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2012年11月09日

旭硝子が米テネシー州の太陽電池用カバーガラス工場の閉鎖を決定、グループ全体の生産能力を3割削減

旭硝子」社が2012年11月8日に、

米テネシー州に構えている太陽電池用カバーガラス工場閉鎖する。

との決定を発表していました。

(ニュース記事)
・旭硝子、米国の工場閉鎖 太陽電池向けカバーガラス生産(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD080DL_Y2A101C1TJ1000/

(旭硝子のサイト掲載資料)
・米国ソーラー用カバーガラス生産工場の閉鎖を決定
 http://www.agc.com/news/2012/1108.pdf

上記URL先ページによると、今回の措置の概要は下記の通り。

・背景・目的:
 ・太陽電池用カバーガラスの世界市場は現在、
  ・成長の鈍化
  ・中国ガラスメーカーの台頭による競争激化
  により、供給過多の状況が続いている。
 ・旭硝子グループでは、太陽電池用カバーガラスについては
  ・アジア
  ・欧米
  の計4拠点で生産を行っているが、現在の市場環境に合わせた生産体制の見直しが急務となっていた。
  今回の米国工場の閉鎖により、同事業の収益性改善を図る。

・対象拠点:
 「AGCガラス・ノースアメリカ」のキングスポート工場(太陽電池用カバーガラスの専用工場)
・閉鎖時期:2012年11月の予定

・見込まれる効果:
 グループでの太陽電池用カバーガラスの生産能力が、3割以上削減される。

・今後の予定・方針:
 ・米カンザス州のスプリングヒル工場では
  ・薄膜太陽電池用ガラス基板
  ・太陽熱発電用ミラーのガラス素板
  を生産しているが、これらの事業は継続する。
 ・旭硝子では今回の工場閉鎖により
  ・コスト競争力の強化
  ・強みであるコーティング技術の活用
  により、ソーラー関連市場での販売強化に取り組む。
  各地の需要(米国含む)については、アジア・欧州の生産拠点により対応していく。


生産能力3割減というのは相当な規模の削減だと思いますが、昨年までは大幅な成長が期待されたソーラー関連事業も、太陽電池市場の急速な状況悪化により、急速な事業方針の転換をせざるを得なくなっている、ということでしょうか。


※関連記事:
旭硝子が太陽光・太陽熱発電の関連事業で、2012年の売上高600億円を目指す(2010/03/06)
旭硝子が「ソーラー関連事業」で、2015年に売上高1,000億円を目指す(2011/02/11)
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