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2012年12月09日

産総研が「次世代結晶シリコンPV(太陽光発電)コンソーシアム」を設立、福島県郡山市の拠点で結晶シリコン型の競争力アップに向けた研究開発に取り組む

産業技術総合研究所の「太陽光発電工学研究センター」が2012年12月7日までに、「次世代結晶シリコンPV(太陽光発電)コンソーシアム」を設立したとのことです。

(ニュース記事)
・結晶シリコン太陽電池開発に福大参加(福島放送)
 http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201212083

上記URL先ページによると、事業の概要は下記の通り。

・背景・目的:
 現在の太陽光発電で主流である結晶シリコン型太陽電池について、国内産業が国際競争に勝つために
 ・高性能
 ・低コスト
 ・高付加価値
 の製品の研究開発を目指す。

・参加組織:計19の企業・大学が参加する。
 ・大手太陽電池メーカー(シャープ、パナソニック等)
 ・部材・装置メーカー
 ・大学(福島大学など)

・今後の方針・予定:
 1.先端的な試作ライン(一貫生産ラインに準じる)の予備検討を、茨城県つくば市で開始する。
 2.その後、福島県郡山市の再生可能エネルギー研究開発拠点の開所(2014年4月)に合わせて、同拠点に試作ラインを移設。
  そこで材料〜最終製品の研究開発を行う。
 3.5年以内に試作品を完成。
  その技術を順次、民間企業に移転していく。

また記事では、産総研による

・「コンソーシアムを通じて関連企業を福島県で育成、集積することで復興に貢献したい」

とのコメントが紹介されています。


結晶シリコン型は歴史が長いだけに、技術が既にかなり成熟している、というイメージが個人的には強いので、今回のコンソーシアムにより革新的な成果を生むことができるのか、非常に興味を引かれるところです。

また、震災被災地である福島県内に開発拠点が設けられるという点も非常に興味深く、今回の事業の結果次第では、同県が太陽光発電の技術開発の先進地となる可能性も有るのでは、と期待が高まります。


※関連記事:
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posted by 管理人 at 05:02 | Comment(0) | 研究・開発の動向
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