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2012年10月12日

佐賀県・産総研・JETが、太陽電池パネルの長期信頼性(20年以上)を保証する国際認証基準の設立を目指す

佐賀県
産業技術総合研究所
電気安全環境研究所(JET)

の3者が、太陽電池パネルの長期信頼性20年以上)を保証する国際認証基準の設立に取り組んでいるとのことです。

(ニュース記事)
・太陽光パネル国際基準新設 県、産総研など(佐賀新聞)
 http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2307927.article.html

上記URL先ページによると、取り組みの概要は下記の通り。

・背景・目的:
 ・太陽電池パネルでは現在、20年以上の期間を保証する評価基準は無い。
 ・設備の発電能力は、固定買取制度による収益に直結する。
  このため設置事業者において、長期保証に対するニーズが生まれている。
 ・国内製パネルは高品質だが、長期間を対象とする国際認証基準が存在しないため、低価格な海外製品との差別化が困難な状況になっている。
  今回は、、新しい認証基準を作ることで、国内製品の競争力アップを目指す。

・現在の取り組み:
 耐久テストのデータをまとめて、試験方法を確立する。
 ・市販パネルの耐久テスト
  ・実施環境:
   ・急激な温度変化
   ・高温高湿
  ・実験場所:
   ・佐賀県工業技術センター
   ・JET(横浜市)
 ・不良パネルの分析、試験法の開発
  ・実施場所:産総研九州センター(鳥栖市)

・今後の予定:
 2014年度に、新たな試験方法の本格運用を開始する。


新しい国際認証基準を作ることで日本メーカーの国際競争力を高める、というのは個人的に盲点でしたが、製品自体の品質の裏づけがあるのであれば、正当な取り組みとして、メーカーだけでなく需要者側にとっても大きな恩恵をもたらすのでは、と考えます。

実際の運用はまだ先ですが、日本製と低価格な海外メーカー製で、20年以上の性能維持において具体的にどの程度の差があるものなのか、明確に示されるのを待ちたいところです。


※参考サイト:
・[1]太陽光発電における信頼性・品質試験方法に関する国際標準化(産総研)
 http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2012/pr20120515/pr20120515.html#d
・[2]JET Report 2011年秋(3〜5pに、太陽電池パネルの長期試験についての記載あり)
 http://www.jet.or.jp/common/data/publication/52.pdf


※関連記事:
経産省が産総研つくばセンター・九州センターに、太陽電池モジュールの耐久性評価のための加速度試験設備を導入予定(2009/05/01)
産総研九州センターに、太陽電池モジュールの発電量・耐久性の評価設備が開設、寿命30年以上のモジュールの開発を目指す(2010/12/16)
佐賀県と産総研が、太陽光発電の共同研究などに関する連携協定を締結(2012/05/17)

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posted by 管理人 at 08:32 | Comment(0) | 試験・検査
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