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2013年02月16日

パテント・リザルト社が、米国の太陽電池セル分野参入企業の特許総合力ランキングを公表

パテント・リザルト社が2013年2月15日に、米国太陽電池セル分野の参入企業について、特許総合力に関する調査結果を公表したとのことです。

(パテント・リザルト社のサイト内ページ)
・CPCを用いた米国特許分析:太陽電池セル 特許総合力ランキングトップ3はEMCORE SOLAR POWER INC、SOLOPOWER INC、NANOSOLAR INC
 http://www.patentresult.co.jp/news/2013/02/cpc2.html

上記URL先ページによると、調査の概要は下記の通り。

・評価方法:
 欧州特許庁(EPO)と米国特許商標庁(USPTO)で2013年1月から共通運用が開始されている「共同特許分類CPC)」を採用。
 「パテントスコア」により各特許について、同一技術分野・出願年の他の特許と相対比較し(偏差値で評価)、ランキング付けを行っている。
 (※パテントスコアで評価の対象となるのは、
  ・出願人の権利化への意欲(早期審査請求、国際出願など)
  ・先行技術としての審査官からの認知度(拒絶理由通知に引用された回数など)
  ・競合他者からの注目度(無効審判、異議申立の有無など)

・評価対象の特許:
 1980〜2012年12月末米国特許商標庁で公開された、CPC「Y02E10/541(CIS薄膜系太陽電池)」〜「Y02E10/549(有機材料太陽電池)」が付与されている4,510件。

・ランキング上位企業の注力分野:
 ・EMCORE
  ・「【Y02E 10/544】III-V族化合物太陽電池」
 ・SOLOPOWER
  ・「【Y02E 10/541】CIS薄膜系太陽電池」
 ・NANOSOLAR
  ・「【Y02E 10/541】CIS薄膜系太陽電池」
 ・キヤノン、半導体エネルギー研究所、三洋電機
  ・1990年代:「【Y02E 10/548】アモルファスシリコン太陽電池」分野への出願が多かった。
  ・2000年代以降:「【Y02E 10/545】微結晶シリコン太陽電池」分野への出願が増加している。
 ・シャープ
  ・「【Y02E 10/542】色素増感型太陽電池」
  ・「【Y02E 10/544】III-V族化合物太陽電池」
 ・ソニー
  ・「【Y02E 10/542】色素増感型太陽電池」
 ・APPLED MATERIALS
  ・「【Y02E 10/548】アモルファスシリコン太陽電池」
  ・「【Y02E 10/545】微結晶シリコン太陽電池」


ランキング上位3社の企業サイト[1]〜[3]を見るだけでも、EMCORE社では宇宙用(人工衛星など)の太陽電池セル、SOLOPOWER社ではフレキシブルな薄膜型モジュール、NANOSOLAR社では印刷技術を用いたroll-to-rollのCIGS型と、各社とも非常に個性的な技術を持っており、「太陽電池」の技術の幅広さが強く感じられます。

また個人的には、色素増感型でシャープの特許の評価が高いのが意外でしたが、今後同社で製品化・事業化の可能性はあるのか、ちょっと気になるところです。


※参考サイト:
・[1]EMCORE
 http://www.emcore.com/
・[2]SOLOPOWER
 http://solopower.com/
・[3]NANOSOLAR
 http://www.nanosolar.com/


※関連記事:
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posted by 管理人 at 19:47 | Comment(0) | セル
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