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2012年11月15日

独SolarWorldの2012年1-9月期は大幅な減収減益、モジュール出荷は13.3%増も価格下落・供給過剰が影響

SolarWorld社が11月12日に、20121-9月期業績を発表したとのことです。

(ニュース記事)
・独ソーラーワールド、1─9月営業損益は1.9億ユーロの赤字(朝日新聞)
 http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201211140093.html

(SolarWorld社のサイト内ページ)
・SolarWorld AG publishes third quarter business figures
 http://www.solarworld.de/en/press/press-releases/corporate-news-ad-hoc/single-ansicht/article/translate-to-english-solarworld-ag/

上記URL先ページによると、概要は下記の通り。

・出荷量:
 ・太陽電池モジュールとキット431MW(前年同期(381MW)比13.3%増)
 ・ウエハーの外部出荷量:470MW(前年同期は576MW)
・売上高:4億6,890万ユーロ(前年同期は7億5,240万ユーロ)
 海外販売の比率は61%(前年同期は71%)。
・利払い・税引き前損益:1億8,960万ユーロの赤字(前年同期は8,870万ユーロの黒字)
・背景:
 ・製品価格下落(年初より約40%低下)の圧力継続
 ・製品供給の過剰
 により、売上高は前年同期から減少した。

また2012年通期の業績については、売上高・損益ともに前年度を大幅に下回る見通しとのことです。


モジュールの販売量が増えているにもかかわらず大幅な赤字化となっている点に、現在の太陽電池市場の異常な状況を改めて感じさせられます。

最近の太陽電池メーカーの業績発表では、軒並み悪化している内容しか聞こえてこないという危機的状況であり、中国メーカーが政府から違法な補助金を受けており市場のバランスを崩している、というSolarWorld社などによる主張は、個人的には正直これまで強硬な印象が強かったですが、的確な部分も確かに多いのでは、と感じざるを得ません。

ドイツの老舗メーカーであるSolarWorldが、この状況をどのように打開していくのか、注目していきたいところです。


※関連記事:
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posted by 管理人 at 03:15 | Comment(0) | 他の海外メーカー
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