度は5,000万円。

等というもの。

またニュース記事では、両社による

・「太陽光発電はメンテナンスフリーのイメージがあるが、防汚により発電効率は向上する。
  個人宅にも普及を図りたい」

とのコメントが紹介されています。


不動産事業を手がける企業と、コーティング技術を保有する企業が共同でサービスを手がけるという点が興味深いですが、それだけ現在は産業用太陽光発電の需要が伸びており、メンテナンス・性能維持における新たな需要の創出・拡大も見込まれる、ということでしょうか。

また個人的には、パネル表面のコーティングは砂埃の付着防止が目的、というイメージが強かったので、油分や有機物の付着を防止できるという今回の技術が、実際に太陽光発電においてどれだけの実用性・効果をもたらしうるものなのか、非常に興味を引かれるところです。
(有効性が高いのであれば、モジュールの製造段階での採用も有り得るのでは?)


※参考サイト:
・[1]ソロン
 http://www.solon-saga.co.jp/
・[2]アムズ
 http://www.ams-se.co.jp/


※関連記事:
米エネルギー省とアブダビの「Masdar」が、特殊コーティングを施した太陽光電池モジュールの性能試験を共同実施する方針(2011/03/03)
米ナノマーケット社が、レポート「太陽電池向けスマートコーティング市場調査-Smart Coating for Photovoltaics」を発表(2011/03/31)
旭化成が、太陽電池の表面ガラスの反射光・砂埃の付着を抑えるコーティング剤を開発、1MWの太陽光発電施設で約200万円/年の売電収入増加が見込まれるとのこと(2012/03/15)

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posted by 管理人 at 09:16 | Comment(0) | 市場・業界の動向:国内
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