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2013年06月02日

2012年度の太陽電池モジュール出荷量は約4.21GW、国内向け約3.81GW(前期比171.3%増)・輸出約400MW

太陽光発電協会が5月30日に、2012年度(平成24年度)の太陽電池セル・モジュール出荷統計を発表していました[1]。

このうちモジュール総出荷量4.21GWで、各種の内訳は下記の通り。(※数値の四捨五入は管理人による)


出荷先
  • 国内向け:約3.81GW(前期比171.3%増)
  • 輸出:約400MW
    米国:約84.5MW
    欧州:約79.7MW
    その他:約236MW
    (※セル・モジュール全体の輸出量は約562MW(前期比56.2)で、地域別では
      ・米国:約124MW(同55.4
      ・欧州:約176MW(同75.9
      ・その他:約262MW(同4.5
      欧州と米国は第3四半期以降に急減。
      その他は対照的に増加している。)

四半期
  • 20124-6:約548MW
  • 7-9:約720MW
  • 10-12:約1.10GW
  • 20131-3:約1.84GW

生産地域
  • 国内:約2.77GW
  • 海外:約1.44GW
    海外企業からの輸入分は約869MWで、国内向け出荷量全体のうち22.8%を占める。

種類
  • シリコン単結晶:約1.48GW
  • シリコン多結晶:約1.93GW
  • シリコン薄膜・その他:約803MW

国内向けの用途
  • 住宅用:約1.87GW(前期比55.0%増)
  • 非住宅:約1.94GW(同891.1%増)
    ・「非公的施設用」の「産業・事業用」の「連係有」:約1.07GW(同819.4%増)
    ・「発電事業用」(売電目的の500kW以上):約724MW(同1,251.5%増)

国内向けが前年度の約2.7倍と劇的な増加の一方、輸出量(セル・モジュール合計)は半減しており、輸出先の四半期別推移と合わせて、需要が各国・地域の政策に著しく左右されることを、改めて思い知らされます。

四半期別の出荷量の伸びは加速度的で、第4四半期の出荷量は1.8GWを超えていますが、同期には東京三菱電機産業システムでのパワコン受注が集中しており、認可が先立っていた産業用の実際の需要(着工)が2013年に入って本格化した、と想像されます。

国内用途別ではやはり、非住宅が住宅用を一気に追い抜いていることに、FITの効果の絶大さを強く感じます。

ただ欧州で既に実証されているように、買取価格の引き下げが市場の急速な縮小をもたらす危険性も、十分に留意しておく必要があると考えます。


※参照・参考サイト:
[1]平成24年度第4四半期及び年度値 太陽電池セル・モジュール出荷統計(太陽光発電協会)
http://www.jpea.gr.jp/pdf/t130531.pdf

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posted by 管理人 at 01:18 | Comment(0) | 市場・業界の動向:国内
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